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スイーツ男子 in 秋葉原老舗チェーンの喫茶店

ー原風景と未来に続くスペースー
《「おひとりですか?」》
《「いや、待ち合わせしているんですけど」》
《 ...何度も繰り返される日常の安心感... 》
故郷愛知はカフェ、いや喫茶店文化が根強く残っている土地です。
最近はチェーンも増えてきましたが、
地域に個人経営の喫茶店が乱立していても、
長年やっていける位お客さんが入ります。
その風土から無料モーニングも定着し、
大概の喫茶店にはエビフライ定食がある位食事も充実しており、
昼食のために行くことも普通です。
私の喫茶店における原風景は、
行くことが日常である父に、
休みの日、時折ついていったこと。
特に覚えているのは、夏に近所の川へ泳ぎに連れて行ってもらい、
帰りに寄った喫茶店でワッフルをごちそうしてもらったこと。
喫茶店でいつも父は無言で店内閲覧用の新聞を広げ読みふけり、
私は食べ終わって手持ちぶさたな視線で、
喫茶店のいろんな調度品や、
場所によってはサイフォンの不思議さに見とれ、
飲めもしないコーヒーの香りだけを楽しみ、
自分はメロンソーダフロートを飲んだりしていました。
現在進行中の講座「禅セラピーインストラクター[禅療法士]養成講座」にて。
https://bosan32000.wixsite.com/sinsindo/blank-13
個人面談をしています。
受講するに至った経緯、これからの夢、信条、願い。
丁寧に聞かせていただいています。
そして禅・禅セラピーを共に研鑽し
伝え広める仲間(サンガ)としての
意志確認をさせていただいています。
今回の場所は秋葉原にある
Cafeルノアール。秋葉原周辺にも数店舗あるくらい店舗数の多い、
しかし、今はスターバックスやドトールほど目立たないカフェ。
ルノアール系列カフェの注文は、全て昔ながらのオーダー式。
テーブルも広く、資料作りや打ち合わせには大変重宝する場です。
全体の作りや調度も、往年の欧風喫茶店を漂わせ落ち着いた雰囲気。
だからといって、こだわりの個人カフェと違い、
ほっといてくれるので緊張しません。
セルフ式カフェがはやる前、
また、コワーキングスペースや気軽に借りられる会議室なんてない時代。
おじさんたちは、夏は「レイコー(アイスコーヒー)」で打ち合わせをしていました。
秋葉原のお店は今も満席に近いお客さん。
スーツを着たサラリーマンが多く、資料作りや打ち合わせをしています。
くしくもこの日は首相が替わった日。
いくら情勢は代われども、
未来に続くスペースである
こんな喫茶店が残っている限り、
日本は大丈夫だと安心できました。
長居をし、入れ替わり面談をしたので、
ちょっと豪華な
「”贅沢サンドウィッチ”ありたどり厚切りローストチキンのクラブハウスサンドウィッチ」を注文し、
少々お店に気を遣います。
そしてスイーツは
「20層のミルクレープ」。
食事にはコーヒー、スイーツには紅茶をつけました。
どれも往年の喫茶店にふさわしい納得の味。
おいしかったです。
最近こんな、「カフェ」でなく「喫茶店」が落ち着くようになってきました。
私もおじさんになったのかな。

https://www.facebook.com/ryuei.fujii/posts/3234709703291836

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