【日記】8/24 白髪から舌打ちまで
朝の身支度で鏡の前に立つと、前髪が少々白んでることに気づいた。元来自分は前髪だけ若白髪を有している人間だった。このことはコンプレックスでもあり精神安定剤でもあった。自分は音楽を趣味で嗜んでいるわけだが、母親の不倫相手は音楽家だった。友人にその話をすると、冗談で「お前の父さん、本当はその音楽家の方なんじゃないの」とケタケタ笑いながら言われたことがあった。同じような笑い方でその場は返したが、その後は暫く疑惑が拭えなかった。しかし自分が一緒に暮らしていた本来の父親は、今の自分と同様