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14歳から始めた1日5行日記でどんな夢も叶えてきた。

私にはたった1つだけ10年以上続いていることがあります。
それは1日5行日記を書くことです。

1日5行日記を始めたのは私が中学3年生に上がる14歳の時で、始めたきっかけは今思うと可愛くて、くだらなくて、恥ずかしいです。
中学校生活最後のクラス替えで、入学した頃からずっと片想いしていた人と同じクラスになりました。
14歳ながらに泣いても笑っても彼と過ごす日々はこの1年で終わってしまうんだと思い、どんな日も彼と過ごす毎日を大切にどこかへ記しておきたくて、毎日5行日記を書くことにしました。

なので5行日記を書き始めた最初の1年は、数学の授業中に彼と目があって嬉しかったとか、ほんとに今読み返すと恥ずかしくて可愛すぎるそんなことばかり書き綴っていました。
中学3年生で生まれて初めて日記を書き始めましたが、なんと1日もサボらず365日毎日私は日記を書くことができました。

中学校の卒業式、自分の1年間の日記を読み返してみました。
まずは日記に書かれた内容よりも、何かを1年間毎日続けたことが生まれて初めてだったので、誰かに見せるものでも何でもないただの日記でしたがとっても大きな達成感を感じました。

また大好きだった彼との一生忘れたくない楽しい思い出とか、毎日泣きながら13時間勉強していた中学3年生の夏休みとか、お母さんとのくだらない大戦争とか、、、大きいことでも小さいことでも何でも書き記しておくことで、鮮明にその時の風景や言われた言葉、匂いとかを思い出すことができたり、自分の感情をしっかり思い出せることが面白いと感じました。

元々は大好きだった彼との思い出をただ残しておくために始めた毎日5行日記でしたが、高校生になってもこの習慣は続けたいと思い、気づけば28歳になった今でも毎日5行日記が続いているのです。

高校生になり服に興味を持ち始めた私は、バイトを始めて自分のお金で服を買い始めるようになりました。
欲しい服を見つけてはその服を使ったコーディネートを考えて、着ている自分を想像してはイラストを日記に描いたりしていました。
イラストを描いてそしてそれを毎日見ることで、もっと現実的にその服に身を包んでいる自分を明確に想像することができ、バイトを頑張ることができました。
そして欲しい服はほとんど何でも自分で買えるようになりました。

そんな風に日記に欲しいものを明確に書き込み、しっかりそれを手にしている自分を想像することで、ちゃんと自分で欲しいものを手に入れることができる感覚を高校生の時に感じることができました。
28歳になった今でもどうしても欲しいものや、やりたいことを見つけてしまった時は、真っ先に日記に書き込んだりします。

小さい頃から羽田空港で働くことが夢だった私は、日記に飛行機のイラストもたくさん描きました。
「羽田空港をヒールで走り回る」と言葉でもはっきりと大きく何度も何度も書いてきました。
そしてその言葉を見て、毎日自分が羽田空港にいるところを想像しました。
実際にその夢を叶えるために今何をすべきなんだろうと考え、高校卒業後はエアラインの専門学校に行ったり、留学して英語を学んだり、中国語を習いに行ってみたり、日記に書いた通りの状態になるためにまっすぐその道へ進みました。
そして無事その夢を叶えることができました。

夢の羽田空港で働き始めてからは、卒業旅行で魅了されてしまい忘れられなくなってしまったバンコクに住みたいと思い始めてしまいましたが、そんな時も日記に「バンコクに住みたい」と何度も書き、具体的に何月までに空港での仕事を辞めて、「23歳にはバンコクに必ず住んでいる状態でいる」と書きました。
日記に「バンコクに住みたい」と書けば書くほどその想いが日々強くなっていき、その状態を叶えられていない現状に我慢できなくなってくる感覚を覚えました。
そして手帳に書いた通り、23歳の誕生日の2日前にバンコクにある就職先から内定をいただき、バンコクに住む夢も叶えました。

バンコクから帰国してからのこの3年間は、「言葉やイラストで人を幸せにする」というまだ形がほんわかとした新しい夢に向かって、ライターの仕事を経験してみたり、SNS運用の仕事を経験してみたり、最近は広告関係の会社に転職して、また新しいことを学んでいる最中です。

14歳から毎日5行日記を始めてから着実に、小さな夢も大きな夢も叶えてきている感覚があります。

もちろん仕事にまつわるこんな大きなことだけじゃなく、「今月は何本noteを書く!」「何曜日までに衣替えを完了する!」といった日常の小さな目標も毎週細かく書くようにしています。
過去14歳からの日記を読み返してみると、どこの学校に行こうか、留学先はどこにしようか、就職先はどこにしようかといった時に大きく苦しい選択から、来週末どこに遊びに行こうか、この夏の間に何キロ痩せようか、、、といった日々の小さな選択や目標設定の連続で人生ができているなと改めて再確認しました。

大きな夢を叶えるには、毎日の小さな目標を必ず達成し続ける大切さも日記を書いてきて学びました。
もちろん!過去に書くだけ書いてサボり続けてしまったものもあるし、実際にやってみてこれは自分には向いてないと気づくことができ、夢だったことが夢じゃなくなったこともありました。

目標や夢を言葉にして紙に書くことで、改めて自分の夢への気持ちを確認することができたり、その想いが日々強くなっていったり、次にそれを達成するために今何をすべきか明確に分かるようになりました。

また毎日たった2分でも今日はどんな1日だったかな?と考える時間をわざわざ作ることで、どんなにありきたりな毎日にもハッピーを見つけ出すことが得意になったり、人の良いところを見つけることが得意になったり、自分のよくなかったところをすぐに反省できたり、改善策をなるべく早く見つけ出すことができたり、誰もが忘れてしまったどうでもいい学生時代の面白かった思い出を私一人だけが一生覚えていたりすることができたり、、、自分の人生にとっていいことばかりな気がします。

そしてたまに過去の日記を読み返す時、19歳の自分はこんなにもがき苦しんでいたけどこんな風に闇を切り裂いて、こんな風に乗り越えていたんだなと過去の自分の日記から勇気を貰ったり、あの時お世話になったあの人元気かななんて、当時の出来事をその時と同じ温度で思い出して、何度も何度も出会ってきた人たちに感謝したり。

毎年毎年1年が終わる12月31日、1年間分の日記を読み返してみると、あっという間に思えた1年間でも日記にはしっかり日々やってきたことが刻まれていて、今年はこんなことにチャレンジしたんだなあ、こんな面白い出会いがあったなあ、こんなに家族や友達にお世話になったなあと忙しい日々で忘れそうになっていた大切な全てをしっかり思い出して、いっぱいいっぱい感謝していっぱいいっぱい自信を貰います。

これからも毎日2分だけ時間を作って、毎日の嬉しかったこと悲しかったこと、爆笑してしまった友達の一言、誰にも言えないこと、本当は誰かに言いたいこと、忘れたい出来事、忘れたくない出来事、いらないもの、欲しいもの、日々の小さな目標、人生の大きな目標、どんなこともしっかり言葉にして書いていきたいです。

毎日5行日記を続けて常に自分の心の中、夢への想いを明確に把握することで、私はこれからも人生でもつどんな些細な夢も、大きすぎる夢も全部叶えられると強く信じています。

やりたいことはいっぱいあっても常に頭の中がグチャグチャになってしまっている方、自分の感情にもっと向き合いたい方、毎日何をすべきか分からず何となく生きてしまっている方、絶対叶えたい夢がある方、、、意外と毎日たった2分でさえ時間を作るのってすごく面倒だったりしますが、それでも毎日5行日記を書く習慣本当におすすめです!

ここまで読んでくれてありがとうございました。
今日もみなさんの一日がハッピーなものでありますように。

それでは!

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