偽りを描き続ける

『偽りを描き続ける』

流れ星は

深いと海の底で眠りにつく


夢は

朝陽の輝きに溶け込んでいく


足あとは

風に吹かれて空へと駆ける


この言葉は

現実的ではない

偽りである


流れ星は

大気の中でほぼ燃え尽きるし

そもそも眠るとかそういう物ではない


夢は

大抵アラームに叩き消され

あっという間に内容すら忘れてしまう


足あとは

街中ではほぼ残らないし

あっても後ろの人に踏み潰される


だけれど

時として

目の前の現実より

描いた偽りが

希望や勇気を生みだし

やがて

目の前の現実さえも

明るく照らし始める力を持っている


だから

夢想し

言葉を選び

真剣に偽りを描き

真実や本質を表現する


それが



私が

ここにいる理由


偽りを描く理由








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