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シリーズ物を追いかける楽しみ②

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 昔からシリーズ物を読むのが好きなんですよね~、ということで、以前、”note” した「シリーズ物を追いかける」の第2弾です。
 前回以降、読み上げたシリーズ物を紹介します。

(前回のものはこちら)

 

【シリーズ物の定義】
「同じ世界、同じ登場人物による異なる作品で構成される」ものとして、基本、5冊以上続いているものとします。
 ※ カッコ内の数字は既刊数



【海外編】

「トミーとタペンスシリーズ」:アガサ・クリスティ(5)
 ポアロでなくマープルでもない、”トミーとタペンス”の夫婦が活躍する冒険もの。ミステリー要素はあまりありませんが、好奇心旺盛で行動力のあるタペンスの冒険が楽しいのです。


「ライツヴィルシリーズ」:エラリー・クイーン(6)
 クイーンが創造した架空の街”ライツヴィル”を舞台としたシリーズ。

「探偵フィリップ・マーロウシリーズ」:レイモンド・チャンドラー(7)
 今回、読了したのは村上春樹訳です。

「フロスト警部シリーズ」:R・D・ウィングフィールド(6)
 だらしなく、適当なんだけど、憎めないデントン署のフロスト警部を主役にしたこのシリーズは、どれを読んでも似たような展開なんですが、不思議と惹きつけられるんですよね。


「エーレンデュル捜査官シリーズ」:アーナルデュル・インドリダソン(5)
 アイスランドのレイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公とするシリーズ。

「特捜部Qシリーズ」:ユッシ・エーズラ・オールスン(8)
 コペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークが追いやられた未解決事件を専門に扱う「特捜部Q」の活躍を描くシリーズ。
 とにかく「特捜部Q」のメンバーが個性的で面白いです!


「グレイマン・シリーズ」:マーク・グリーニー(8)
 すご腕の暗殺者グレイマンを主役にしたシリーズ。
 いわゆるジェイソン・ボーンみたいなやつですが、現代の世界情勢やハイテク情報戦、主人公のマッチョぶりが楽しいシリーズなのです。


「暗黒の塔シリーズ」:スティーブン・キング(8)
 キングの暗黒の塔(ダークタワー)のシリーズ。
 長いんですが面白いんですよね。読了までの道のりはこちらに”note”しています。「ダークタワーへの長い道のり」


【国内編】

「探偵沢崎シリーズ」:原尞(6)
 国内ハードボイルドの人気シリーズ。

「御手洗潔シリーズ」:島田荘司(31)
 既刊がたくさんあるシリーズですが、読み始めるなら初期作品がお薦めです。関係note→「新・日本の三大探偵」

「加賀恭一郎シリーズ」:東野圭吾(11)

「探偵ガリレオシリーズ」:東野圭吾(9)
 関係note→「新・日本の三大探偵」

「杉村三郎シリーズ」:宮部みゆき(5)
 扱う事件には悪意が溢れていて、読むと必ず嫌な気持ちになるのに読み続けてしまう不思議なシリーズ。


「葉村晶シリーズ」:若竹 七海(8)
 孤高の女探偵・葉村晶が職を転々としながら、様々な事件に巻き込まれるシリーズなんですが、とても面白くて読みやすいシリーズです。
 主人公の生き様がハードボイルドです。


「碓氷優佳シリーズ」:石持浅海(5)
 『扉は閉ざされたまま』から始まるこのシリーズは、最初から犯人は分かっている“倒叙モノ”なんですが、ちょっと普通の“倒叙モノ”とは違ってるんですよね。
 作者の石持浅海さんと同様、くせのある主人公、碓氷優佳の活躍?が楽しめます。


「サクリファイスシリーズ」:近藤史恵(5)
 ロードレースの世界を舞台にしたミステリーのシリーズです。
 関係note→「胸躍るマイヨ・ジョーヌの季節

「マルドゥックシリーズ」:冲方丁(12)
 自分の好きなSFシリーズは3部作になることが多くて、あまりシリーズまでいかないんですが、このシリーズ長く続いてくれていてありがたいです。
 サイバーパンクを題材にした、異能力者のバトルロイヤルみたいな感じなのですが、少年ジャンプで育った世代としては、胸を熱くさせられます。



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 好きなシリーズ物があっても、すぐに読んでしまわないように、(半年に1作ぐらいのペースで)ゆっくり読むようにしているので、現在も並行して読んでいるシリーズ物がたくさんあります。

 多分、また、2、3年したら紹介することができるかなって思っています。