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本当に手に入れたかったものは#18

文字通り雲一つない空。心を曇らせていた気持ちに踏ん切りをつけたつい数時間前の自分。そんな自分を後押しするかのようだ。

僕はこの1年くらいで「自分というやつが友達だったらいいのにな」と友達に漏らしていた。それはどこか絶対になれないと感じていたのからかもしれない。

でも諦めきれないのか、自分自身が自分のコーチとなるセルフコーチングを探求してきたし、今もこうして観察・観測するために自分を残している。

それらは対人支援者としても間違いなく立派な成果に繋がっているだろう。そう感じさせてくれるのはクライアントさんや同僚、そして目の前の子どもたちだ。

自分と友達になる。別のことばで言えば、どんなときも自分といてくれるということではないだろうか。もちろん、友達の定義をそうしたいわけではなくて。

「自分と友達になりたい」という発言の奥にはそんな願いがあったのではないかと思う。

本当に手に入れたかったものは、抑圧し、なかったことにしてきた自分の感情や心の声、願いをちゃんと聴く自分の存在だ。

それに気づかせてくれたのは、自分の感情をここまで引き出してくれた方々のおかげだ。

直接お返しすることはなかなかできないかもしれないけど、その方々と同じように目の前の他者に貢献していきたいと思う。

2021.10.20.8:03 歩いて職場に向かいながら



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