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【転職】アパレルからIT業界に飛び込んだらプロダクトマネージャを目指すことになった

新卒から8年半働いたアパレル会社を辞めて、IT業界に転職してから6ヶ月が経ちました。あっという間に時間が過ぎていきました、信じられない。

業界が変わる、扱う商品が変わる、一緒に働く人が変わる、こんなに目まぐるしい時間はこれまでの社会人生活の中では経験したことがなかったです。

前職では海外営業でしたが、今はプロダクトマネジメントをするチームで働いていて、PdM見習いみたいな感じです。

まるで知らない国に移住して、生活しながら日々知らない言葉を学んでいくような感覚で、タフではありながら徐々に意味不明だった言葉を理解し始める小さな達成感があります。転職が正解だったかどうかはまだわかりませんが、日々知らなかった技術とか言葉に出会っては苦しみながら学ぶプロセスは面白いなぁと思います。

この記事では、アナログな仕組みでまわっている会社が多いアパレル業界(実際僕が働いていた会社はかなりアナログでした)から、IT系の会社に転職することで苦戦したことを整理したいと思います。異業種・異業界に飛び込む恐ろしさはありつつも、やりたいことを諦められない人も多いのではないかと思うので、どこか参考になる経験があれば幸いです。

そもそも打ち合わせで使われる言葉がわからない

一緒に働くプロジェクトメンバーは日本人だけじゃなく、アメリカだったりオーストラリアだったり、アジアだったり、比較的多国籍な構成です。そのため英語で打ち合わせが行われることが多いのですが、技術的なワードがマジでわからない。技術的でなくても使われいるワードがわからないことが多いのですが、職場が変わると使われる英語も変わる。僕の英語力が足りてなさを実感しました。

例えば…
Imperial and metric = メートル法とヤード・ポンド法
Placeholder = 仮置き
Median = 中央値

一応アパレル業界で5年ぐらいは海外営業として働いていたので、基本的な英語スキルはあると自負していましたが「あぁ僕のレベルでは通用しない」と落ち込みました。転職して2週間目の出来事です。

落ち込んでからCamblyで英会話レッスンを受けたり、同僚に英語での1on1を依頼したり、ポッドキャストを聴いたりして英語力をゴリゴリに磨きました。

とはいえ、英語はポータブルスキルと言われたりしますが、異業界に飛び込む上でチームに入っていく武器として役立ちました。配属されてすぐに英語ができないメンバーの代理で話したりすることで存在感を出せますし。

アプリ、インターネット、AIがわからない

もちろん技術的な話はもっとわからない。普段使ってるアプリが動いている仕組みや、プログラミング言語や、アプリにつきものの個人情報を扱う時にケアするべき法律とか、何もわからない。AIを使ったプロダクトもあるのですが、教師あり学習?教師なし学習?強化学習?ってなに?回帰分析ってんだっけ?英語ではRegression?みたいな状態でした。ド文系なので。

社内の詳しい人におすすめ書籍を教えてもらって4冊ぐらい読んで必死に勉強しました。多分未だに理解できてないです。

プロダクトマネジメントがわからない

採用されたときはプロダクトマネジメントに関わる予定ではなかったのですが、ひょんなことから関わるようになりました。海外営業をやる予定でしたが、予期せぬキャリアチェンジ。

プロダクトマネジメントって何やねん?プロダクトマネージャーってテクニカルな背景がある人が、開発とビジネスをまとめ上げるすごい人、みたいなばっくりとしたイメージがあったので、自分が重責担えるの?と未だに不安です。

わからないことは本を読んで学ぶしか無いので一旦3冊読みました。でも未だにわからない。マジでわからない。

Non-Technical PMとして活躍するための講義を観たりして自分を鼓舞しています。(いるかどうかわかりませんが)同じ境遇の人はぜひ観てみてください、勇気をもらえます。やるぞ!

まぁわからないことは多いがどうにかなる!

異業界・異業種で転職したのでとんでもなく苦戦していますが、これまでのキャリアで得た経験も少なからず役になっているので楽しくやってます。当面の目標は「英語が話せるPdMになる」。英語の基礎はあるけど、グローバルなプロダクトマネジメントチームで働く上で十分な英語力を身につけたい、そして技術への理解・ビジネスへの理解を深めていい感じのPdMになりたいな、などと漠然と思っています。

同じ境遇の人、プロダクトマネージャーやってる人、あるいは目指している人と交流したいので、お気軽にお声がけさせてください。

この年齢になってもチャレンジだらけで勉強することだらけなのはいいことだ!と言い聞かせて、まだまだやっていきます。


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