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「75歳からの生き方ノート」 by 楠木 新

ベストセラーの「定年後」を書いた著者が75歳からの生き方について書いた本である。著者は現在68歳なので、まだ75歳まで多少の時間があるが、それまでに75歳以降の人生を想定しながら準備していこうという意味で、この本を書いたのかなあと思った。

シニアの生き方として、65歳以降と75歳以降は、基本的に変わりはなく、「社会との係わり」を持ち続けることが大切だということを著者は言いたいのだと理解した。

65歳~74歳までは、まだまだ体力的にも十分働けるため、仕事を続けることが需要で、75歳以降は自分の体力・健康状態と相談しながら出来る活動をすることが大切だと言っている。

「何歳になっても生きがいを追求することが大切である」とも言っており、全く同意します。

さらっとおもしろく簡単に読めるが、内容的に目新しさは少ないので、評価は4.5/5です。

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