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血液検査で発覚!まさか自分が病気になるとは

最初に異変に気付いたのは確か中学生の頃。
寒い日は見たことないくらい手が真っ白になっていたんです。それがいつのまにか、グレーになっていた。UNIQLOのダークグレーのスウェットと同じ色に。
その時はただ血色が悪いだけ、むしろ変な色の手を友達に見せて笑っていました。

でもそれは、「レイノー現象」という、SLEでよく見られる症状だったことは、これより数年後に分かります。

そして高校時代。
わたしは大阪市内でもトップクラスの公立高校に通っていました。
ものすごく負けず嫌いな性格で、勉強ではとにかく1番になりたい!と、高校に入ってからも上位の順位を維持していました。

高校1年の終わり、テレビで健康番組を見ていてふと、自分も血液検査くらいしておいた方がいいかな…と思い、近所の病院へ行きました。
そこでたまたま判明したのが、抗RNA抗体が陽性であること。膠原病で見られる現象です。

膠原病の可能性があると分かったわたしは大病院を紹介され、受診することになりました。

2010年4月の血液検査の結果
WBC2300(Ly22%)、ANA x1280(Sp)、抗RNP 182、抗Sm 11.0、抗SS-A 90.3、抗SS-B 10.4

抗核抗体、血清低補体価、白血球減少、蝶形紅斑、レイノー現象、抗RNA抗体などのチェック項目に引っかかり、
SLEの疑い、MCTDの可能性ありとして、無投薬フォローが始まりました。

SLEの診断基準は病院のサイトなどに詳しく書かれていますので、詳細気になる方は調べてみてください◎
↓こちらとか分かりやすいと思います。
http://www.imed3.med.osaka-u.ac.jp/disease/d-immu04-1.html

その時は、いやいやまさか自分がそんな病気な訳なかろう、まだ高校2年生なのにそんな特定疾患(今でいう指定難病)なんてありえない、そう思っていました。

この結果が出たあと、わたしはしばらく漢方を飲むことにしました。
漢方って臭いし不味いし量は多くて粉だし最悪で。カプセルやオブラートに包んで飲んでましたが、量がほんとに多くて、カプセルなら1日20粒以上にもなるレベルでした。お弁当箱に入れて毎日高校に持って行ってたなぁ…(笑)
漢方の先生は「SLEは漢方で治る」と言ってたみたいだけど…治らない病気ってどの本見ても書いてるんですけどね。う〜ん(^^;)

それからそう遠くない未来、同じ年の7月。
39度を超える発熱、頭と喉の痛み……1週間後、入院することになりました。


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