知り合いのいない富山でデザインの仕事を受注する壁
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知り合いのいない富山でデザインの仕事を受注する壁

スカビ こと sky visual works inc. が富山から愛を込めてお送りするお仕事とプライベート、その周辺の物語やエッセイなど。

巻き込む人になかなか出会わない
まずは、経歴紹介を兼ねて自分の経歴とその時々のデザイナーとしての役割について振り返ってみました。
富山に来てから、相談をもらう機会も少なく、空いている時間には、自分の想いと仕事に対してのスタンスを見つめ直しながら、新たにチャレンジしてみたいことに、時間を掛けて取り組んでいます。

企画立てて、プロデュース業も一緒にこなしていると、知り合いが少ないので、全ての業務をこなすことに。自分への負担が凄い事になってしまって、TheMarketというイベントを開催した時には、エネルギー使い果たして、ゾンビ状態でした。
アートディレクターは「人を巻き込むこと」が仕事なので、ここ富山でもあらゆる方面のナイスな人と一緒に仕事していきたいと切望しています。

独立前独立後の話し
広告制作のプロダクションにデザイナーとして勤めていた若かりしころ、仕事の進め方は、クライアントやブランド別に上司となるアートディレクターが担当を受け持ち、その指示の元、デザインを提案、素材作り、定着させるという毎日でした。
フリーになると、業務の幅は広がり、スタッフやスタジオやロケバスなどなど、自分で手配することは増えて、仕事によっては単純な「デザイン発注」ではなく、最初の打合せで「どんなお仕事ですか?」と、こちらから仕事を聞き出す「相談に乗る」という業務も加わってきました。

富山に来てから
さて、富山に来てからは、だれも、私のことを知らないので、所属しているデザイン団体を頼りに展覧会に参加して横の繋がりを作ろうと活動したり、デザイナーとして、関わってみたいプロジェクトや団体を探して連絡し、企画書を書いて持ち込んだりと、移住をして自分が何をしたいのか、この機会に、つくづく見返すつもりで、営業を楽しみました。

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JAGDA TOYAMA 2019_Green展作品

「何事も積み上げだ」と思う一方で、
「誰も知らないところでゼロスタートしてみたい」という欲求の中、
わたしのデザイン業は誰からも「どんな作品を作る、どんな人か」を知られることなく、例えば、サラリーマンやめて農業始める人とか、南の島に移住してガイドに転身する人、とはちょっと違う。知らない場所で路上ライブするイメージ。
「できる事」は変わらない、周りが誰も、自分を知らないという状況。
その「できる事」から見直したいと思っていたのです。

一緒に考えてアウトプットするデザイン業の人
デザインはゼロからイチを生み出すお仕事と、イチをイチで返すことを望んでいる仕事もあって、その見極めも含めて、まずはお話しを聞くことはとても大切だと思っていて、だけど、多くの場合、内容は分からないけど幾らでできるか?が先行します。

ですので、わたしの場合、オープンな営業ができずに、知り合い伝で、
「やってほしい事を、一緒に考えてアウトプットするデザイン業の人」
的なスタンスで活動しています。

仕事があまりにも伝わりづらいので、少しずつnoteに綴ることにしました。

アップルの製品がお手頃価格で手に入るようになり、「アドビのソフト」が「スマホのアプリ」に進化した。本来であれば、苦しみながらゼロイチを産み出すデザインというお仕事を、進化したアプリとwebの世界を駆使した編集のテクニックで、デザインとして成立させてしまうプロも現れて、受発注のお手軽さを目を細めて見ています。

そんな時代だからこそ、伝える絵面よりも伝わり方を考えて
ご相談から始まる「時間は掛かるけど、寄り添うデザイン」を続けていきたいと思います。
富山に来てから、益々そう思う。

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スカビ こと sky visual works inc. が富山から愛を込めてお送りするお仕事とプライベート、その周辺の物語。 デザインの仕事が人とのつながりで成り立っている。という話題がメインです。 instagram: skyvisualworksinc