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お金を考える。パチスロで勝つためには、機械割の意味を正しく知ることが大事。

パチスロには「設定」という機能があり、それが6段階あることは前の記事にて説明させていただきました。では、なぜ低設定は勝ちにくく、高設定は勝ちやすいのでしょうか。それには「機械割(出玉率)」という数値が関係しています。まずは下表をご覧ください。

上表は、パチスロ業界でもっともオーソドックスな機種「アイムジャグラー1EX」の設定別の機械割をまとめたものです。機械割は機種によってことなりますが。現行機種の上限は119%になっています。※6号機と呼ばれる機種は最大115%未満に規制されています

「アイムジャグラーEX」の設定6の機械割は「105.1%」とこれは全体的にみても低い部類に入ります。このような機械割の数値を雑誌・ネットでよくみかけると思いますが、皆さんはこの数値の意味を正しく理解していますか。

機械割を言い換えますと「払い出し確率」のことで、

払い出し枚数(台から出る枚数)÷ 投入枚数(台に入れちゃった枚数)×100=機械割 となります。式に直すと、

(ゲーム数×3 プラス差枚数)÷(ゲーム数×3)=機械割 となります。

まったくパチスロをしないという方のために補足しておくと、ゲーム数とは、何回スロットを回したか。×3というのは1回スロットを回すのにメダルが3枚必要になります。

例を挙げると、、

6000G回して、メダルを2500枚(等価交換でメダル1枚×20円なので5万円)勝ったとします。投資は2万円。となると差枚数はプラス1500枚(2500枚-1000枚(投資分))となります。

式は[6000×3(2500-1500)]÷(6000×3)=108.3333% つまりその時の機械割は108.3%となります。

逆に考えると、機械割108.3%の台を6000Gプレイしたときに期待できる獲得枚数は、6000(G)×3(枚)×0.083=1494(枚)となるので、期待できる枚数は約1500枚になることがわかります。よって機械割が100%ということは投入枚数と獲得枚数が等しい状態ということがわかります。つまり、100%を超える高設定=投入枚数より獲得枚数が多い=勝つということになるのです。

しかしながら、機械割は“等価交換”で考えられているので、換金率が悪い6枚交換や7枚交換(いまはほとんどありませんが)だと勝てる金額が下がります。

つまり、機械割100%の台は期待獲得枚数は0枚。等価交換(1枚=20円)でプラスマイナス0円。6枚交換(1枚=約16円)だと、マイナスになります。

いま全国的に等価交換の禁止が広がっていますので、設定状況が変わらない限り勝つことが厳しくなってきています。

機械割と交換率の関係性を改めて知識としてもっていただければと思います。



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