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日寇暴行实录の生き埋め合成写真について 2 (とってもカオスなWikipediaの写真たち)

日寇暴行实录生き埋め写真Wikipediaにも掲載されています。
日寇暴行实录自体も怪しい嘘情報満載のプロパガンダ本なのですが、その写真を掲載しているWikipediaはさらにカオスな状態になっています。

画像1

今までに5パターンの写真がアップロードされていますが、どれもこれも全てが加工された写真です。
(オリジナルが稚拙な合成写真なので、どう弄ろうと合成写真と言うのは変わらないのですが)

日寇暴行实录に掲載されたオリジナルの合成写真は⬇です。

画像2

見やすいように彩度を落とし、トーンカーブで明るさとコントラストを補正した画像が⬇です。

彩度ゼロ・トーンカーブ補正

まず、Wikipediaにアップされている全ての写真に共通して言えることは、もれなく写真の端がカットされているということです。

最も最初にアップされた写真が最も多くカットされており、兵士の後ろに建物があることすらわからない状態になっています。
(どうやっても元の生き埋め合成写真と位置を合わせることができなかったため、おおよその位置合わせになっています)

日寇暴行実録(カット1)

また、写真の継ぎ目についても1番目と2番目にアップされた写真はかなり加工が施されており、継ぎ目の欠損した部位がグラフィックデザイナーにより創造的が継ぎ足しがなされています。

最初期バージョン(書き足された箇所)

二番目にアップされた写真は最もダイナミックに手が加えられている合成写真です。
もちろん、最初にアップされた合成写真もかなり手が加えられてはいたのですが、二番目にアップされた写真はさらに大胆に想像力豊かに多くの部分がペイントされています。

恐らくですが、これを加工したグラフィックデザイナーはこの合成写真のあまりの稚拙さに耐えきれず、手を加えてしまったのでしょう。
もはや合成写真の域を超えた一つの作品に仕上がっています。

最初期バージョン(書き足された箇所)2

最初期バージョンよりも背景が若干大目に見れるようになっています。
(どうやっても元の生き埋め合成写真と位置を合わせることができなかったため、おおよその位置合わせになっています)

日寇暴行実録(カット2)

3番目の写真では、後ろの建物の存在がしっかり認識できるようになります。

日寇暴行実録(カット3)

3番目のバーションは、加工の度合いも少なくオリジナルに非常に忠実ですが、繋ぎ目部分をまともに見せようとして繋ぎ目部分のコピーペーストを繰り返しました。

3回コピー・ペーストされた箇所1
3回コピー・ペーストされた箇所2

また、このバージョンから顔のコピペが出現します。
同じ顔が2つあります。

恐らくですが、オリジナルの生き埋め合成写真は顔が欠損してしまった箇所がありますので、それを補うために近くにあった顔と思しきものをコピペしてしまったのでしょう。

1_顔が2つ

4番目は3番目の合成写真とほぼ同じです。
基本的にはオリジナルの生き埋め合成写真と同じですが、3番目と同じ継ぎ目加工がされています。

顔2つと継ぎ目三回コピペも同じです。
また、背景部分もカットされています。

日寇暴行実録(カット4)

5番目の合成写真は4番目とほぼ同じですが、謎の緑色の彩度が下げられ灰色になりました。

日寇暴行実録(カット5)

5番目の合成写真にも、例の顔コピペと継ぎ目三回コピペも存在します。
背景部分のカットも同じです。

Wikipedia に掲載されている写真が全て捏造だとは言いませんが、Wikipedia にはこのような類の加工されている合成写真が平然と掲載され続けているのが実情です。

Wikipedia は、自身のサイトが正確な情報源ではないとの注意書きを掲載していますが、実際には、Wikipedia に掲載されている情報に騙されている人は非常に多いです。

そして、このような稚拙な合成写真に騙されるお🐴🦌な人々は世界中にごまんとおり、今日でも毎日のようにそのような🐴🦌な人々から日本人が罵られ続けています。

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📓 南京大虐殺・731部隊・上海事変の捏造情報



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