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第88回:「喜び」で生きる

明日は、春分の日で宇宙元旦といわれています。

宇宙元旦とは、昼の長さと夜の長さが同じになることから、地球が太陽の周りを回る基準となる日からいわれているようです。

さらに明日は春分の日だけでなく、「一粒万倍日」「天赦日」といわれる吉日でもあり、始まりはもちろんのことリセットの意味もある日だそうです。

そこで、今回はこれまで私が書いてきた「喜び」についての記事のまとめたことを書いていきます。

なので、この記事が明日からスタートする新しい一年に向けて何かのお役に立てばいいかと思います。

「喜び」を原因にして生きる

「喜び」を原因にして生きるということは何度も書いてきたことですが、このことが私がお伝えしたいことでもあります。

私のこれまでの多くの時間を「不安」をなくすために生きてきました。

このため、私は「不安」を原因として生きていたといってもいいでしょう。

もちろん「不安」を解消することができ、その結果「喜び」を感じられるようになれれば問題なかったのですが、私の場合、なかなか「喜び」を感じることができませんでした。

そこで、あるとき生き方の原因を「喜び」に変えることにしました。

すると不思議と楽に生きられるようになりました。

「不安」を原因にして生きているということは、建物のでいうと基礎が揺らいでいる状態であるため、風が吹いたり雨が降ったり、その時々の天候の変化で建物が揺れてしまうものです。

しかし、「喜び」を原因にすると建物の基礎が「喜び」になるため、風が吹いたり雨が降ったり、その時々の天候の変化を楽しめるようになったりするものです。

「楽しむ」とは、建物の揺れも楽しむということであり、揺れと自分を同期させると不思議と揺れを感じなくなるものです。

人生は晴れの日ばかりではありません。

「不安」で生きるとは、いわば晴れの日を楽しまずに雨や風の日のことを心配して生きるようなものです。

その一方で、「喜び」で生きられるようになると、晴れ日はもちろんのこと、雨の日も風の日も楽しめるようになっていくものです。

このため、楽しんで生きることが出来るようになると天気の変化が気にならなくなるものです。

「喜び」が人生を向上させる

長年「不安ベース」で生きていて、急に「喜び」で生きると決めたからといってシフトチェンジできるわけではありません。

「不安ベース」で生きていると、何もしないでいると「不安」になってしまうものです。

そこで、行為として「喜び」を感じられるようなことを中心にして、楽しんで過ごす時間を増やしていけるようになると、それまでの意識を変えていけるようになるものです。

つまり、「不安」を感じる時間を減らし、可能な限り「喜び」を感じる時間を増やしていくことで意識のシフトチェンジを図っていくのです。

私の経験でいうと、この「喜び」を感じる時間を増やしていくという方法が、「喜び」を原因にする方法として一番効果的なのではないかと思います。

「喜び」を感じる時間を増やしていくと、「楽しい」という気持ちによって自己肯定感が上がっていくし、自分に自信を持てるようになっていきます。

また「楽しい」と感じていることをしていると、自然と直観やひらめきが生まれ、その直観やひらめきに従って生きていると、新たな「喜び」が生まれてくるものです。

私はこの半年、noteで「喜び」という言葉をタイトルにした記事を今回も含めて88回書いてきますが、これらは「喜び」の意識から生まれた直観やひらめきを文章化したものです。

そういった意味でも、「楽しい」と感じることをしているだけで、自分に自信を持てるようになり、直観やひらめきが生まれ次々と楽しさを得られるようになり、エンドレスで楽しむことが出来るようになるといっていいでしょう。

自分らしさとは「喜び」で生きること

「喜び」を軸にして生きられるようになると、ストレスを感じることが減っていき、前向きな気持ちで生きていけるようになって「自分らしく生きている」という実感を得られるようになるものです。

「好きなこと」「楽しいこと」に夢中になって生きるということは、自分の特技を生かして生きているということであり、特技を生かすということが自分らしさを感じさせてくれるものです。

その一方で、気が進まないことや嫌なことをしていても夢中になることはできないだけでなく、それがストレスになって後ろ向きな気持ちにさせます。

こういった後ろ向きでストレスを感じている自分に自分らしさを感じることはできません。

したがって、出来る限り自分にとって楽しいと感じて夢中になれることをすることが自分らしく生きるためには欠かせないといっていいでしょう。

「喜び」で生きていると世界が変わる

私が生活の中で度々残念に思うことは、買い物に行った先などでの店員さんの態度に好感を持てないことだったりします。

そういった店員さんは、きっと仕方なく仕事をしているのだと思います。

しかし、そういった人でも楽しいと感じるようなことや喜びを感じるようなことができるようになると、人の接し方も変わると思います。

楽しさや嬉しさを感じられることをしていると、明るく前向きになるだけでなく、人に対して優しくなれるものであり、そういった人達が増えていくと、生きやすい世の中ができるようになると思います。

そういった意味でも、誰もが「喜び」を感じられるようなことを選んでできるような社会になるといいなと思います。

「喜び」で生きると可能性が広がっていく

「喜び」を基準にして生きるということは、自分の人生に向き合うことが出来ているといってもいいでしょう。

なぜかというと、自分の人生に向き合うとやりたくないことが出来なくなるからです。

そして、自分のやりたいことをしていると、新しいアイデアが生まれてくるものであり、そこから可能性が広がっていくものです。

一人でいろんなことができてしまう人がいますが、そういった人が多彩な理由は、「喜び」が新たな「喜び」を生み出すというという循環の中で生きているからです。

人の「喜び」には限りがありません。

「喜び」で毎日をワクワクして生きていると、自分という存在が拡大し成長していくものです。

「喜び」で生きる

「喜び」は至る所にあるものです。

そういった「喜び」を日々の生活の中で見つけて感じ味わっていけるようになると、今度は「自分」という存在が「喜び」へと変わっていきます。

「喜び」で生きるということは、自分を信頼して生きるということであり、その信頼が新たな「喜び」を生み出してくれるものです。

そういった「喜び」の循環を大切にして、明日からの新たな一年を過ごしていきたいと思います。

これからもいろんな角度から「喜び」についての文章を書いていこうと思います。

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