依存する人

私もその1人なのかもしれない。

母が死ぬ前日にこの世で生きることを終わりにしたいくらい依存している。
一般的にはマザコンと言うかもしれない。

小学生の時には友達1人に依存しすぎていたため、自分が考えることと違う行動をした時「裏切られた」と思ってしまうこともあった。

さすがにこのままだとメンタルが壊れると思ったのが中学生の時だった。
家に帰ったらご飯も食べず特定の人とずーーっとLINEをしていた。
いつの日かぱっと特定の人と連絡をしなくなった。心にぽっかり穴が空いたような気がした。
この時に気づいた。
人のような変化のあるものに依存してはならないと。

じゃあどうするのか??

中学生の私は依存先を増やすことにした。
・LINEで話すのは1人ではなく5人とか
・AAAが好きだったのでオタ活に専念
・部活
・母
・クラスの友達

これで依存先が5つになった。
だいぶ心の負荷が軽くなった。
しかしまだ心に違和感がある。私は一番大切なことを忘れていた。それは、

人に過度の期待をしない

常日頃これを言ったらこれくらいはしてくれるだろうと思って生きていた。しかし人は10やって欲しいのに6しかやらないなんてことは日常茶飯事である。これが心の負荷がかかった原因であった。


そこで中学3年当時好きだったTEAM NACSの大泉洋が言っていた「加点方式で見る」を実践することにした。

これくらいやってくれるだろうという期待は捨て、全ての人を0点スタートにする。
何かしてくれたら加点する。(具体的な点数は付けてないが)
そうすると自ずと「ありがとう」という言葉が出る。期待してなかったことをしてくれたからだ。
相手はそんなこと知る由もないから「ありがとうって言って貰えた」とプラスになるし、私もやってくれたことに心から感謝できる。やって当たり前という考えを捨てられた。
これを6年くらい実践してるが今のところいい感じだ。でも問題点が1つだけある。

行動は形がないものだから比較できないが、形になってしまうもの(お金や時間など)は比較できるため効果がないみたいだ。そこから特にお金と時間は気にするようになってしまった。早く治したい。精神衛生上の観点から。


人は自分の思い通りにならない。
逆に全部自分の思い通りになる世界は面白くない。
ミュージカルエリザベートに登場する
ルイジ・ルキーニは「番狂わせが面白い」と言っていた。
まさにその通りなのではないか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?