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俺のカメラ遍歴*デジタル時代②

俺のカメラ遍歴*アナログ時代デジタル時代①からの続きです。

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2013年 OLYMPUS OM-D E-M5

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ずっと趣味で楽しんでいたカメラだけど、2010年頃からネット通販に絡む仕事をする事になり、カメラが趣味なら撮影できるだろう?と社長から半ば強引に商品撮影をさせられる事になって、しばらくはLEICA Digilux2とLUMIX DMC-L1をメインにインチキカメラマンをしていました。

まぁ失敗も多々あったけど、やっていく内に色々な事を試行錯誤して覚えて、気がついたらアパレル関係の会社で衣装撮影、演歌系歌手のCDジャケットや宣材写真撮影、コンサートステージ撮影まで行うようになっており、流石に撮影機材の貧弱さが露呈してきて、新たなカメラの導入を検討していました。ただ元々が二眼レフカメラ好きだったのでレンズ交換するという概念があまり俺の中には無かったので、一眼カメラを選ぶのは結構難航する事に💦

昔からNikon、Canonは嫌いだったのでまず選択肢から外したけど、そもそも一眼カメラがよく分からん・・・で、結局高校生の頃に使っていたOLYMPUSが新しくマイクロフォーサーズのミラーレス一眼を販売するというので飛び付いたのが、これ!

標準、中望遠、マクロのレンズと予備バッテリー、アクセサリー類と色々購入したけど、確実に写真の出来が良くなって仕事が増えたありがたいカメラです。現在は息子にお下がりしたのですが、同じくお下がりしたLEICAのコンデジのサブカメラという位置に甘んじています😁ちなみに別サイトでこのカメラについて書いています。

久しぶりのブログで、OLYMPUSのカメラを斬る!

【作例】OLYMPUS OM-D E-M5

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2014年 LEICA D-LUX Typ 109(Panasonic LUMIX DMC-LX100)

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またまた出ました、憧れのLeicaのバッタもん!中身はいつも通りのPanasonic LUMIX DMC-LX100のOEMです。そんなにLeica欲しければ本物買えよと言われてしまいそうですが、そもそも高いのもあるけど、M型ライカとか実はそれほど欲しくないんだよね。バルナックライカは興味あるけど。とりあえず、LEICA Digilux2に変わる普段使いのコンデジが欲しくて購入。フルマニュアルで撮影できて、ズームできて、マクロ機能もあり、ほんとお気に入りでいいカメラです。これは今年2020年春まで使っていましたがそろそろスペック的にキツくなってきたので、先日16歳になる息子にお下がりしました。現在虫探しや爬虫類探しのフィールドワークが好きな息子の愛機として活躍しています。

【作例】LEICA D-LUX Typ 109

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2015年 OLYMPUS STYLUS SP100-EE

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この頃、とにかく月が撮りたかった…こんなに月を求めるなんて自分は狼男の血脈なのではないかと妄想するくらい月が撮りたかった。ついでに運動会で活躍する息子達も撮りたかった。でもこの頃はまだ望遠レンズを持っておらず諦めかけていたのだが、世の中には超々望遠ズームのコンデジなるものが売られている事を知って、早速ヨドバシカメラへ!今はどうか知らないけど、この時は各メーカーから50倍ズームとか100倍ズームとかたくさんの超望遠特化型コンデジが発売されていた。この辺の詳細は別サイトの記事をご参照ください。

望遠レンズが高くて買えない俺がOLYMPUS STYLUS SP-100EEを買ってみた!

OLYMPUS STYLUS SP-100EEで試し撮り

まぁ、このカメラ普段まったく使わない。ホント可哀想なくらい使ってもらえないという酷い扱いです…だって画像あんまよくないんだもん!そんなSP-100EEが輝く晴れ舞台は毎月の満月の夜だけ!完全に月専用カメラとなっています。一応、光学ズーム1200mmのF6.5でフルマニュアル操作が可能だから月に関してはかなりいい感じに撮れるし、先日は一際天高く輝く火星も撮影できました。現在はFUJIFILMの望遠ズームでテレコン使って300mmのレンズが手元にあるので、望遠必要な場面での撮影はほとんどそちらを使ってしまうし、これからも月イチでしか使わないカメラだろうな。

【作例】OLYMPUS STYLUS SP100-EE

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2015年 FUJIFILM X-T1

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2年ほどOLYMPUS OM-D E-M5をメインに使っていましたが、この頃からお客様からご指名でCDのジャケ写や宣材写真の依頼もいただくようになったり、ちょっと名の知れた演歌歌手の方を撮影したりとボリュームのある仕事をやらせてもらっていました。

それに伴いマイクロフォーサーズでは事足りないなと感じる事もあり、新たな愛機を漠然と考えていた時に遅まきながらFUJIFILMからX-T1が発売されていたのを知り、その色表現に魅力を感じて即購入!

マウント移行にはお金もかかるし一瞬の躊躇もあったけど、絶対的に自分が求める色がここにあると思い、XF16-55mm F2.8とXF50-140mmF2.8のレッドバッジのズームレンズを同時に手に入れました。

お金をいただいて仕事をしてる場合、普通ならフルサイズのデジタル一眼レフを選択すべきなんだろうけど、現状の自分の撮影スタイルや求めるものを突き詰めた結果がAPS-Cのミラーレス一眼なんだけど、やっぱ気に入ったものを使うのが一番いいかなって思う。最終的にお客様に喜んでいただいけるなら、本当機材なんてなんでもいいと思うわ。FUJIFILMは趣味性の高いカメラだけど、俺にとっては使い勝手もレンズの色表現も最高に気に入ってる。

OM-Dの時は感じなかったけど、二眼レフ好きな俺にデジタル一眼の楽しさを教えてくれたのは、このカメラだと思う。そしてレンズ沼に堕としてくれたのも、このカメラだ😁

【作例】FUJIFILM X-T1

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2016年 Zeiss Ikon Contessa 35

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①たまにはフィルムカメラやりたい!

②でもフィルムカメラの時代は終わったと勝手に思い込んでRolleiflex 2.8F Planarを売っちゃった😭

③もう相場が高くて買い戻せないし、他の二眼じゃ満足できない身体になっちゃったの!

仕方がないから憧れのレンジファインダー!憧れの二重像合致式!憧れの蛇腹!って事で、レンジファインダーのクラシック機、そして蛇腹の伯爵婦人!お分かりですね…コンテッサ35です。蓋を開けると飛び出すCarl Zeiss Tesser 45mm F2.8のレンズ、セレン光式の露出計は今でもビンビンの感度だぜっ!レンズの上に飛び出した連動距離計といい、たまらないぜ伯爵夫人!!

このクラシックでメカメカしい姿を見て、みんな使うの難しそうとか言うんだけど、写真撮影の基本が分かってれば全然使いやすいし、のんびりお散歩する時に連れ出したいカメラです。お値段も手頃だし、見た目もインパクトあるし、これからクラシックカメラ始めたいって人にはオススメなんじゃないかなぁ?

【作例】Zeiss Ikon Contessa 35

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2020年 FUJIFILM X-T3

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FUJIFILM X-T1を5年使ってきたけど、そろそろスペック的にキツいかな?と思いFUJIFILMのホームページを見てみたらすでにX-T4まで進化していた💦これは時代についていかないとヤバイかもしれないと焦った結果、X-T3を購入!なぜ最新式じゃないのか?それはボディ内手振れ補正機能が俺には必要ないのと動画は撮影しないからです!仕事では基本的に三脚使うし、趣味的には手ブレした写真が逆にカッコいいとかもあるから手振れ補正でそれがなくなってしまうのが嫌だったんだよね。あと今のデジカメはカメラではなく家電だからガジェット的なブログ書いてたりする人じゃなければ最新機種なんて買う必要ないというのが俺の持論です。どうせ数年で値崩れするし、5年もすればスペック的に交換する時期が来るから、馬鹿みたいに高い価格の時に買いたくないと言うのが本音。

結局はボディよりレンズの方が大事だしね。そのレンズもFUJIFILMのレンズは音がうるさいとかAFが遅いとか言われてるけど、それ撮影するのに何か問題ある?と言うのが俺の考えだな。正直スポーツ写真とかじゃなければそこまでAF速度求めないし、マクロなんかだと結局MF使うし、盗撮する訳じゃないから音なんて関係ないでしょ?

さすがにX-T1と比べるとかなり画質は良くなってるかな。X-T3は基本仕事用なので縦位置バッテリーグリップつけてるんだけど、これつけるととにかくデカくて迫力が出るので「デカいカメラはなんか偉そうでクライアントさんが喜ぶ法則」をたまに発揮して重宝してます。ただし重過ぎて持ち歩きは正直キツいです💦

【作例】FUJIFILM X-T3

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2020年 FUJIFILM X-PRO2

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仕事用のサブカメラと称して、最強のスナップミラーレスでもあるX-PRO2をX-T3と同時購入しました。ただし、今のところ仕事で使った実績はありません😏これもすでに発売されていたX-PRO3と迷ったんだけど、最新機種はいらない理論でこちらを選びました。正直、自分の中ではこちらがメインカメラになってますね。

とにかく街中で軽快にサッと写真が撮れるし、カメラを持ち歩くのが楽しくなるカメラです。X-PRO2購入に合わせてX-PROシリーズの為に設計されたと言われるXF23mm F2(35mm換算 35mm)っていうレンズを購入したんだけど、これが俺にはまったく合わなかった😭 なんか可もなく不可もなくという地味なやつだし、そもそも35mmから下の広角寄りの焦点距離があまり好きじゃないんだよなぁ。で、俺が気に入っている最強の組み合わせが、このVoigtlander Heliar 40mm F2.8というレンズ。

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これかなり変わってて、レンズ自体にフォーカシング用のヘリコイドがついていないライカMマウントのレンズなんだよね。なので別途ヘリコイド付マウントアダプターを用意して使うという面倒くさいヤツなのである。俺は焦点工房さんのマウントアダプターを噛ませて使ってます。

黒いボディにシルバーのレンズがカッコいいし、このボディとレンズのバランスも好みです。MFでしか撮影できなくなるけど、俺は今写真を撮る事を楽しんでるんだと実感できるのもいい!久しぶりにこれが俺の愛機だと言えるカメラに出会えた気がして、今一番のお気に入りです。

【作例】FUJIFILM X-PRO2

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2020年 Rollei Rolleicord Ⅳ

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2020年になり、しばらく失っていた写真への情熱と撮影欲が復活して、やっぱり二眼やりたいとなるのは自分的に見えていたのだが、今更以前より相場の上がってしまったRolleiflex F2.8を買うのは予算的に無理で、新宿の中古カメラ屋で指を咥える日々を送っていました。そんな中、ふいに「flexが買えないならcordを買えばいいじゃないっ!」という言葉が降りてきて、目から鱗が落ちた思い!ありがとう!マリー・アントワネット!!

って事で、買いましたよローライコード。ローライコードも色々発売時期により型が豊富なんだけど、世間で良いと言われている最終型のV、Va、Vb型はライトバリュー方式の露出と玉ボケが六角形になるのが嫌で、俺はあえてⅣ型を購入しました。

まだ試し撮り後に少ししか撮影してないけど、レンズは以前持ってたローライフレックスのプラナーよりキレがある感じかな。正直プラナーの優しい柔らかい感じが自分的に最高すぎたので物足りなさも感じているけど、これはこれでいいレンズだし、楽しいカメラだと思う。あとは単純にそこまで高いものではないからローライフレックスに比べて気軽に持ち出せるのはいいよね。ただ120フィルムはランニングコストが結構かかるから、どうしてもガンガン撮影するというのは躊躇しちゃうし、じっくり楽しんで撮影する時間を楽しみたいね。

【作例】Rollei Rolleicord Ⅳ

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まだちょっとだけ続ける予定...to be Continued

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