寝ても覚めても…が作り出す熱狂。
「寝かせてあげてー!」
「疲れてる!」
いつもの朝。
前日の夜に生配信されていたこちらの動画をちらっとみたら、コメント欄に「心配の声」が溢れかえっていた。
こんな選挙あるだろうか。
選挙に立候補した人に対して。
・睡眠の心配をする
・食事の心配をする
・街頭演説中に「私と結婚して~!」と叫ぶ人がいる
・街頭演説中に名前をコールし始める
今まで見た事がない景色を、追わずにはいられなくなっている。
思い出すのは中居君の事
石丸伸二さんの街頭演説スケジュールがとてつもない。
今日、正式にアナウンスされている予定だけを見ても6か所。
連日公表されている予定の合間に、サプライズでちょこちょこ挟まれる。
多い日は1日10か所以上という日もあるようだ。
街頭演説は平日も土日も一切関係なく、朝8時からスタートして、夜20時ギリギリまで行われる。
その演説を終えた後に、自身のチャンネルで生配信したり、他のYouTube番組にゲスト出演したり。
毎日深夜1~2時に就寝して、4時頃には「街頭演説に遅刻する夢」を見て目覚めてしまうらしい。
私は20時には寝室へ移動し、4時頃目覚める。
その空白の8時間の間に、石丸伸二さんのXやYouTubeの新着情報が大量に表示される日も多い。
「寝てる間に起きた出来事を追う」
これはまるで、「27時間テレビ」みたい。
私は中学の頃からSMAP、特に中居君の大ファンだった。
SMAPは勿論、中居君も沢山の「長時間番組」に出演してきた。
私は「ずっと起きてる」という事ができないので、夜中に寝落ちする。
そして翌朝起きてから「寝てる間のシーンを振り返る」事をしていた。
石丸伸二さんがこの炎天下の中、一日中「街頭演説」をして、深夜にYouTube番組に出て、ちょっと疲れた顔をしている。
その顔がSMAP全員で27時間テレビの司会をした時の
SMAPのノンストップライブ中の中居君を思い出させる。
きっと中居君の事を思い出してるのは、日本中見渡しても私だけだろうけど(笑)
多くの人が「身を粉にして頑張る姿」というものに熱狂してるのだろう。
スイミーは大きな魚を追い出せる?
何度も言うけど、私は都民ではない(笑)
だけど職場には都民が数人いる。
都民の先輩が80代の親と共に期日前投票へ行ってきたという話をしていた。
80代のお母さんは「今までの人生で初めて『意味のある投票』ができた」と喜んでいたらしい。
このお母さんは、何年も前から安芸高田市の議会の動画を熱心に見ていて、物凄く支持をしているそうだ。
この話題が出た時、都民ではない他のメンバーたちからも「私も石丸伸二さん大好き!」という声がチラホラ出てきた。
「政治・宗教・野球」の話はタブーなんてよく言われるけど。
そんなタブーを乗り越えて、ちょっとした「最近人気のアーティスト」みたいな扱われ方だ。
石丸伸二さんには組織票が一切ない。
支持母体、支持団体、支持政党がない。
YouTubeや書籍を通して、その信念に感銘を受けた人が自らボランティアに名乗り出て「手弁当」で選挙活動をしている。
この現象を石丸伸二さんは「スイミー」と例えていた。
石丸伸二さんについては、勿論賛否あると思う。
政策1つ1つを取れば、その政策によって不利益を被る人もいる。
誰にも嫌われずに「改革」をする事は無理だ。
嫌われても、怒られても実行する力が必要なのだ。
まだkindle版しか読めないけれど、この本を読みながら改めて思った。
もし、石丸伸二さんのような「地盤・看板・鞄」が一切ない人が。
田舎町の市長しか経験のない40代が。
東京都知事になったら。
当事者意識と責任感に満ち溢れた人が次々と政治の世界に参入する。
そんな景色が見られたら、物凄く楽しそうだと思う。
コネ・経験・根回し なんて要らない。
今日も有難うございました!
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