8月の家族達

久しぶりに見返した映画。
紹介文にはコメディの文字が…笑
絶対コメディちゃうやん。
メリル・ストリープはなんであんなに演技が上手いのか。こっちまで胃がキリキリしたわ。
どこの家も母親と長女な関係って濃くなりがちよねぇ。
自分の子でもないと分かっていながら息子を愛し育ててるオジサンがいい人過ぎて…。唯一の癒しキャラだよね。
介護要員でない家族と絆が薄れていくのもあるあるだよね。
心の何処かでは羨ましいと思うもの。
親も大切だけど自分の人生も大切だからね。
何一つ割り切れない問題のオンパレードで、放浪者の妹が言ってた人生は完璧じゃない。人に言えない事もしてきてたし今後もするかもしれない。生きてたら追い詰められる事もあるもの。ってセリフがまんまこの問題だよなぁ…って。
側からみたら異母兄妹だっていいじゃないとも思うけど、本人達はショックよなぁ。
気が強い長女のようにも生きられず、自由に生きる三女のようにも生きられず、母親の側で世話しているにもかかわらず一番母親が執着しているのは長女という、貧乏くじを引かされたような次女には難しいとは思うけど幸せになってもらいたいなと思う。
家族だから好きだけど、嫌い。頑張ってるけど上手くいかない人生や人間関係。時には損な役回りも巡ってきて、でもそれもまた乗り越えていく事もあって。
人生ってこんな感じだよなぁ…って。


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