「個性で選ばれるビジネス講座」をスタートさせました。
中野丈矢です。
その他大勢と差別化されず、自分の個性をウリにすればもっと自分らしく生きれるはず・・・
そんな想いから、「個性で選ばれるビジネス」というテーマを掲げて、８月後半にかけて情報発信講座をスタートさせました。
平日コースと土曜コースとに分かれて、忙しい人でもなるべく参加しやすい形を取りました。
受講生は、カウンセラーやセラピストやプロコーチ、塾経営者や、なんとか認定講師や物販ビジネスをなさってる方々です。
「自分らしさ＞ビジネス」という新しいモノサシをビジネスに落とし込んでもらうことで、個性で選ばれるビジネスへ近づいていけるはずです。
お客さんに「個性」で選んでもらえれば、差別化なんてやる必要はなくなってしまいますね。この世に一人しかいないユニークな存在である自分の「個性」をウリにしてビジネスができてしまうわけですからね。
起業塾で学んだことを活かしきることができず、「自分には向いていないんだ」と諦める必要はありません。また、コンサルタントに言われた通りには中々できず、さらに成果が出なくても「ビジネスには向いていない」ことには繋がりません。
自分の個性と合わなかった・・・だけなのかもしれません。
それは、どういうことか？
「自分らしさ＞ビジネス」という基準もあって良いと僕は思う
なぜ、「自分らしさ＞ビジネス」なのか？
確かに自分の個性を、起業塾やコンサルから教わった「型」にハメていくことで短期間で売上は上がるかもしれません。僕自身も起業初期は、「売上＝価値」だと思い込んでた時期もありましたが、起業家として経験を重ねていくと、考え方もずいぶんと変わっていきました。
短期間で売上を上げることで、最大瞬間風速は吹くでしょう。
けれど、人生という長いスパンを幸せに生きる上で、「持続可能なビジネス」ができるかどうかが生命線だと体感してきました。
宝くじを当てた人の「その後」を見れば分かるように、自分の器以上の収入を得てしまうことは破滅への一途をたどることに他なりません。
企業の寿命がせいぜい５年とされてる昨今において、資源のない個人ビジネスが生き残るためには、持続可能かどうかが「自分の幸せ」と「顧客の幸せ」にもダイレクトに繋がってきます。
「個性」をビジネスに落とし込むことで、持続可能なビジネスにつながってくるからです。
「個性」の幅を広げることが影響力になるならば、ノウハウやテクニックという「鎧」を被るよりも、経験値の幅や内面の充実こそが、ビジネスで選ばれるかどうかが決まってくるはずです。
時代は、「何」から「誰」へとシフトしています。良い情報を発信しても選ばれないのは、「個性」がすっぽりと抜け落ちてるからで、その理由の一つに「自分のことが分からない」という理由もあるわけです。
それでいて、「型にはめられてしまい、個性を置き去りにしたビジネスなんてやりたくない」という人もいるわけです。「自分らしさ＞ビジネス」というモノサシを持っても良いんだと、自分に許可を出せる人も増えればなあと思っています。
選ばれる理由はテクニックでは伸ばせない
講座では、「選ばれるメッセージ」というものについても扱っています。メッセージ一つにしても、「浅いメッセージ」と「深いメッセージ」とで分かれているからで、どっちがいいとか悪いとかではありません。むしろ、両方大事。
けれど、ほとんどの起業塾やコンサルのやり方は「浅いメッセージ」に絞ったアプローチです。いわゆる「売れるキャッチコピー」だとか、「売れるライティング」だとか、個性よりもテクニックに偏ったアプローチです。「売れる」ことはできると思いますが、「個性」で選ばれることは難しく、そのため「持続可能なビジネス」には繋がらないまま短期の売上に執着したビジネスになってしまいます。
浅いメッセージは、コピーできます。そのためせっかく磨いたスキルを誰かにコピーされてしまうのが今の情報化社会。「こんなキャッチコピー、どっかで聞いたなあ」と思える場面がよくあるのも、コピーが出回ってる証拠。
深いメッセージというのは、わかりやすく言えば「自分の心のありよう」です。今の自分のメンタル状態が、仕事の質にも繋がっています。「ブログがなかなか書けません」という人は、「私はメンタルの浮き沈みが激しいんです」と自分からわざわざカミングアウトするようなもんで、それだけに浅いメッセージ「以外」で相手に伝えてるメッセージこそが、深いメッセージとなってくるわけです。
浅いメッセージだけではコピーされ、深いメッセージだけでは届く範囲が狭すぎるため、両方のメッセージが必要になってくるわけです。
講座では深いメッセージをいかに広げて選ばれるのかについても伝えていきました。
「自分がやろうとしてることは正しんだ」という感想も参加者から頂きました。僕の「深いメッセージ」が、ちゃんと届いてることを実感できました。
テクニックだけでは選ばれない。だから自分を貫いても大丈夫。
色んなノウハウやテクニックを学んでも、「心のありよう」が発信にも反映されています。話し方講座だけをインストールしても、書き方だけを真似しても、本人の「心のありよう」をアップグレードしなければ選ばれないのです。
これは僕が起業して７年間の経験が物語っているのですが、いいコピーを書けてもすぐにパクられてしまうのです。浅いメッセージはすぐにパクられますが、深いメッセージ（個性）は真似されるはずもありません。
時代の価値基準もずいぶんと変化しています。「何」から「誰」へとシフトしてるので、何を発信するのかよりも誰が発信してるのかで選ばれる時代がすでに来ています。
受講者は時代に先駆けて、個性で選ばれることを体感してくれるはずです。
受講生の活躍がとても楽しみです。
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