一生ぶっとびガール
今度はご自由にお書き下さいって言われた。わかってんじゃんnoteさんよ。ありがとう、自由に書きます。
意気揚々と文章が書きたくなったなんて言ったくせに、どこでも誰でも口にしてるコロナのせいとか、まあいろいろで脳内があんまり今良いcolorじゃないのでこれといって書いてて楽しいようなことも思い浮かばず。
何なら楽しい気分になるだろうって考えて、私は好きな友達が沢山いるんだけど、その人たちのこと思い出すと幸せな気分になるので友達のことでも書いちゃお。
Aちゃんの話
出会いは私の中学のとき。Aちゃんはほんわかしていて自分のペースが確率されてるような印象で、みんなに優しい。クラスも部活動も一緒だった彼女と、初めて学校が終わってから2人で遊ぼうということになった。
ひとまず何も決めていなかったので電話してみた。忘れもしない13歳のときの会話。
「Aちゃん今からどうするー?」
「ごめんね、今から猿つかまえてから行くからちょっとまってね」
おいおいおい。説明しようよ。突然猿捕まえるって何。ちょっとコンビニ寄ってから行くねーくらいの勢いで猿捕まえてから行くって言われた私の正解のリアクションて何?教えて?誰が教えてくれるのか知らないけど。神様?こんなときに呼ばれたら神様もはぁ?てなりますよ。
合流してから知らされたのはお家が獣医さんで、おうちのお手伝いしてから行くということだったらしい。その事を現状を伝える時は枕詞として絶対につけるべきだと思ったが、そのままのほうが面白そうだったのでそんな忠告はしなかった。
その後も彼女とは長ーく同じ時を過ごしていたが、猿のことなんかじゃ比べ物にならないくらい、スライディングで5メートルくらいはズコーーーーーが止まらない思いをたくさんさせられた。
いつもあっけらかんと楽しそうにすごいことを言う。
「今日から左利きになることになったの!」「昨日キレたら携帯真っ二つになっちゃった!」「今日下着つけてくるの忘れたんだ~」「いまナメクジ飼ってるんだけどさぁ、ディズニーに一緒に連れてったんだけど新幹線で隣の人に嫌な顔されちゃった!」
あんまり言うとバレそうだからここらへんにするが、まぁこんな感じである。どんな感じこれ。わからん。私にはわかりません。もっと書きたいエピソードはたくさんあるけど、割愛。
1番不思議なのは、2人で会話しているとき、わたしがボケたおして彼女がツッコミに徹するということ。
そんな彼女にわたしのおふざけを回収していただいていたおかげで、とても楽しい人生を送っていたわけだが、そのせいで真っ直ぐな道がどこだかはわからなくなってしまった気がする。
ちょっとやそっとじゃ驚かなくなってしまったので、私を驚かせたかったら物理的に刺激を加えるしかありません。
ここ何年かまともに話してないなぁ。きっと話したときにはネタがごっそり増えるだろう。
Aちゃんの話でした。