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【英語】気づくまでは学べない


今回はHow Languages are LearnedのEXPLAING SECOND LANGUAGE LEARNING、つまり第二言語習得に関する部分をまとめてみようと思います。

あまり専門的なことを書いても面白くないので、今回からは自分が英語を勉強してきた経験なども踏まえて書いていこうと思います。

みんな違って当たり前

第二言語を勉強する人には小さい子供もいれば既に母国語で仕事をしている人もいます。

小さい子供は母国語を覚える時も同じですが、新しく覚えたことを楽しそうに話します。それは第二言語においても同じで、全然わかってなくても楽しそうに話します。一方大人は自分の思ってることがうまく伝わらずストレスを感じやすくなっています。

例えば下手な英語は話したくないといった状態を想像すると多くの日本人に当てはまるのではないでしょうか。

また既に母国語を習得した人はその言語の考え方に引っ張られて間違った推測を立てるなんて状態も起こり得るのは簡単に想像できると思います。

勉強するタイミングでも違いはある

例えば海外に住むことになった時、子供は歌やゲームをしたりすることで比較的幅広い言葉に触れる時間が多くなりますが、大人は買い物や、仕事など、限定的な言葉にしか触れない傾向があります。

僕はカナダに21歳の時にワーキングホリデーに行きましたが、それでもその感覚はなんとなくわかります。

自分はまだ学生だったので、できた友達も学生が多く、比較的スラングを聞いたり使ったりして生活していました。
もちろん今も当時の友達と話をするときには当時のような話し方をしますが、今海外に出張に行って交渉したり、会食をしたりする時には英語でも話し方をフォーマルにするように心がけています。

仮に今カナダに行って英語を勉強するとなると、出会う人や覚える単語なんかも異なってくるんじゃないかなと思います。

色々気にして自動化していく

何事においてもそうですが、何かを習得しようとすると最初は色々気をつけることが多くて大変ですが、ある程度練習や経験を重ねていくと最初は色々考えていたことも勝手にできるようになっていたりします。

そして、その状態になると更に新しいこともゼロベースの状態に比べて吸収するスピードが上がっていきます。

英語で例えると、refrain~ fromやprevent~ fromという抑制するとか防ぐといった単語にはfromがつくとか、turn~ intoやchange~ into、translate~ intoといった何かを変化させる単語にはintoがつくなど徐々に共通点を発見し、理解が深まっていきます。

例外を常識にする

何事においても言語化できるものと、言語化はできないけどなぜかできるというものがあります。

言語化できるものはDeclarative Knowledgeと呼ばれ、言語化できないものはProcedural Knowledgeと呼ばれます。

言語化できないけどなぜかできるというのは、自転車に乗るときどうやってバランスをとっているか言語化してちゃんと説明はできないけど出来ているみたいな感じです。

英語においても言語化できるように考えて、気づいたらなぜかできるようになって、細かいところは説明ができないけどやっぱりこっちなんだよなという感覚を得ることができるようになると、かなり使いこなせてきたという状態になっているのではないでしょうか。

何事においても例外はありますが、例えば英語ならseeの過去形のsawは例外です。最初はもしかしたらI saw the film.をI sawed the film.やI seed the film.と考えるかもしれませんが、例外として覚えると、例外のものも違う形で当たり前と自分の中で常識となっていきます。

これが”習得”だと思います。

違和感を感じるようになったら成長している

He saysやShe saysは三単現のsがついており通常のsayと形が違っていますが、何度も聞くのである程度勉強した人であればsがついてないと違和感を感じると思います。

おそらく勉強を始めた当初は違和感に気づくことはできないのではないかと思います。

これは何度も触れているから気づくことで、あまり見ないような言い回しとかだとおそらく気づきません。

英語においては日本語にはない前置詞があったりするので、単語単体ではなく塊、例えば句動詞のよう形で覚えることが効果的です。

話すことも大事

日本にいる間はあまり話す機会がありませんが、英語を習得しようと思うなら話すことは非常に大事になってきます。

なぜなら、会話をすることでどうすれば会話が続くのか身をもってしることができます。

言葉が伝わらないときは話し手は言葉を言い換えて何とか伝えようとしますし、聞き手は何とか理解しようと自分が知っていることに言い換えて確認をするからです。

このお互い理解しようとすることがインプットの理解を深めていき、ひいては英語習得につながっていきます。

あまりしゃべる機会がないよ(´;ω;`)
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気づくまでは学べない

Nothing is learned until it has been noticed.
つまり気づくまでは学びがないということです。

自分の思っていたものや自分の知っているものと実際に見たり聞いたりしたものとの違いに気づかない限り学びはありません。

つまり上達もしないということです。

例えば、migrant(移民)という単語があります。
発音はマイグラントとなります。

僕はカナダにいたとき現地の友達としゃべっていて、ミグラントといったのですが通じず、スマホで単語を書いたときに「それはマイグラントだよ」と言われて間違いに気づきました。

おそらくもう一生間違えることはないと思います。前別のnoteでも書きましたがアハ体験をするということが大事という話につながると思います。

ちまみにその時immigrantとemigrantの話にもなりました。
immigrantは外国から入ってきた移民の人。
emigrantは外国へ出ていった意味となります。

これはもともと接頭辞im(中へ)とemi(外へ)を知っていたのでドヤ顔で回答したのを覚えてます笑


今回も色々書きましたが英語勉強においては色々な分野の英語に触れるのが効果的だと思います。

英会話に焦点を絞るなら個人的にはできるだけ簡単な言い回しで会話をするのがいいと思っています。

日本の大学受験やTOEICに出てくる単語は個人的な体感ですが実際のカジュアルな会話ではあまり出てこなかったりするからです。

例えば我慢するはbe patientではなくput up withが使われたり火を消すもextinguishよりput outが使われていたりします。

難しい単語を覚えるならbreaking ball(変化球)みたいな単語を覚えた方が友達ができます(`・ω・´)

まあ(発音方法も含めて)単語を知っているだけで聞き取れる会話は多くなるので結局は単語力も最後には必要になってきますが(;´▽`A``

自分もまだまだ学習途中ですが千里の道も一歩からということで少しずつ頑張っていきましょう!

それでは(^^)/



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