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「夢二展」庭園美術館

2024.8.--.夜

今朝は涼しかった。これは秋だなっていう気候に、やっとなったっていうのに。まだ8月の振り返りが終わってなかったんかい、って言われそう。そう。終わってない……全然終わらないのに、どんどこ新しいところ行くから振り返ってる暇ない。いや、でも、やっぱり土日で行ける範囲には限りがあるし、平日は仕事と学校があるから、やっぱりどこかで終りがあると信じている。信じさせてくれ……

さてさて。こちらもサマーナイトミュージアムで。まだ、この頃は日が落ちても暑かったねぇ……

・夢二と庭園美術館の雰囲気がめちゃくちゃ良く合う。でろっと甘い夢二式美人が庭園美術館というか、朝香宮邸に居ても不思議じゃない。むしろあれか、その女本人がいるというよりかは、朝香宮邸装飾が女になって出てくるくらいのほうがしっくりくるかも。

お分かりいただけるだろうか。
絵の中のブドウ棚と、朝香宮邸の照明が
きれいにマッチしているんだ。好き。

・一階は割と明るめな内容の作品だったり、The夢二って感じだったりのがメインだったと思う。アマリリスも入ってすぐのホールにあったくらいだし。比べて2階は少し影のあるような作品かなって思う。しっかり日没になって外ががっつり暗くなったせいもあるとは思うが……北の間の、右端にあった、男女が連れ立って歩いてて心中でもするような掛軸が好きだった。タイトル思い出せないの不覚すぎる。北野恒富の道行みたいな歩いてる二人なんだけど、道行は心中に対する若干のすれ違いも感じながらだけど、夢二のその作品は、本当に疲れ切って歩いて辛いんだけど、2人の歩幅は合っていて互いにもたれ合うような関係が見えた。どっちも不健全なんだけど、どっちにもよさがある。道徳的にアレかもしれないけど、良いな〜って思った。

仮に、正規の美術教育受けてたら
デザイン的な身体は描けないよなあ、たぶん。

・ちょっと前に夢二柄のシール式切手、あったよね。あれの元図柄がでてた気がする。あのシール式切手、めちゃくちゃ可愛かったな。常時販売して欲しいくらい。夢二のデザインが全然古くなってないし、今でも可愛いを提供してるって、それってだいぶ、すごいことじゃない?

かわいい。

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