坂の上の先にあるもの
こんにちは!
株式会社iCARE コミュニティ・クリエイション(CC)チームの堀部です。
前回note書いてからちょっと間があいてしまい
気がついたら秋になっていて、ほんとに時間溶けた感じがします・・・
(そして見直しているううちに冬がはじまるよ〜な10月末…☃)
何を書こうかな〜と考えていたんですが、
最近、『坂の上の雲』を読んで
点と点がつながった感じがあったのでそのことを書きたいと思います。
『坂の上の雲』との出会い
言わずも知れた司馬遼太郎さんの長編作品です。
東郷艦隊の「本日天気晴朗ナレドモ波高シ」というバルチック艦隊との
戦いの火蓋を切る電報は有名すぎますが、
日清戦争から日露戦争に向けて、
「国」という概念が産み出され、動いていく明治という時代、
そしてその時代を生きる秋山兄弟や正岡子規を描いた小説です。
実は、自分の出身高校が主人公秋山兄弟や正岡子規が通った
松山中学(現:松山東高校)。
彼らも学んだといわれる講堂(明教館)も敷地内に残っており、
そこで俳句を詠む授業もあったので高校時代から馴染みのある作品。
ただ、文庫本8冊というボリュームでなんとなく読まずに学生時代を過ごし、今年の夏、帰省できないから地元にまつわる何かを、と思って
手にとったのが読み始めるきっかけになりました。
こんなことでもなかったら手に取らなかったかもしれないと思うと
なんだか感慨深いです。。
陸軍と海軍
弊社CROがリーダーマネジャー向け研修を開いてくれており、この数週間は「戦略」をテーマにしています。そこで、『良い戦略・悪い戦略』の話を聞いたときに思い出したのが、日露戦争における陸軍と海軍の戦略の立て方と実行の仕方。
『良い戦略・悪い戦略』を教材とした研修のなかで、
良い戦略とは、
・現状をきちんと診断し
・事実に基づいた実行プランを立て
・愚直に実行していくこと
そしてそれは「シンプル」であることが重要。
一方で、悪い戦略とは
・空虚である
・絶対に達成できない目標である と。
(坂の上の雲ベースの知識でいうと)まさに良い戦略のお手本が海軍で、
悪い戦略のお手本が陸軍みたいなエピソードがごろごろしてるんです。
(母校の先輩の名誉にかけて補足すると、陸軍で騎馬隊を創り上げて現地でも率いた好古は最後まで軸をぶらさずに”良い戦略”を遂行したようです)
▼教材として使われた書籍はこちら▼
CCチームの目標を振り返ってみよう
さて、戦略といえばiCAREではこの10月にFY22/1Qが終わり、
2Qに向けたOKRの調整も山場という時期に差し掛かってきたので、
改めてCCチームのこれまでの目標を振り返ってみようと思います。
(※一部簡略化したり表現を変更したりしています)
FY21
部署目標:専門家との関係強化とサービス変更に添った体制強化
◆3Q方針◆
専門家とiCAREの関係を再構築し、
専門家コミュニティでiCAREのポジショニングを獲得する
3Qは、主に図右下の【産業看護職 x 情報提供 】という軸で、
まずはわたしたち、iCARE や コミュニティ:さんぽむら を
知ってもらうためのイベントや情報発信に注力しました。
ゴリゴリのゼロイチフェーズで、トライ&エラーを重ねる時期だったので、目標も「行動ベース」で設定。
逆に行動ベースだったからこそ施策の実施数は確保できたし、
この時期はセミナーもたくさん公開したので、
iCAREのことを知ってくださった産業保健専門職の方も多いのではと思います。本当にありがたい。
一方で、専門家との関係性を可視化するための指標づくりにはすごーく悩み、結局次のQへの宿題になりました。
◆4Q方針◆
認知度向上とOps改善で事業成長に貢献する
4Qは、3Qに引き続き看護職さん向けの情報配信を行いながら、
【 産業医 x 仕事 】部分の業務効率化に着手し始めた3ヶ月でした。
3Qの宿題だった指標の可視化は、引き続き難しさは感じましたが、
関係部署にも相談し、「自分たちが活動した結果が見える数値」を
設定することができました。
(数値の設定もトライ&エラーなんだなぁとつくづく感じています)
FY22
◆1Q方針◆
紹介事業と専門家コミュニティでの存在感を高める
年度が変わって迎えたFY22/1Q(21年8月-10月)。
会社が次のフェーズに向けて動いていくなかで、CCチームでは左上の
【 産業医 x お仕事の紹介 】に注力をして3ヶ月動いてきました。
1Qはこれまでの【 産業看護職 x 情報 】の活動で得たノウハウをもとに
【 産業医 x 仕事 】と【 産業医 x 情報 】への注力を開始。
相変わらず、新しい取り組みをしてみて課題を見つけ、
次の一手を考えるというサイクルで動いています。
そして、2Qの目標設定。
チームの目標設定も回数を重ねてきましたが、
『良い戦略』のようなクリアカットなものをつくるのは
難しいな〜と思いながら、上司とディスカッションをしておりました。
来月からもがんばるぞ💪
坂の上には何があるのか?
さて、なんだか最初の話からずれてしまいましたが、
いまiCARE全体もCCチームも、坂道を必死こいて登っているフェーズです。
作品としての『坂の上の雲』の『雲』の解釈は色々あると思いますが、
iCAREにおいては、まずはIPOの実現だと思います!
(もっと上のレイヤーだとその先も見えてるかもしれないけれど)
道はなだらかではないし、坂も急勾配なときもありますが、
きっと作品の最後のように、登りきったときには清々しい気持ちになるんではないかな〜〜と思います。
そんな清々しい気持ちを一緒に味わってくれるメンバーを募集しております!
業務のカバー範囲が広いので、あれもこれもやってみたいな〜
という方には、楽しみながら働ける環境かと思います(^ω^)★
いきなりの応募は迷うけど、CCのこと・コミュニティづくりのこと、
ちょっと興味あるかも?という方、ぜひカジュアルにお話しましょ。
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