経験をお金に変える手順について
中野丈矢です。
「経験をお金に変えよう」とは聞くけれど、実際にマネタイズできる人はどれくらいいるのか？
とても気になりますね。
手順さえ踏んでいけば、経験はお金に変わります。その手順についてお伝えしていきます。
選ばれる理由はすでに持っている
「個性で売れるマンツーマンプログラム」の受講生さんの中には、行政書士としてご活躍なさっている方もいます。
１５年以上、行政書士として活動されてきた方です。
「マネタイズポイントが分からない・・・」とのことで、初回のコンサルをスタートしました。そこで僕は、じっくりと時間をかけてヒアリングをさせて頂きました。
「マネタイズポイントが分からない」という場合のほとんどは、整理できてない状態です。つまり、自分一人では気づけない部分も多く、その一つとして「なぜ、選ばれているのか？」という理由の突き止めです。
だからこそ、じっくりと時間をかけて、「どうして選ばれているのか？」という選ばれる理由を探っていきました。
「なぜ、私を選んでくれてるのか？」
ということについて、正解を突き止めていきます。
一つ一つの頂いた案件に対して選んで頂いた理由を突き止めていけば、違う案件にも共通している選ばれる理由が潜んでいます。
例えば、Aさんにご依頼頂いた理由と、Bさんからご依頼頂いた理由には必ず共通点があります。もしかすると、同じ理由でご依頼頂いているかも知れません。
選ばれる理由の言語化さえできれば、「人に見てもらえる場所」に持っていくだけで、SNSやブログで発信すればするほど、ご依頼は増えていきます。
この行政書士さんから頂いた初回コンサルのご感想です。
引き続き頑張っていきましょう^^
経験はお金に変わる
これからの時代は、AIの普及によって働き方も変化していきます。では、どのように変わるのか？というと、問題解決の価値が下がっていくということ。
少し前までは、「ビジネスとは顧客の問題を解決することだ」とされてきました。けれども、生成AIに聞きたいことや知りたいこと、悩んでいることを相談することで、解決策を提示してもらえます。
先日、chatGPTにこのような質問をしました。「あなたの悩みを教えてください」と聞いてみました。すると、このような解答が返ってきました。
まさに完璧な解答です（笑）質問した側が、質問されるという解答が返ってきたのです。
何を伝えたいのかと言うと、専門家に問題を解決してもらう方法を、わざわざお金を払ってまで教わる時代ではなくなっている、ということ。つまり、問題解決の価値が下がっている、ということを意味しているのです。
例えば、僕に関して言えば、子育てに関する悩みが出てきたら、生成AIで解決方法を手にできます。わざわざ子育て本を買ったり、あるいは役所に行って子育て相談で足を運んでまで時間やお金を使う時代ではなくなってきています。
しかし、万能に見えるAIにも欠点があります。それは、繋がりを生み出せない、ということ。
経験をお金に変えるには、問題解決させる方法を提示することや、ノウハウの提供することではなく、まずは人との繋がりを生めるかどうか。もしも、これまでを振り返って、人との付き合い方に苦手意識があっても、自分の考えを発信することで、同じ悩みや葛藤を抱えた読者との繋がりが生まれます。
そのような共感が生まれた結果、「あなたの講座に興味があります」「あなたのコンサルを受講させてください」という問い合わせが増えていくはずです。
経験をお金に変える手順ですが、「ビジネスとは問題解決」ではなくなってきています。
では、どのように変わっているのか？
それは、繋がりが生まれてから、解決策の提示する、という流れに切り替わっていると言えますね。
個性なら、繋がりを生める
フォロワーが多くても、マネタイズに苦戦する人もいます。逆に、フォロワーが少なくても、マネタイズに成功してる人もいます。
この違いは何なのか？
やはり、繋がりを生めているかどうか。たったこれだけの違いが、ビジネスにも大きく影響しているのです。
ノウハウが欲しくて読んでくれているフォロワーさんと、あなたの考えや価値観に触れたくて読んでくれているフォロワーさんとでは、繋がりの濃さが違いますね。
埋もれている人のほとんどは、ノウハウやフレームワークを発信しています。確かにノウハウやフレームワークを発信することで、お役たち記事として成立しますし、いいねの数やアクセスも伸びていくはずです。
けれども、経験をお金に変える手順としては、
①繋がりを生んで、
②経験で問題を解決する
という手順です。
もしも、ノウハウやフレームワークを発信し続けていても、生成AIのような便利屋さんとして機能は果たせます。しかし、マネタイズポイントとは、「ここでしか聞けない話」や「あなただから語れるコンテンツ」です。
今回の記事でご紹介した「個性で売れるマンツーマンプログラム」の受講生さんである行政書士さんのように、「自分だから語れるコンテンツ」を見つけることで、発信の数だけ売上を伸ばせる生き方ができるはずです。
人の数だけ経験があります。経験とは、「before → after」のプロセスを語ることに他なりません。
飛び抜けた実績がなくてもこれから”いくらでも”作ればいいわけで、乗り越えた経験を語ることがマネタイズポイントになるわけです。
beforeが「−７０」からスタートして、afterが「３０」でゴールできたら、「＋１００」の価値として、経験をお金に変えられるわけです。
「個性で売れる」とは、
「自己理解 → 言語化 → 個性で売れる」
というステップで、集客の再現性を確立していきます。
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