掲載素材の収集・整理
1)写真素材の収集
会社として残してある写真素材は何があるのかを調べます。たとえば会社案内、カタログなどの対外的な会社資料として活用するもの。一方で、社内報などのインナーツールとして活用するものや、報告書や完工・竣工などの業務における記録があります。こうした社内の写真素材(資料)は、多くの場合「個人」で所有しているので、事前に全社員に社内通知をするなどで協力してもらうこともあります。
また、創業者などが個人の写真アルバムで、仕事の写真なども保管していることがあります。こうしたものは、簡単には集めにくいものでもあり、扱いに関してもより丁寧さが肝要です。OBなどへの取材を行う場合、取材依頼の段階で、写真の有無などもあわせて確認をとるとよいです。
2)写真素材の整理
いつ、どこで、だれが、何をしている写真なのかを明確にする必要があります。逆に言えば、いつ、どこの写真かわからないようなものは掲載しにくいということにもなります。掲載することを踏まえ、写真に関しては「年代順」の整理をしていくのが一番です。
3)写真素材の種類
[アナログ資料]ネガフィルム、ポジフィルム、プリント写真、印刷物(パンフレットやポスターなども)など
[デジタルデータ]解像度の問題から、印刷には不向きな場合もあります(WEB画像や映像データなど)
以上