情報リテラシー論 第6回

  情報リレラシー論6回目の講義。

今回の授業テーマは「キュレーションが必要な訳」。


キュレーションとは                             キュレーションとは、インターネット上の情報を取捨選択してまとめること、またはそこに特定の視点で収集、選別、編集することで新しい価値を持たせ新たな意味を与え、人々と共有すること。

キュレーションを生かしたサービスやコンテンツなどもあり、授業内では男性のコーディネートをタイプやジャンルに合わせて女性目線で選んでくれるサービスなどなどが紹介されていた。

日本人の6割は商品を購入する際に事前にその商品を詳しくリサーチしないのだそう。情報が溢れた現代ではどの情報を信用し取捨選択すれば良いか分からないことが原因の1つにある。先ほど挙げたキュレーションを用いたサービスなどは、情報が溢れる現代社会において、より的確な情報を得られる大変需要のあるサービスだ。


SNSに用いられているキュレーション                    キュレーションはSNSにも活用されている。例えばFacebookの「エッジランク」というシステムは、自分がいいねをよくするジャンルの投稿や傾向のものをハイライトに表示し、その他のいいねをしない投稿は興味のない投稿とし自然と削除されていくといったシステムだ。

ただSNSを使用しているように見えてるが、いいねを関して投稿自体をキュレーションしている。また、instagramもそうだが投稿を検索する画面には自分が興味のあるジャンルしか自然と出てこないようになっている。

キュレーションやキュレーションを用いたSNSツールの良いところは自分が情報を取捨選択しなくても、傾向を理解し興味のない情報を目に入れなくていいところだ。


しかし問題も様々                           「WELQ問題」
WELQ騒動とは、DeNAが運営する医療情報サイト「WELQ」が検索結果の上位に上がるために、大量のライターを使い内容を吟味せずに不適切な記事を書き、コンテンツの品質や正確性を問われてサイトの公開取りやめに至り、キュレーションメディアやバイラルメディア全体のあり方が問われるに至った一連の騒動の通称。

「バイラルメディア」なども投稿者への権利侵害等で問題に。SNSの投稿など人のコンテンツを勝手に使用し、他人の面白いネタや画像を盗用して、自分たちのメディアで掲載、PV を稼いでいました。



自分だけに適した、ユーザーの欲しい情報のみを提供するキュレーションサービスだがプラスの面だけではなくそれと同時に様々な問題も見え隠れしている。