2日間乗り降り自由の「週末パス」で観光列車に乗って十日町。グルメ一人旅。その1
「週末パス」と「おいこっと」の切符とは
「週末パス」はJR東日本が出している
「おトクなきっぷ」の一つです。
その名の通り、週末にのみ使えるので主に土日利用する
二日間乗り降り自由の切符です。
私が使ったのは
7月16日(日)と17日(月・祝)
連休と重なった場合はこんな風にも使えます。
普通列車のみ有効で
特急などは別に特急券を購入すれば
運賃分はこの週末パスで賄えるというものになります。
乗れるエリアも限られています。
詳しくはこちら
↓
最近、俄かに電車旅が好きになった私は
乗り鉄初心者なので
色々調べながら旅しています。
週末パスは、大人1人8,800円なので
普通に乗ったらそれ以上かかるでしょ〜
という乗り方を目標に旅程を立てました(笑)
ちなみに、「週末フリー乗車券」と呼ばれるものもあり
こちらも2日間乗り降り自由の「おトクなきっぷ」の一つで
正式名称「首都圏週末フリー乗車券」
なるものです。
こちらは首都圏へ行く用なので注意が必要です・・・
旅の始まりはモーニングからでしょ!
さて!!
まずは恒例の(?)
駅でモーニングから。
ここから旅は始まっていますから〜
新幹線ではない電車にここから乗るのは
超久しぶりだ。
北しなの線に乗ります。
観光列車「おいこっと」。
田舎をイメージした車両です。
私・・筋金入りの田舎もんですが・・乗らせていただきます。
席の予約は「えきねっと」で取りましたが
乗る前までに駅で発券しなければなりません。
(詳しいことは一番最後にまとめておきます)
ついでに週末パスも購入。
こちらは、日にちを指定して買います。
週末パスが8,800円
おいこっとの指定席券が530円
530円で観光列車を楽しめちゃうわけです。
お得だ〜
「おいこっと」は、全席指定です。
ボックス席の他、横並びの2席セットみたいな席もあります。
一人席はありませんので
一人旅人にとっては、そこがハードル高い・・・
席を選ぶ時は注意が必要です。
(最後に詳しく書いておきます)
できれば・・・
他の人と並びたくないので
慎重に選んで、前日も隣の席が売れていないことを確認(笑)
早めにホームに来たので一番に乗り込んで(笑)
写真も撮って、いざ出発。
ホームでは駅員さんがお見送りしてくれます。
途中の駅でも、同じように歓迎してくれる駅もありました。
9:17 長野駅出発
「おいこっと」は観光列車なのでアテンダントさんが乗っています。
あくまでも田舎のおばあちゃんちをイメージしているので
もんぺみたいな服装の・・
おばあちゃんと言うには失礼じゃないかと思う女性が乗務しています。
車内販売もあります。
ビールやお酒もあり、実際に飲んでいる方も結構いらっしゃいました。
私はといえば・・・
車内の空調が涼しすぎたので、温かい緑茶をいただきました。
アンケートに答えると景品をプレゼント!
とあったので、QRコードを読んでやってみました。
アテンダントさんに見せると景品をいただけます。
景品は、その時によって違うようですが・・・
今回は・・・
栄村のトマトジュースだそうで・・・
なんてこった。。。
私、飲み物の中で一番苦手なのがトマトジュースなんですよw
でもせっかくなのでいただきましたよ。
後で、料理にでも使いましょう。
途中の駅では、何分か停車してくれます。
飯山駅では、駅のカラクリ時計を見たり
ちょっとだけ買い物できるよう
長めの停車時間でした。
列車は、のどかな田園風景の中を疾走していきます。
涼しい車内から眺める景色はなんと美しいことか。
暑い夏こそ、電車旅って良いかも。
涼しいし。
楽ちんだし。
車内イベントは「踊り」
しばらくすると、どこかの駅で(忘れました)
素敵な出立ちのお姉様方が乗車されてきました。
この方達、なんと!
この先、走る車内で踊りをしてくれる方達なのでした。
6〜7人いらしたでしょうか。
田植えや稲刈りをイメージした踊りを
音楽に合わせて踊ってくれます。
電車は結構揺れるのですが
その中で踊るってすごい!!
足腰強いんですね〜
このイベントは、その時によって
語りだったり、楽器の演奏だったりすることもあるそうで
たまたま、この日はこの踊りだったとのこと。
とても楽しかったです。
しばらくしたら、どこかの駅から女子二人が乗車してきました。
どうやら、隣り合わせの席を買ったつもりのようでしたが・・・
前述のように
おいこっとの席は少々ややこしいのです。
彼女たちの席は、私の隣と
通路向こうの向かい合わせ
しかも斜め向かいの席です。
隣の席のハズと・・
アテンダントさんに確認していましたが
違うのよ。それは、変わらぬ事実。
ちょっと迷いましたが・・・
「私、一人なので席代わりましょうか?」
と申し出ました。
ああ、人がよすぎでしょ。自分(笑)
まあね。せっかく二人の旅なんだから
隣で話くらいできた方がいいもんね。
女子二人は、
「いいんですか〜〜〜」
と喜んでいました。
隣に誰もいないな・・と
直前まで確認していたけど、
結局・・
私はおじさんの隣になっちゃったんだけどね。
それよりも
それに気づいたアテンダントさんが
その後すぐ私に
「ありがとうございます。代わっていただいたんですね。」
とおっしゃったこと。
アテンダントさんがお礼を言うことでもないし
すぐにそれに気づいたこともすごいし
それに感動してしまいました。
なんてことをしていたら
11:42 十日町到着。
2時間20分ほどの普通列車旅は
楽しいイベントあり、停車駅あり
ちょっとしたアクシデントあり(笑)で
あっという間でした。
ノスタルジックなまち。新潟県十日町。
十日町では、有名な「へぎそば」を食べるつもりでした。
駅前にはあるだろうと、何も下調べせずでした。
ところが、思ったほどない(笑)
というか、失礼ながら
思ったよりずっと小さな町で駅前も閑散としていた(汗)
少し歩いてみましたが
日曜日のせいか閉まっているお店も多く
結局駅前まで戻ってきて一軒のお店に入りました。
繁蔵(しげぞう)さんというお店です。
後で地元の方から聞いたのですが
こちらのお店は、田麦そばを出すお店で
老舗の一つなのだそうです。
そばは、ツルツルした印象でした。
蕎麦湯もあっさりしていました。
ドロッとしたものをイメージしていたので
おお、長野のそばとは違うなあ・・
などと思いつつ美味しくいただきました。
あ。そうそう。
そばにはワサビだと思っていたのですが
なんと、こちらでは辛子がついています。
これにはびっくりしました。
辛子も合うものなのね〜
この後は、半日かけて喜多方へ向かいます。
大丈夫かなあ・・
半日もずっと各駅停車の電車に乗り続けられるのか!?
と一抹の不安を抱えつつ・・・
またしても長すぎるので・・
この続きは次回・・・
「おいこっと」の注意点
今回、おいこっとの指定席券を買うのに何度も調べました(笑)
一番の注意点は座席です。
一人ならまあ気楽ですが
お友達と行く場合は
隣り合わせになる席を選びましょう。
この図ですと2号車までありますが
私が乗った時は1号車のみの一両編成でした。
私の席は13D。
前述した途中で乗ってきた女子は
13Bと13Cだったのです。
BとCだから隣だと思ったら
通路を挟んで斜め向かい・・
というなんとも、ビミョーな位置関係。
3人以上なら、4人がけボックス席をチョイスすればOK。
座席表の1A1D, 3A3D, 5A5D, 7A7D, 9A9Dは、
2人掛けのボックス席。
つまり向かい合わせです。
ここに一人旅同士が座るのは気まずいですよね〜(笑)
一人の場合はここを選ばないように注意が必要です。
座席以外では、切符に注意。
えきねっとで購入も席指定もできますが
事前に発券が必要なので
時間に余裕を持っていきましょう。
週末パスも同様に紙の切符を切符を発券する必要があります。
しかも、こちらは前日までに発券です!
みどりの窓口は混んでいるので
発券できる券売機がある駅なら
そちらの方が楽です。
ただし、発券できる券売機がない駅もあるらしいので
予定は早めに立てて
余裕を持って事前発券するのがおすすめです。
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続きはこちら
2日間乗り降り自由の週末パスで一人グルメ旅その2
宇都宮で餃子の食べ 比べ! 週末パスで2日間乗り降り自由な一人旅、その3