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【集客】飲食店が新規のお客様と会話をするきっかけ作り

飲食店で働いている方で、特に接客になれていない方はぶち当たるだろう【接客】という名の会話。

今、会話を弾ませ、お客様の心をぐっとつかむような会話がリピートにつながるなんて言われています。

でも実際会話なんてできない、切りだし方がわからない方も多く、またマニュアルにしづらい分、教えてくれる人によってその方法もまちまち。

最初の入りだしがわかれば、きっかけが作れるのに…なんて方も少なくないですよね?

そんな方に向けて、今回は私が飲食店で経験し、培ったある魔法の言葉を無料で教えたいと思います。

この言葉だけでほとんどお客様との会話のきっかけとなります。

会話のきっかけ作りになる言葉

まず最初にその言葉を教えます。

今日はお仕事ですか?

今日はお休みですか?

この二択です。

「なんだそんなことか」と思われた方も多いかもしれませんが、実際そうやってきりだしていますか?多分意識している方は少ないと思います。

ではなぜこの言葉が魔法の言葉なのかというと、

ほとんどの人(お客様)に当てはまる言葉だからです。

要は新規でも常連様でも、関係なく使え、何回も使える言葉であり、会話の幅が広がる言葉ということ。

簡単な言葉ではありますが、意識して発している方は少ないと思います。

ここから次では更に細かくこの言葉について説明していきます。

広がる会話の幅

古いイメージもありますが、その方の年齢、容姿からまず言葉を選択していきます。

スーツの方には「今日はお仕事ですか?」

私服のイメージがあった方、年齢が若そうな方には「今日はお休みですか?」

と選択します。

そこからの答えは様々だと思います。

例えば

当てはまれば「そうです。」と答えてくれる方もいるでしょうし、反対に「実は今日は…」と話し始めてくれる方もいると思います。

実際、後者の「実は今日は…」と話しだしてくれる方なら問題ないんです。そこからは聞き手に徹すればいいわけなので。

問題なのは「そうです。」と答えた方。

そこで会話が終了してしまう可能性が高いうえに、もしかしたら会話したくない方なのかもという憶測も生まれてしまいます。

きっかけさえあれば会話ができるという方はここで閲覧終了で構いません。それだけ使いやすい言葉だという事を覚えて頂ければと思います。

では、その後どうすればいいのか?わからない方、向けに今回はその後の言葉の選択肢もご紹介したいと思います。

言葉の選択肢

多くの方は、会話の中で個人情報になるような事を話したがりません。

よっぽど自分の自慢話がしたい方は別ですが、ほとんどは、

・何の職業か?

・家はどこなのか?

・名前は?

・年齢は?

・恋人、結婚は?

など、特に最近では○○ハラスメントといわれるものが多く言葉や質問にも注意が必要で更に何を話せばいいかわからない事もあります。

そこで考えるのは、時間、場所、経緯です。

これは直接的な質問ではなく、回りくどいイメージを意識します。

時間帯でいえば、来店が何時からなのかで

・遅い時間ならお仕事遅いんですねや、どこかお出かけでしたか?など

場所でいうなら

・ここからお近くなんですか?という質問で移動手段や地域などの話題に振ることができます。

経緯については

・ここに来店された、選ばれた理由を間接的に「お店にはよく来られるんですか?」と聞く。これにより新規なのか常連なのかもはっきりするので方向性もみえてきます。※ただし経緯については一度聞いたら2回目は失礼にあたるので注意。

その後の会話の幅はその答えによって変わり、きっかけとしてはある程度の情報が入るはずです。

注意とポイント

ちなみに、これは前提として飲食店で働いていて、最低限マニュアルやサービス、心遣いができる人であることが必須となります。

そもそも業務がまともにできないひとの会話などお客様からしたら一生新人扱いで飽きられます。

また、会話にとらわれすぎ、話が弾みすぎて本来の業務や他のお客様への配慮ができていなければ全く意味がありません。

終わっている料理をさげない。

ドリンクが空なのに伺わない。

私語が多い。

シルバー(フォークやナイフ)などを落としてしまった時に素早く対応できない。

提供が遅い、などなど「配慮」という言葉だけで沢山あります。

また、よくありがちなのが新人のうちは会話から、などと指導する管理者。

それをうのみに新人は会話しかしません。

『会話もできるのか』、『会話しかできないのか』これだけで大きなちがいです。

まとめ

今回は会話が苦手な飲食店むけ、話のきっかけづくりに最適な魔法の言葉をご紹介しました。

人によって合う合わないはあります。

それは店員もお客様も一緒です。

業務の中で絶対会話が必要ではありません。最低限の心遣い、お客様の事を思う行動の中に「楽しい会話」があるとおもいます。

それを踏まえた上で実践して、お客様へのアプローチの第一歩として頂ければと思います。




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