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“食時間”を豊かにすること

はじめまして

『ゆっくり おいしい ねむたいな』と申します。
私たちは、“食時間”に関わる空間・食・ストーリーをデザインする会社です。

突然ですが、1日の生活の中でどこからが“食事の時間”が始まると思いますか?

例えば、家族で食事をする場合、全員でテーブルについた時でしょうか?それとも、料理を作り始める時でしょうか?もっと遡って、レシピを考えたり、買い物をした時点から既に“食事”は始まっているのかもしれません。
いつ・どこで・誰と・何を・どれだけ食べるか。少し考えただけでも、食事には多くの要素が複雑に絡み合っています。

私たちは、「食事」=「食べること」「食べるもの」と単なる行為や物質としてフォーカスするのではなく、その背景に広がる環境、時間、ストーリーまでを網羅し、その時空間全体“食時間”と呼んでいます。

ゆっくりとくつろいで、おいしいものを食べて、夢うつつになりたい。

誰しもが漠然と豊かだと感じ、憧れている時間をデザインし、全ての人に心地よく幸せな“食時間”を提供するために、『ゆっくり おいしい ねむたいな』は生まれました。


私たちのミッション

私たちは“食時間”をデザインして、いろいろな問題や課題を解決し、社会の幸せを高めることを大きな目標として活動しています。

その目標を達成するためには、人がどのような幸せをどのくらい感じているのか...といった幸せの数値を測る必要があります。

幸せは、単純な方法では測れません。幸せとひとことで言っても、「何をもって幸せなのか」は明確に表せません。ですが、心拍数、ホルモンバランス、感情、体温、声、睡眠の質などの複合的な数値の変化から人の幸せ指数を導き出すことができると考えています。

その幸せ指数を測る方法を見つけるため、私たちは様々な専門分野の方にインタビューを行なっています。


▼AIに宿る心と感情の数値化

▼パン屋さんが考える「食の幸せ」

▼テクノロジーと人間の未来の幸せ

▼動作から読み取る人の幸せ

▼アンケートから紐解く幸せ


そして、インタビューを進めていく上で、幸せ指数を測る方法を考えると同時に、「何を使って幸せ指数を上げるのか、私たちが世に出す1つ目の商品・ストーリーとして何が良いのか」を考えるようになりました。

食べ物、食器、家具、家電、場所...自分たちの生活を振り返りつつ、提供しやすいもの、手頃で手に取りやすいもの、幸せを感じるものを考えた結果、私たちはカレーに辿り着きました。

(↑開発途中のカレー)

カレーは、家庭料理でも、外食でもポピュラーな食べ物であり、手作りだけではなく、レトルトで簡単に食べることができます。また、諸説ありますがカレーは幸せを感じるホルモン<セロトニン>が分泌されやすいと言われています。

このような背景から、ただ美味しいと感じるだけではなく、食べると幸せを感じる、生活を豊かにするカレーを目標に、オリジナルカレー作りをはじめました。


これからのこと

現在、幸せになるカレー作りを行いつつ、実際にそのカレーを食べる前と食べたあとの幸せ指数を測る方法を模索中です。

引き続き、専門分野の方へのインタビューを行なっていますが、カレーを作ると決めてからは、より「食」と「幸せ」が紐づいた具体的なインタビューを行っています。


▼人は腸とホルモンから幸せを感じ取る

▼「美味しさ」を感情として捉える


カレーに関しては、試行錯誤を重ねほぼ完成系が出来上がっていますが、このカレーができるまでのお話も、noteにまとめたいと思います。


開発レポート初回のnoteはこちらから🍛

これから、よろしくお願いします。



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