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森の休日、富士山への旅。久しぶりの家族旅。

今週はショートトリップへ。明香が前々から
「富士山の眺めが良い山に登りたい!」ということで、金時山に行ってきました。
御殿場インターからのアクセスもよく、下山後には箱根で温泉にも入れるし、そして今回のメインは家族初の車中泊の旅。さてどんな旅になったか?
昨日帰宅してまだ旅の余韻に浸ってる感じですが、これから思い出しつつ書いていきます。

早朝5時半に睦沢町を出発。途中、海老名SAに寄り金時山の登山口に着いたのが10時頃。すでに駐車場はほぼ満車!道中のラジオでは、蔓延防止(マンボウ)やら、緊急事態宣言の発令やらの情報が飛び交ってましたが、国は国民にお願いするばかりで、国民の声なんて無視に等しい。オリンピック開催に関しての世論調査は約8割の国民が反対の声を上げているにも関わらず、相変わらず開催の方針で進んでいますね。福島の原発汚染水を海に流すのだって、自分たちの利益、保身を最優先にことが動いてるとしか考えられない。こんな事の繰り返しで、コロナ対策にしても先進国と謳っている割にはあまりにも滑稽な対策しか出来ないのが現実。
こんな無力な政治家や行政の決める方針に国民が従う訳が無いと強く思います。
僕達の今回の旅も、自分たちで何が一番リスクが少ないか?人混みを避け、密な空間を避け、無理をしない行程を組みました。

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金時山はメジャーな山なだけに登山者が多かったです。と言っても、屋内ではなく山の中ですれ違うくらいの接触なので電車に乗るとか、コンサートに行くとかに比べると、近所を散歩してるのと何ら変わらないのではと思いました。
大人の足で登りが約1時間半のルート。息子の足だと往復で4時間かな?と目安をつけて登り始めました。ひたすら登りが続き、しかも快晴で陽射しが強く、明香と息子は暑さにやられ気味。いつもより休憩をこまめにとって、行動食も塩気があるのを食べました。登山者に子供の姿がなく、すれ違う度に「オー!えらいなー!頑張ってるな!」と沢山の人が息子にエールを送ってくれました。
おかげ様で一度も抱っこやおんぶをせずに、自分の足でたどり着いた山頂。
目の前に雄大な富士山が迫ってきます。なのに!息子ったら、山頂に着いてからのアイスキャンディーの事ばかり頭にあって、富士山に気づいたのはご飯を食べる直前!なんてマイペースな…って仕方がない、僕達の子供だもの。

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明香もよく頑張った!山頂に着いた頃は「大丈夫かな?」ってくらいヘトヘトだったけど、お昼を食べて、アクエリアスを購入して、少し寝て、復活しました。
写真は富士山と反対側の箱根の風景。芦ノ湖が見えますね。

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下山後に金時山を改めて見上げると、「良く登れたなー!頑張った!」と
いつも行く高宕山が標高300くらいだから、金時山は約4倍!
空気が澄んでいる真っ青な空の下、お昼を食べてのんびりと。

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そして念願のアイスキャンディー。人生初のソーダ味。僕も一口食べたけど、その美味しさったら!山に入って、ただただ歩き続けて、心地よい疲労感の中、口に入る食べ物はどれも本当に美味しいんです。普段は何気なく食事してるけど、山では食べないと動けないから食事がとても大切。身体が本能的にそれを分かってるから、臓器等の喜び方がハンパないんでしょうね。
下山時は人が少なかったので息子を先頭に。僕がいつものペースで降りるくらいの速さでグングンと下りていきます。子供の成長って本当にすごいですね。
強い陽射しも、木々のおかげで直接に当たらずに明香も下山時には元気になって三人であーだこーだと喋りながら。
無事に下山して、予約していた富士箱根ゲストハウスへ温泉に浸かりに♨️
登山口から車で5分。しかも貸し切り!このゲストハウス、電話で予約をした時から対応がとても親切で、いざ到着してからも本当に良くしてくれてありがたかったです。泉質も白く濁ったトロッとしたお湯。お肌すべすべ。
ここを予約する時にいろいろ調べて、他にも貸し切り湯はあったけれど、どこも今っぽいというか、セレブリティ感が満載でしかもチョー高い!
富士箱根ゲストハウスは庶民的というか、僕達に合っていて久しぶりに温泉を満喫できました。

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静岡といえば「さわやか」ですよね〜。って僕はあんまり知らなかったけど、明香が絶対行こうよ!って。で、行ってみてこりゃ大正解!千葉にもあればな〜。
少し混んでいたけど、車で待てるし店内は感染症対策もしっかりとしてました。
息子はお子様セットをほぼ完食!僕は和風ハンバーグ、明香はビーフシチュー。
あ〜また行きたい!いつも思うけど明香のこういうリサーチ、アンテナってすごいな。スタイリスト時代には色々な洋服をチェックしていたみたいに、今はこういう食べ物屋さん系?のチェックがハンパないです。あとでもう一軒その力が発揮されます。

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そしてメインの車中泊場所、道の駅すばしりに到着。ここはなんと、日本で一番富士山に近い道の駅なんです。御殿場インター近くの国道沿いにも道の駅があるけど、なるべく静かで人が少ないエリアを探すと、僕達に合うのはここでしょって。
初めての車中泊にしてはかなり上出来でした。息子は今回の旅で何が一番楽しかった?って聞いたら「車中泊!」って。この日記の表紙の写真は翌朝の早朝に撮った一枚。起きて窓開けると富士山がドーンと。富士山が近くに在るだけで、何かに守られてるような感覚が常にあるから不思議です。そのせいか、御殿場の街もどこか静謐としていて、独特な時間が流れてました。それは僕が好きな時間の流れ方でした。

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それぞれ好きなことをしてる時間。息子はこの後すぐに爆睡。
翌朝はゆっくりと起きて、持参したパンを食べ、お湯を沸かしてコーヒーを淹れ朝食タイム。食べたあとも車の中でゴロゴロして優雅な贅沢な時間。
パーキング内は朝になるとトラックも多くなってました。トラックの運ちゃんが歩いてるのを見てると、「あー僕もああやってトラックに乗ってたんだな」と、懐かしかったり、当時は本当に世の中のことを何も知らなかったな、とか。旅に出るといつもとは違った角度で自分を感じられる、それが旅の本質かもしれません。

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そして明香のリサーチを頼りに、とらや工房へ。
いや〜素晴らしかったです。ここは。来てよかった。
いつかこういう山の麓で木々に囲まれたお店をやるのも良いな〜って。
夢というか自分の世界観が広がりました。


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あんみつ食べたり、桜餅食べたり、どら焼き食べたり。全国のとらやでも、どら焼きとかはここでしか食べられないそうです。上品で丁寧に作られていて美味しかったです。和菓子好きの僕にはたまりませんでした。でも息子がすごい勢いで食べたから、帰りの車中はそのことでちょっとケンカしたり(笑)

そんなこんなでお昼前には御殿場を出発して、15時頃には睦沢に到着。余裕を持って行動したから気持ちも楽でした。
今回は富士山へのショートトリップでしたが、このコースはかなり気に入ったので、例えば三重県に車で帰る時にも途中寄って、さわやかで食べて、とらやに行けたり、温泉にも行けたりと、自分たちの行動パターンが広がったのが嬉しかった。
あと、車中泊って素晴らしいと。旅館やホテルに使う金額分を今回の旅にあててもお釣りがくるくらい。子供と一緒だと旅館とかホテルって気を使うし、しかもコロナ渦だからちょっと考えますよね。でも、自分たちの車なら安心だし、自由だし、とにかく身軽に動けるってのがミソですね。
また行きたいなー。仲間と山に登るのも良いけど、家族で山に行くのもまた違った良さがあって、どちらも山ありき。次はどこに行こうかな?
暖かくなってきたし、そろそろ夕方の海の時間も楽しみだな〜。
明香と息子と一緒に地球を満喫できるのが貴重なギフトです。
家族と共に、それそれが初めて体験することを共有出来るのは、いつか息子が大きくなった時、僕が高齢になった時にもずっと残る心の財産。
今は、それをコツコツと貯めていきたいな。

追伸 母の日ギフトセットはあと少しとなりました。まだの方はご連絡ください。
まだ間に合いますよ〜。

箱根の山中をドライヴしてる時に車でかかってた曲。
これも旅の大切な思い出です。