【新入社員インタビュー】未経験でもWeb業界へ! 職業訓練から転職のリアル
こんにちは!採用担当の水口です。
エスケイワードでは、未経験から入社した社員が多く活躍しています。今年の10月には、職業訓練校を卒業したばかりのお二人が入社されました。
これまでの経緯や入社後に感じたギャップ、出社と在宅のハイブリット勤務という新しい環境への順応方法など、リアルな感想とお二人から見たエスケイワードの姿を伺いました。
ものづくりがきっかけでWebデザインに興味
――お二人は職業訓練校のアジャストアカデミーを卒業後にエスケイワードに入社されましたが、そもそも職業訓練校に入ろうと思った経緯を教えてください。
板倉さん(以下、板倉):私は前職でピラティスのインストラクターをしていたのですが、店内の掲示物のデザインと、Webに掲載する業務を担当していて、その時にデザインに興味を持ちました。
その後、フリーでインストラクターをしていた時期も、ずっとデザインの仕事が気になっていたんです。インストラクターとして大きな仕事が終わって時間ができたので、新しい仕事にチャレンジしたいなと思って職業訓練校の扉を叩いた感じです。
江上さん(以下、江上):私は家庭に入ったのが早かったので、今まで正社員になることがなかったんです。ただ、自分が家にずっといるっていうタイプじゃないなっていうのは感じてたので、働ける時が来たら働きたいなとは思っていて。30歳を目安に働き始めたいなと考えて、職業訓練校を調べたんですけど、ちょうどコロナが蔓延していた時期で、一度断念しました。その後、オンラインスクールでデザインを学び始めました。デザインをやろうと思ったのは、なにかを作る作業をしたときに楽しかった記憶があったので、どうせ働くならそういうものをつなげていきたいなと思って。
――オンラインスクール後はどうされたんですか?
江上:オンラインスクールが終わったあとにキャリアカウンセラーさんと話す中で、「まずは事務兼デザインのような仕事から始めるのが良いのでは?」というアドバイスを受けて、そのような業務がある会社で少し経験を積みました。実際に働いてみてもっとスキルを身につけたいなと思ったときに調べた職業訓練校がアジャストアカデミーで、ちょうど良いタイミングで通えました。
業界研究の講義をきっかけに、会社見学へ
――エスケイワードを知ったきっかけはなんですか?
江上:アジャストアカデミーの最終講義あたりで、実際にWeb業界で働かれている方の講義があり、そこでエスケイワードが授業をしてくれて知りました。
板倉:私も同じです。カリキュラムの終わりの方にエスケイワードの社員さんが講義してくださって、「会社に愛があるし、理念もあってすごいな!ここいいな~いいな~」と思って話しかけてみたんです(笑)。
――それで興味をもってくれたんですね!
板倉:私はもともとオタクで、印刷の業界にも惹かれていて。職業訓練校はDTPに行くかWebに行くか悩んだ時期もあったくらいなんです。エスケイワードは印刷のルーツがある会社だったので、そこもすごくいいなと思って。デザインって「もの」から始まってる気がするので、そういうルーツがあるところがいいなという気持ちもありました。
でも話したきっかけは、「私、面接の書類が通んないんですけど、どうしたらいいんですか」っていう相談だったんです(笑)。採用してもらおうとは思ってなくて、せっかく人事もされている方が講義にきてくれているので、相談してみたら親身に聞いてくださって、「会社見学に来てみない?」みたいに誘っていただいた感じですかね。
――江上さんも講義で初めてエスケイワードを知ったと思うんですが、どういうところに興味を持ちましたか?
江上:私の場合、沢田さん(代表取締役社長)が話に来てくださったのですが、沢田さんの話す会社は、私がイメージしていたWeb業界や制作会社の殺伐とした雰囲気とは違っていて良いなと感じました。自分が働くならそういう雰囲気の中で働きたいなと思って、エスケイワードはその参考例にしたいなと思って、「気楽に遊びに来てもいいですよ」とおっしゃっていたので、「じゃあ、気楽にお邪魔させていただこう」と(笑)。まさか入れるとは思っていなかったんですが、聞いてみたら募集があるって聞いて、応募しない理由はないなとなりました。
ギャップが魅力!社員と職場の空気感
――実際に会社に行ってみて、どのあたりが気に入りましたか?
江上:曖昧な表現ですが、空気感ですね。講義の中で、沢田さんが言葉を選んで話している感じが好きでしたし、実際に行ってみて、沢田さんだけじゃなく他の社員さんも同じような雰囲気を持っていて、会社全体がそうだろうなと思っていいなと。
板倉:確かに雰囲気が似ている感じがしました!あと、沢田さんと社員の皆さんのやり取りを見ていて、役割はあるけど、コミュニケーションがフラットなところが新鮮でした。
あとは、沢田さんの人相と表情がすごく良くて!入社を本気で考えるようになりました(笑)。
―― 社員の雰囲気って言葉にするとどんな感じでしょう?
板倉:仕事に関しては、バリバリで、まっしぐらというか。熱量があって肉食っぽいのに、仕事以外で話をすると皆さん穏やかでおっとりな感じになりますよね。
江上:特に東京オフィスでお会いする皆さんは、普段のふわふわな感じと仕事のギャップがあります。
板倉:ギャップありますね!業務の説明をしてくれる時に、画面を表示してデモンストレーションをしてくれるんですが、そのスピードが早くて圧倒されました。いい意味ですごく淡々としてて明快だし情報が整理されていて、仕事ができるパリッとした雰囲気なんですけど、人柄はすごく穏やかでおっとりしてて優しい空気がすごい。
――仕事に取り組む姿勢と普段にギャップがある人が多いんですね。業務上のギャップはありますか?
江上:配属された部署が女性のみで、お子さんがいて16時に帰る方も何人もいらっしゃるんです。Web業界では働く時間が長くて遅くなるものと思っていたので、早く帰ることも当たり前になっている会社なんだと思ってありがたかったです。私も家庭の状況に合わせて柔軟にシフトを組ませてもらっています。あと、皆さん休みも取っているので、自分も休みを言いやすかったのも助かりました。
板倉:面接のときに「皆さん話しながらやってますよ」って言っていたんですが、実際東京オフィスは皆さん静かでモクモクさんだ~ってびっくりしました。私は今までサービス業で、誰かがどこかでしゃべっている環境にいたので、この静けさにWeb業界にきたーと実感しました(笑)。加えて動きがないので体力的に楽に感じる半面、ずっと座っているので股関節が折りたたまれたままになっているな~というのはすごい感じます。なので逆に体を気遣う時間が増えました(笑)。
職業訓練校での学びが活きてる!
――所属している部署ではどんな業務をしていますか?
江上:運用チームで、企業のサイト更新業務をメインで担当しています。
板倉:私の運用チームでの仕事は、皆さんが行ったサイト更新作業の最終チェックをしています。お客様からいただいた文章と作成したサイトが正しいか、操作をした際にデザインが崩れていないか、不要な隙間がないかなどをチェックしたり、たまに画像を差し替えたり、HTMLの更新を手伝ったりしています。
――職業訓練校で学んだことが生きたなと思ったことはありますか?
板倉:プログラマー出身のHTMLの先生に「とにかくパスだけは理解しろ」と言われて、相対パスと絶対パスの探し方とか、概念とかを理解するようによく言われましたね。最初はあまりパスを使わないな~と思っていたのですが、半月くらいしてから急に使う機会が増えて、すごく役に立ちました。
江上:パスの話は、卒業生がパスを理解していないことが何度かあったようで、ちゃんと理解するようにと言われたことがありますね。
デザインを頑張ろうと思って入校したんですが、意外とHTMLやCSSの授業が多いなと思いました。でも入社してみるとそういった知識を使う業務が多く、訓練校で勉強していて良かったです。あと、教科書を今でもよく見ます。特に初期設定・環境設定は役に立っています。訓練校で習ったことがそのまま生きています。
リモートでも安心!気軽に聞ける雰囲気づくり
――お二人はリモートが多いと思いますが、部署の方とはどのようにコミュニケーションを取られていますか?
江上:運用チームはリモートのパートが多いので、定期的にオンライン上で集まって「リモート業務共有会」というのをやっています。初回で自己紹介もし合いました。質問にいくほどじゃないけど、ちょっと気になっていることを質問できる場なので、助かります。
板倉:私と江上さん以外のチームの皆さんは名古屋近郊にお住まいなので、会ったことがないんです。画面上でしか存在していないような、漠然とした不安感があったんですけど、わちゃわちゃ雑談できる場で、やっと「ちゃんと人間がいる~」って安心しました(笑)。
――そういった気軽な交流ができるとリモートでもリラックスしやすいですね。
板倉:そうですね。本当に些細なことも「どんどん言ってもらって構わないから」と言ってくれるし、指摘をされても「最初はこういうのあると思うから全然かまわないよ」みたいに落ち込まないような言葉を選んで言ってくれます。
江上:チーム全体がそういう雰囲気ですよね。私も初めは「質問していいかな。皆さん忙しそうだな」っていう気持ちがあったんですが、1ヵ月あたりから、聞きに行けるように変わりました。先輩方の態度が聞きやすくしてくれていると思います。
――リモートだと些細なことを話しかけるのに躊躇しちゃうときもありそうですね。
江上:聞くことも特にないし、できる作業もそもそもないっていうのが一時期あって、そういうタイミングで先輩に声をかけてもらって「リーダーにこういう風にきいてみましょう」みたいに具体的に教えてくれて。オンラインでコミュニケーションをするにはこういう風に入っていっちゃっていいんだ!と見せてくれたので、感覚とか空気感を掴んで行けた気がします。
板倉:私は週3勤務で、江上さんは週5勤務なので、同時に入社したけど、できる業務が限られて手持ち無沙汰になった時があったんですが、その時も「今どう?どんな状態?」って確認してくれる人もいて、助けられました。
今後の成長と目指す方向性
――今後どうなっていきたいかビジョンはありますか?
板倉:チーム内にデザインもコーディングも両方できる方がいて、私に説明してくれる時も両方網羅しているから説明もとてもわかりやすくてすごいなと思ってるんです。私の今の働き方では、両方できる方が貢献できるかなと思うので、そうなっていきたいですね。
江上:今のチームも業務内容も好きなので、ここでできることとか任せてもらえる仕事を増やしていきたいです。デザインの割合を増やしていきたい気持ちもありますが、いろいろやる中で、自分が興味を持てる領域はどこか見つけていって、そのスキルを伸ばしたい気持ちもあります。
――たくさん聞かせていただき、ありがとうございました!