君はなぜなぜ星人?うのみマン?
いきなりなんだこのタイトルはと思われるかもしれません。
最近、SNS界隈でも話題になる事があると思いますが、
ちゃんとソースも確認せずに、脊髄反射のように投稿ポストに反応したり、
本文をしっかり読まず、反応する人々が増えているように思います。
スマートフォンの小さな画面で、文字を読むというスタイルや、
そもそもデジタルで文字を読むという事は、目が滑って読む感じなので、
一部を見て反射的に反応するケースが増えた面もあると思います。
でも、根本で問題だなと思うのは、その内容が本当なのかどうか考えず、
この人が言っているなら正しいに違いない。
周りの反響もすごいから、間違いない。
みたいな感じで、自分の頭で深く考えずに反応している人が多いのではないかな?
と思ってしまいます。
インターネット黎明期の頃は、出どころ不明な情報には、ソースは?
と確認する人が現れ、ある程度真偽不明の情報には警戒していた気がします。
でも、デジタルネイティブなユーザーが増え、
SNSが発展し、友達と話をしている感覚で、なんとなく情報の真偽に対するハードルがグッと下がっているのかなと思います。
陰謀論や、偏ったニュース、フェイクニュースが巧妙になっている事もあるとは思いますが。。
でも、ここで一旦、立ち止まって情報のソースは何なのか?
その仕事の意味は何なのか?
そういった事を自分の頭で考える習慣を身につける事が大事だと思います。
長い年月が経過すると大きな差となって現れます。
考える事は面倒ですし、流されるのは楽かもしれません。
自分も社会人生活を20年以上経過して、考える事の大事さを学んだからそう思えるのかもしれません。
でも、物事の仕組みを考えたり、ネットの情報や仕組みをそのままうのみにしない事は、
あなたの人生に於いて、プラスな事象でしかないのは間違いありません。
例として無料で使えるものは、なぜ無料なのかを考えてみると・・・
なぜGmailやLINEは無料で使えるのでしょうか?
Gmailをユーザーが使う事によるGoogleのメリットは?
データ収集と分析:
ユーザーがGmailを使う事で、Googleはユーザーのメールの内容や行動パターンを分析することができます。
これにより、Googleアカウントを利用するユーザーに対して、より個人に合わせた広告やサービスの提供が可能になります。
広告収入:
Gmailの利用者データを元に、Googleはユーザーに関連する広告を表示します。
ターゲット広告の精度が上がることで、広告主にとってより効果的な広告が提供できるようになります。
エコシステムの強化:
GmailはGoogleのエコシステムの一部として、Google DriveやGoogle Calendar、Google Meetなどの他のサービスと連携しています。
Gmailを利用する事で他のサービスの利用に広がり、エコシステム全体の利用が促進されます。
ユーザーの囲い込み:
Gmailを使っていると、メールアドレスがGoogleのものであるため、他のGoogleサービス(例えばYouTubeやGoogle Photos)との連携が進みます。
クラウドサービスの活用:
Gmailはクラウドベースのサービスであり、Googleのデータセンターに保存されたデータを利用することで、Googleのインフラストラクチャーの利用効率が上がります。
Googleはクラウドサービスの提供におけるコストやリソースの最適化が図れます。
上記のようなメリットが考えられます。実際これによりGoogleは莫大な利益を得ていますよね。
LINEをユーザーが使うことで、LINEヤフーが得るメリットは?
データ収集と分析:
ユーザーのメッセージの内容や使用パターン、検索履歴などから得られるデータを分析し、広告のターゲティングや新サービスの開発に活かす事が可能です。ユーザーのニーズに合わせたサービスの改善や新しい収益モデルの創出が可能になります。
エコシステムの拡充:
LINEはメッセージングだけでなく、LINE Pay(決済)、LINEマンガ、LINEニュースなど、多様なサービスを展開しています。ユーザーがこれらのサービスを利用することで、LINEのエコシステム全体が強化され、ユーザーの囲い込みが進みます。
ユーザーの囲い込みとロイヤルティの向上:
LINEはスタンプや絵文字、ゲームなどの要素を通じて、ユーザーのエンゲージメントを高めています。
ユーザーを囲い込み、それぞれのサービスでの課金が可能になります。
パートナーシップとビジネス機会の拡大:
LINEは企業とのコラボレーションやAPI提供を通じて、企業向けのソリューションやサービスを展開しています。
ユーザーが増える事で、新たなビジネスチャンスを得るとともに、企業からの収益も得ることができます。
ユーザー基盤の拡大とネットワーク効果:
ユーザー数が増えることで、LINEのネットワーク効果が強化されます。多くのユーザーがいることで、より多くのユーザーが新たに登録し、プラットフォーム全体の価値が高まります。この効果により、さらに多くのユーザーや企業がLINEを利用するようになります。
広告ビジネスとプライバシーの関係性
広告ビジネスはパーソナライズ広告で効果的なターゲティングを実現し、収益を最大化します。
ユーザーデータの収集がプライバシーに影響するので、規制の強化や透明性、データ最小化が求められています。
広告配信側は、精度を上げる為に、あの手この手でプライバシーに関わる情報を収集しようとしてきたのですが、ヨーロッパを始め、各国でプライバシーを守る為に、規制が強化されるようになってきました。
つまり、広告を見る事で、無料でなんらかのサービスを使うが出来ます。
その対価として、私達は、自分の行動履歴やデジタルでの情報履歴を提供しているという事を認識しておく必要があります。
スマホゲームが無料で提供される理由
ユーザー獲得と拡大戦略:
無料でゲームを提供することで、より多くのユーザーに参加してもらう事が可能になります。
有料で始めるより敷居が低いため、ユーザーがお試しで参加するので、ゲームのプレイヤー基盤を迅速に拡大できます。
アプリ内課金:
ゲーム内でアイテムや通貨を購入できるようにし、ユーザーが実際の支払いを通じてゲームを楽しむことで収益を得ます。
このモデルは「フリーミアム」と呼ばれます。
広告収入モデル:
ゲーム内に広告を表示することで収益を得ます。
ユーザー数が多いほど広告の表示回数が増え、収益が増加します。
データ収集と分析
ユーザーの行動データを収集し、パーソナライズド広告やマーケティング戦略に活用します。
ゲームや他のサービスでの収益化が図れます。
競争優位性:
無料で提供することで競合ゲームに対して優位に立ち、ユーザーの関心を引きつけることができます。
これらの要素が組み合わせて、スマホゲームは無料で提供されながら収益を上げるビジネスモデルを実現しています。
ただ、昨今はサーバ費や開発費も高騰しているので、採算性が悪いゲームは早期撤退されるケースも増えています。
そのポイントは、実はタダではない
ポイントシステムは、顧客に一見「無料の特典」を提供しながら、企業にとって多くのメリットをもたらします。
その主な経営側のメリットは何なのでしょうか?
顧客のリピート率アップ:
ポイントシステムは、次回以降の購入時に使えるポイントを提供します。
そのポイントにより、顧客のリピート購入を促進します。
追加購入の誘引:
顧客がポイントを貯めることで、一定額以上の購入を促進する傾向があります。
ポイントを利用しながら、一回あたりの購入金額が増加されると、売上の向上が期待できます。
データ収集と分析:
ポイントシステムを通じて収集されるデータ(購入頻度、商品カテゴリー、利用時間など)を分析することで、
顧客の行動パターンや好みを把握し、マーケティング戦略や商品展開に役立てることができます。
マーケティングコストの効率化:
ポイントシステムを利用することで、クーポンや割引を使うよりも低コストで顧客の関心を引き、促進活動を行うことができます。
競争優位性の確保:
ポイントシステムを導入することで、競合他社に対する差別化が図れ、顧客を引きつけるための強力なツールとなります。
顧客の獲得と維持:
ポイントシステムは新規顧客の獲得を促進し、既存顧客の維持にも役立ちます。
紹介キャンペーンなどを通じて新規顧客を引き込むことも可能です。
在庫管理の改善:
ポイントシステムを通じて得られる購買データを活用することで、人気商品の把握や在庫管理の最適化が図れます。
ポイントシステムのコスト:
ポイントシステムを運用するためには、ポイントの発行、管理、会計処理、システムの維持などに一定のコストがかかります。
しかし、これらのコストは、顧客のリピート率や売上増加といったメリットによって、コストを上回る収益の可能性を提供してくれます。
上記のようなメリッでポイントシステムは企業の収益性や顧客ロイヤリティを向上させるための効果的なツールとなっています。
このように身近なものでも、無料だからと思って使っていると、実は企業側には多大なメリットがある事がわかるのではないでしょうか?
安易に、何でも無料だからとホイホイ登録してしまうと、実はその対価として自分の情報を渡している可能性があります。
一度立ち止まって、これは何故、無料で提供できるのだろうか?
この情報は果たして本当なのだろうか?もっと多元的に情報を収集してみよう。
と考える人と情報をうのみにしてしまう人
あなたはどっちのタイプですか?
君はなぜなぜ星人?うのみマン?
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