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「正しい」「役に立つ」だけが、読まれる発信とは限らない話。

中野丈矢です。

「個性の時代」と言われて長く経ちます。が、個性を出せる人と、そうでない人とでビジネスでも二極化が生まれているのです。

・個性をどのように出せば良いか分からない
・そもそも自分の個性とは何か分からない
と、
考える人も少なくはない時代。

その原因は何か?

正しく伝えるのが正義なのか?


僕は、情報発信を始めて10年以上、起業して7年が経ちます。その間、5000名以上もの方と仕事で関わってきました。

関わってきた方々は、経営者や起業家、会社員、OL、主婦・・・・といった様々な層の方々で、僕が情報発信を続けることで人との関わりをつくってきました。

情報発信をスタートした当初は、「正しい情報を発信しよう」とばかり考えていました。正しい情報はどれなのかと、WEB上の情報をかき集めては発信を続けていました。

それだけでなく、読んだ本をまとめたレポートのような記事もアップしていきました。

「正しい情報を発信することが正義なんだ」と自分に言い聞かせながら、発信を続けていました。

発信すればするほど、知識は増えるし、アクセス、いいねの数が伸びていくことに僕は喜びを感じてました。

しかし、売上は大して伸びませんでした。

つまり、”何か”が足りなかったのです。

”何か”とは?

自分を発信していなかった・・・・ということ。

情報をかき集めるまでは良かったんですが、僕のメディアであるにも関わらず、「僕の考え」を発信していなかったのです。


起業当初は、少ない経験値しかなく、とにかく必死。必死すぎて視野が狭くなっていたのです。


僕のメディアは、「僕の考え」にわざわざ読者が触れにきてくれてるにも関わらず、正しく伝えるのが正義だと思い込んでいたため、アクセスやいいねの数は伸びる一方、売上は伸びてこなかったんです。


つまり、「正しく伝えることで、選ばれるとは限らない」ということが言えるのではないでしょうか。


役に立つ情報しか読まれないのか?


今でこそ、個人コンサルやコーチング、法人コンサルの仕事をさせてもらっていますが、当時の僕は「”僕の考え”なんてものに、興味を持つ人はいるのだろうか?」と考えていました。


しかし、経験を重ねていくうちに、コンサルティングの回数が増えていくたびに、「”僕の考え”にこそ価値がある」のだというある種の衝撃が走ったんです。


これを読んでくれている「あなた」にも言えることで、「あなたの考え」に価値があるのです。誰かから聞いた話やセミナーで学んだことをそのまま発信するのではなく、学んだことをふまえて「私は、こう考えます」という発信に触れたくて、あなたの読者さんは読みに来てくれているのです。


発信を続けていると、ついつい「役に立つ情報しか読まれない」という誤解を抱いてしまいます。しかし、読者さんが触れたいのは「あなたの考え」や「あなたが感じていること」だったのです。


いくら正しい情報を発信しても、いくら役に立つ情報を発信していても、自分の考えや感じてることを発信してなければ、読者には「機械が吐き出したモノクロな暗号」として写ってしまい、せっかくの役に立つ情報がスルーされてしまうのです。つまり、読んで3秒以内に、ページを閉じられてしまうのです。


「役に立つ情報を発信しよう」という心構えは大切です。それ以上に大切なのは、「あなた独自の考え」だったのです。



「顔」のある発信こそ読まれ選ばれる


この記事でお伝えしてきたように、正しい情報が読まれるわけではなく、役に立つ情報が選ばれるわけではなかったのです。

もしも、正しくて役に立つ情報しか読まれないのだとすると、Wikipediaしか読まれないでしょう。けれども、Wikipediaを検索する人は参考程度にとどめているはずです。

しかし、Wikipediaには「顔」はありませんし、誰が書いたのかもすら分からない情報です。

確かに、Wikipediaの記事は検索をかけたら上位に表示されますが、情報発信で選ばれるためには「顔」のある発信を心がけるようにしましょう。

かつての僕のようなWikipediaを目指す必要はありません。むしろ、逆を突き進むくらいでちょうど良い。

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