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税制のお話

こんばんは!

今日は税制のお話をしていこうと思います。普段、当たり前のように税金を払っていますが、自分がどんな税金を払っているのかっていう部分に着目する人は少ないと思います。

そんななか、サラリーマンにとって必要そうな部分を抜き取ってお話ししたいと思います。

税金って何なの?

そもそも税金ってなんなん?ここの部分を知らない人も多いと思います。実際、僕も全然知らなかったです。

税金っていうのは簡単に言うと会費のようなものです。というのも、僕らの税金って国や地方が行っている公共サービスに多額の費用が使われているじゃないですか?

これを、ぼくらは毎回お金を払うわけではなく、まとめて税金として払っているんですよね。

同好会とかの人が集まって団体を作るときに年会費とかでお金を払うイメージです。

そして、税金は法律で国民の義務と定められています。なので言うなれば、強制的に徴収されるお金のようなものですよね。

だからこそ、僕らは税金と無関係ではないので税金の事を知っておくべきなのです。

何のために税金を払っているのか?

では、次に僕らは何のために税金を払っているのかを考えていきたいと思います。

税金には4つの役割があります。

1.公共サービスの資金調達
2.所得の再分配
3.景気の調整
4.政策の手段

1は僕たちも使うことがあるので何となく知っております。

2もなんとなく知っていると思います。もし、この役割がないと、資本主義の世界で生きているので富はどんどん一点に集中していきます。

さらに、次世代に相続されるとより格差が固定されてしまいます。それを防ぐために累進課税という制度を設けて、収入が多い人ほど税金が多くかかるような制度にしています。

3は、特に所得税に関してです。
公共の時には課税額が増えると税率が上がり、景気を抑制する方向に働き、逆に不況時には税率が下がるので景気を刺激する方向に働きます。

4の政策の手段はなかなか難しいですね。

例えば、年金2000万問題で老後の資産が足りないという問題が浮き彫りになったことで、積み立てNISAやidecoの利益に対する税率が優遇されたりしました。

このように税金は様々な役割の為に集められています。

活用方法

じゃあ、集められた税金がどのように使われているのかきになりますよね。

下の図は国の支出の内訳を円グラフにしたものです。

社会保障関係費が約34%で1番多いですね。これが、普段僕らが使う保障に使われるお金ですね。

ここで注目すべき点は、2番目に大きい24%が国債(国の借金)に使われている点です。借金の返済に充てられてる金額も多いんですよね。

下の図には載っていないのですが国の収入の内、約60%が僕たちの税収から賄われており、約35%が公債金収入(借金)で賄われています。

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支出と収入の金額を調べていないので、確かなことは言えないのですが、借金をして得た収入をそのまま返済に充てるという自転車操業をしていることになります。

こう見ると結構恐ろしいですよね。これ以外にもまだまだ知らない事は多いと思います。

明日も税制の話をしていこうと思います!

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