失敗をしない事が、なぜ?最大の失敗か考えた事ある?
失敗をしない事が、なぜ?最大の失敗か考えた事ある?
物事に於いて、失敗は無いほうが良いに決まってます。
でも、人生に於いてはどうなのでしょうか?
小さな失敗を繰り返しても、成長して来た人。
失敗をせずに成長してきてから大きな問題にぶつかった人。
どちらが難題をクリアできるでしょうか?
誰でも、失敗する事は嫌だと思います。
そのため、失敗の要因は人のせいであったり、環境のせいだったり、他責を求めてしまいます。
でも、そこで自分の要因も認めて、同じ失敗をしないように成長する事が大事だと思います。
勉強が出来て、挫折しらずで駆け上がってきたエリートと、
雑草のように失敗を繰り返しながらも成長してきた努力の人。
10代、20代のうちはそんなに差がないのかもしれません。
でも、これが30代、40代、50代と年が経つと、失敗を経験しながら成長した人のほうが上に立っている気がします。
失敗をしてきた人は、何故失敗をしたのかを学んでいます。
もちろん、失敗する要因を事前に調べ上げ、失敗しないようにする事はとても大切です。
しかし、大きなプロジェクトや人が沢山関わる仕事になればなるほど、
不確定な要素が大きくなり、自分のハンドリングが効かないところで、失敗が出る事もあります。
そんな時に、挫折した経験がないと、どのように対処すべきか適切な判断が難しくなるのではないでしょうか?
若いうちは、買ってでも苦労をせよ。
石の上にも三年。
など、昔からある格言は、若いうちは理解できないかもしれませんが、
年を取ると、スッと腑に落ちる事もあります。
若い時代に恥を書くことは、一時の恥で済むことになります。
これが、人を率いる立場になると、信頼の問題や、競争の問題もあり、
なかなか失敗を認められなくなる部分もあるのだと思います。
私も何度か大きな失敗を経験しました。
経験した時は、しばらくの間は引きずり、辛い期間になります。
でも、時が経てば、あの時の経験があるから同じ過ちをしないように、
気をつけるようになったし、対策をする事が出来るようになったという良い面が見えてきます。
さらに、後輩たちが同じ失敗をしないように指導したり、ヒヤリハットとして防いであげる事も出来ます。
そして何より、部下が失敗した時に、その失敗の経験の辛さも理解した上で指導ができるというメリットもあります。
理想の人生はエリート街道まっしぐらで突き進める事が理想です。
でも、実際の人生は、そんなに要領よく生きていく事は難しく、
どんなエリートでも、巻き込まれるケースはあると思います。
流れ弾に被弾した時は、他人事として捉えず、自分ごととして捉えて、
その失敗を解決する為に何をすべきかを学ぶ。
同僚や同じ部署で、失敗があったら、他人事ではなく同じ事が自分にも起こるかもしれないと思い学ぶ。
という姿勢が、成長を促すのではないでしょうか?
最近のニュースやSNSの話題を見ていると、
失敗せずにチートなルートを駆け抜けることがカッコいいというような風潮が見られます。
でも、それって今はよくても10年後、果たしてそれで良いのでしょうか?
時が立てば、立場も変わります。
あなたは10年後、様々な経験をしてきた強い人になるのか?
失敗を恐れ、堅実なルートのみ通り、大きな成長ができない人になるのか?
どちらが良いですか?
どんな事でも、経験に勝る勉強はありません。
だから、失敗した時は、落ち込んでもこれはラッキーな経験だと考えるようにしてみたらどうでしょうか?
自分がまた一歩成長できた!
と考えたら、辛い失敗にも耐えられると思います。
もちろん、耐えるだけではなく、同じことを繰り返さない為に何をすべきか?
考え、実行していく事がとても大切です。
失敗をしない事が、なぜ?最大の失敗か考えた事ある?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?