2020/4/23(木)

・吉田篤弘さんを知り、本を買いに行くのが楽しみで9時まで眠れなかった。どれだけ見たい世界が待っているんだろう。
・11時に家の工事のドリル音で目覚める。静まって忘れた頃にまた爆音が鳴るので心臓がギュッとなる。ヘッドホンを付けても煩い音にうんざりし、2日半ぶりのシャワーを浴びた。スッキリ。

・綺麗にしたときの気分を思い出したくて、久々にメイクをする。といってもマスクを付けるので出る部分のみ。
・アイシャドウはキャンメイクのパーフェクトスタイリストアイズ 17 プリンセスブーケ。右上のくすみパープルが黄み肌ブルベにちょうどいいんだ。
・マスクをすると何故かつり目が強調されるので、下まぶたの色を濃いめにし涙袋もはっきり作って軽減。締め色を初めて眉毛に使うと、ピンクブラウンの髪に馴染んだ。
・口紅、塗りたいな。

・おしゃれをしたいという気持ちだったので大きな飾りのイヤリングを付けるが、どうもマスクに合わず。小さくて丸い白い石のイヤリングにした。残念。最後にマスクをせず外出したのはいつだったか。
・お気に入りの茶色地に黒の花柄ブラウスに黒のテーパードパンツを合わせ、ベージュのトレンチコートを羽織る。キャスケット、バッグ、UVカット手袋、靴は黒でまとめた。本屋へ行くので全体を落ち着いた色味に。
・そしてここ数日動けずにいた気分をしゃっきりしたくて、shiroのsavonのボディコロンを手首と耳の後ろに付けた。今も手首にほんのり残っている。いい匂いだ。

・家の中に居ると自転車を漕ぐのは面倒でだるくてとてもできないと思っていたが、読みたい本の為ならスイスイ進む。
・ブックオフで作家の「よ」の場所から吉田篤弘の文字を探すがなかなか見つからない。見た限り唯一であった『つむじ風食堂の夜』を買って即店を出る。自転車の鍵を差しながら、売りたくないということはやはり良い作家なのだな、と嬉しくなる。

・帰り道、ショッピングモールの中にある本屋に初めて入った。入ると予想の5倍くらい面積があって驚いた。10歳まで住んでいた札幌のアリオにあった、とても広い本屋を思い出してテンションが上がる。その半分も広さはなかったが。
・早速、吉田篤弘の本を探す。『月とコーヒー』が欲しかったのだが、『つむじ風食堂の夜』を買ったら所持金が足りなくなっていた。短編のタイトルはどれも癒されそうで、お金を下ろしてこようか悩む。パラパラと読むと文章が敬体だったので、気分と少し違ったため諦めが付いて良かった。
・そして中公文庫の『それからはスープのことばかり考えて暮らした』を手に取る。おお、これが。『レインコートを着た犬』もあった。しかし路面電車が走る街に越してきたというのが主人公と同じで、前者を買った。約700円。中古の方が安いのだろうが、見つけるのも大変だし、このご時世だし、作者にお金を届けよう。
・ついでにここ2,3日食べたかった唐揚げも買って帰宅。

・4個ある唐揚げを一口かじっては『それからはスープのことばかり考えて暮らした』を読み進める。凄い、登場人物が次から次へと出てくるのに、みんな背筋がすっと伸びていて不快な気持ちにならない。文化が溢れていて、こういう世界を求めていた。それぞれに大事にしたいことがあるのも良い。無理なく生活の視点を良い方向へ変えられる。これは『よつばと!』並に読み返すだろうな。
・最後の2つの章はリツ君にずっと涙が流れていた。2時間くらいで300ページ弱を読み終わってしまった。このお話のように誰かと仲良くなっていけたらな。

・その後は食べたり寝たりした。アヲハタの砂糖不使用のブルーベリージャムが美味しかった。ジャムを塗った食パンは、半分に折って食べるとよりジャムの味がして美味しい。また買おう。

・元気が出たので、明日はそろそろやることも手を付けられそう。

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