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【再掲】株価サイクルの天井と大底を予想する方法~①概要編~

【再掲】当マガジンでは月1回マーケットサマリーでクレジットサイクルを確認していますが、新規読者はよく分からないと思うので株価サイクル判断シリーズ全4編のうち毎月1編ずつを再掲します。既読の方も繰り返し読んでお金の仕組みと株価サイクルの関係を自分のモノにして頂ければと思います。

以下過去記事
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②→お金の仕組み編
③→信用創造とクレジットサイクル編
④→サイクル判断編(完結)

今月は株価サイクルの天井と大底を予想する方法について書きたいと思います。
順に説明するため3~4記事くらいになると思います。

最終的な目的は「株価サイクルの天井と大底を当てること」です。
昔から私のツイッターをフォローしてくれている方は覚えてらっしゃるかも知れませんが、コロナ前に株価は高いと言ったり、3月の大底らへんで買いに転じたり、2021年の高値でも強気と判断した裏側の内容になっています。

このシリーズを読み終わる頃には
・お金の仕組み(なぜ世の中のお金が増えたり減ったりするのか)
・クレジットサイクル、マネーストックの意味
・なぜ景気にはサイクルがあるのか
・株価サイクルの天井と大底を予想する方法
が理解出来ていると思います!

こちらもずっと使えるストックとなる知識です、1カ月でマスターしましょう!(内容的には簡単です)

ちなみにこの株価サイクルの天井と大底は短期の話ではなくITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックのような10年に1回の暴落とそこからの回復のことを指します。(コロナの天井は予想出来ませんが)


ところで、株式市場で利益を得るために最も重要なことは何でしょうか?

それは相場に居続けることですね。

このマガジンで繰り返しお伝えしておきたいのは株式市場の割引率(期待リターン)は10%くらいだということです。

株価は将来の利益を10%で割り引いた価格になるため、景気が予想の上にも下にもブレない普通の状態なら10%儲かって当たり前の世界です。なので短期の動きに惑わされず、儲かって当たり前の世界に居続けることが最も重要なわけです。

しかしながら、実際の株式市場にはサイクルがあります

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上記チャートはS&P500のトータルリターンインデックスですが、30年くらいの長期で見たときは割引率並みのリターンですが、上昇局面と下落局面に分けると結構リターンが異なります。

これを見ると、シンプルにこの下落局面を避けて、上昇局面だけ投資してればいいんじゃないか?と考えるのが普通です。

インデックス投資だろうと、個別株投資だろうと、この大きなサイクルを認識し、下落局面のダメージを軽減すればかなりリターンは改善するはずです。

そこで私がたどり着いたこのサイクルの見極め方法と対応をマガジンで公開したいと思います。

次回より本編に入りますので執筆をお待ちください!

おわり

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