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蓋をされる誰かの傷は確かにあって押し込められるほど耐えられない程の暴君になって存在していると痛めつける

人の心は傷がついても見えない 体が傷ついても頑張ることはできるけどこころの傷って周りに伝えられないし突然痛みに埋め尽くされて苦しくなっても相手には分からない 話す事も出来ないほどに苦しくて誰かを傷つけてしまいそうな自分は誰かと関わることをずっと拒否している 動けないほどに蝕む苦しさをそんなのなんでもないじゃないとかなんでそんなに暗いのとか 無いもののように扱かう人には一欠片すら私の内側を見せたくない柔らかくて温かい私の内側に触れさせたくない絶対に 苦しさとか痛みを感じたことのない人がいくら私に話しかけてどうした よくなってと言われても話す気力すら無い 誰にも話したくない この傷が癒されるのは同じような痛みを抱えていた彼といた時だけだった その彼すら体を繋げたくて私を騙していたのだけど 弱さゆえと思うと辛かったけどそれすら愛おしすぎて頭を撫でて話を聞いてあげたかったけど彼は心を閉じていた 私も彼の傷に蓋をしたことがあったのだと思う 悲しくて悲しくて もう一度彼の傷に手を当ててあたたかく温かく包んであげたい この思いが透明にならないように誰かに読まれたい

過去を語り今を語り私の大切な記憶をここに残します。 思い描いていることを少しずつ何か形にしていく場所にしていきます。