東京オリンピックプロジェクトチーム結成を検討する①

1.さて、仮に東京オリンピックの警備参加依頼が来た場合、誰を送るべきか。

業務内容として言われているのが、会場の出入管理、内部や会場周辺の巡回、観客に対する会場の案内や入退場者の整理といった雑踏警備といわれている。

雑踏警備は交通誘導警備と同じく2号警備といわれるが、1号の施設警備の要素もある。

なのでうちの隊員の中で誰を送るかということに関しては、それらの業務を柔軟にかつそつなくこなせる隊員をおくるべきということになる。

2.この点、自社は複数の業務をこなせる人間を増やしている最中である。

その結果、組織のマトリックス化が進んでいるのもその現れである。

ただ、東京オリンピックというこんなに大きな世界的イベントを参加した事がない。

なので、人員を何名か選んだ上で、東京オリンピックに向けたプロジェクトチームを立ち上げる事を検討している。

プロジェクトチームとは、製品開発など複数の部門に関連する課題を解決するために、各部門から専門知識を有するメンバーを集めて臨時的に編成された組織である。

当然、日頃、セコムの業務をして頂いている隊員が中心になるが、日常業務のことや、イベントの性質を考えて、他の部門からも選抜する必要が出てくるだろう。

でもこんなのどかな田舎から東京に行ってくれるだろうか…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?