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薬と断薬と禁断症状※閲覧注意※


もしかすると、人によっては動揺する内容かもしれませんので閲覧注意としておきます。学んだとおりに薬品名をあげて、薬を抜いている時にどんな禁断症状が出るかを説明してありますので、これを読まれる方は自己の責任において目を通して下さい。減断薬の知識として何かのお役に立てれば幸いです。

精神科で診断される病名や出される薬に関して、疑問を持っている人は少なくないと思います。病院は治すところのはずですが、薬を飲めば飲むほど治ってんだか治ってないんだか分からない。病名を調べれば調べるほど分からなくなる。こんな人が多いのではないかと思います。

だらだらと薬を飲み続けて通常の生活が困難になる前に、薬に関して知っておくのも大切だと思います。病院から薬をもらった場合は、その場で添付文書を要求するか、ネットでその薬の注意事項を確認してからご自分でその薬を飲むか飲まないかを判断することをお勧めします。

ここでは、薬の種類と断薬をした際の禁断症状について説明していきます。内科医・内海氏の講義から学んでみました。

精神科や心療内科で薬を出されるとすれば、たぶんですが単剤処方されるのは珍しいかも知れません。複数処方が大半ではないかと思います。処方される薬には5種類あります。

ベンゾジアゼピン

これ系の薬には、主に睡眠薬・デパス・アタラックス・コンサータなどがあります。これらは抗不安薬や筋弛緩剤などにも使われます。内科でも睡眠薬は出しますし、筋弛緩剤として整形科でも出されます。

肩こりや頭痛に薬を出されて楽にはなりますが、これは治ったわけではなく、薬で神経中毒を起こしマヒさせています。コリや痛みが取れたと思っても実際には取れていませんので、効果が切れればまた飲みます。そのうちにこれなしではやっていられなくなるので、これを繰り返して依存を引き起こしてしまいます。

ベンゾ系は薬に対する理解と意識がしっかり変われば1人でも抜けるものですが、意識が変わらなければ依存性が高い薬なので抜けづらくなります。

どうして依存性が高いかというと、断薬の際に正気を保たせつつ禁断症状を起こすからです。例えば睡眠薬ですが、これは眠れないからと飲んでいた薬になります。ですが抜く際には、その反作用で眠れないというよりは寝なくなるという症状が出ます。

この寝たいんだけど寝ないというのが意識的には辛いようです。ですがこれは反調整作用という禁断症状ですから仕方ありません。中毒になる前の正常な神経やホルモンに戻るための症状ですからむしろ出さないといけないものです。

この症状が抜けてくれば、自然と誘発されてくる睡眠によってちゃんと眠れるようになります。抗不安薬もこれに同じです。薬を抜いてる時には不安で不安でしょうがありません。意識が正常ですからこれが辛いのですが、抜けてしまえばスッキリしてしまいます。

ベンゾ系で抜きにくいものとしては、デパスがあります。これは短時間作用型で血中濃度が直ぐに上がって直ぐに下がる覚せい剤的薬です。短時間作用ですので直ぐに欲しくなるし、依存も早いです。ソラナックスもこれに続く依存性の高い禁断症状の辛い薬のようです。

超時間作用型の薬にメイラックスジアゼパムがあります。減断薬をする際に、デパスからこの薬に置換するという方法もあるようですが、あまりお勧めできないのは、これで失敗する人がいることと、コカインをヘロインに変えてるようなもので意味がないといいます。

ベンゾ系の中では、リーゼ・ワイパックス・メイラックス・ジアゼパム(←これは微妙だけど)は、わりと禁断症状は低い方に入るようです。

ついでに睡眠薬で最悪と言われているものでは、ロヒプノール・サイレース・ハルシオンがありますが、ロヒプノール・サイレースは欧米では販売禁止。ロヒプノールは2018年に製造販売禁止。日本ではまだサイレースはあるようですが、これは犯罪にも使われることがあるようで、海外ではこの薬の持ち込みを禁止する国もあるようです。ハルシオンは、飲めば暴力的になったり徘徊したりするようで、かなり問題視されてる薬です。

ベンゾ系の薬は依存性は高いですが、意識さえ変われば自分だけでも抜ける、他の薬に比べてまだ禁断症状は楽な方だといいます。

抗うつ薬

SSRI・三環系・四環系など分類があり、これ系の薬はものによって断薬時の症状の重さに違いはありますが、抜くなら真っ先にこれを抜いてほしいと言われているものです。その理由は薬と一緒に説明していきます。

減断薬をする際に気を付けなくてはならない薬にパキシルがあります。この薬は減断薬の反作用がとても大きく怖いものだといいます。何が怖いって抜くのも飲むのも自殺する危険があるという反動作用が強烈なものだといいます。

薬を抜く際によく錠剤を削って減らしていきますが、パキシルの場合は、例えば40mmのものを10mm減らしたとします。二字曲線的に薬の効果が40mmの所から10mm減らしただけで半減効果が倍以上にがばっと一気に減ります。この時の精神状態がかなり悪くなるので、飛び降りなどへの自殺の衝動性が高くなります。

初めの減らす時が一番肝心と言われている薬です。けれどこの時期を超えれば、慣れもあるのかも知れませんが、あとは症状としてはかなり緩やかになるようです。

これと同じく危ないと言われている薬にサインバルタがあります。これはカプセルになっている薬ですが、なぜカプセルなのかに意味があります。これは製薬会社も分かっているからカプセルにしているのですが、薬剤そのままですと副作用が強いからカプセルに入れています。

これもパキシル同様危ない薬ですから抜く時は慎重に、カプセルを開けて薬の量を少しづつ減らしながら様子を見ながら抜いていきます。

この抗うつ薬の中に極悪として挙げられるのは、パキシル・デプロメール・ルボックスとありました。抜くにも飲むにも質が悪い作用として相互作用を持っている薬です。これらの薬は、飲んでいる時には他の薬の作用を強める働きがありますが、減らしても他の薬の作用を増強するという嫌なものです。極悪なのでこれらの薬は真っ先に抜きたいものです。

この抗うつ薬も、ベンゾ同様に正気を保っている状態での禁断症状ですから、名が挙がっている薬を抜くときにはベンゾ以上にキツイものになります。衝動的に飛び降りるなど危ないと思われるものを抜く時には、落ち着くまで誰かに監視してもらう必要があります。

通常ですと、服用している複数の薬を単剤まで目指して減断薬していくのですが、専門家が言うにはできればこの薬はちびちびやらないでいっぺんに抜きたいようです。この薬は気分を高める薬ですから抜くとがっつり元気はなくなります。ですがこれを残すと自殺や飛び降りにつながるものですから元気などなくなったっていい。衝動的にさせる薬は真っ先に抜くのが賢明だといいます。

禁断症状がまだ少ない方とされているのはレスリン・デジレル。ルボックス・デプロメールはまだ症状は低い方とされています。

抗精神病薬

この薬になると、話を聞いた限りでは専門家でないと怖い気がします。人としてまともに生きていく上で大敵になる薬だと言っても過言じゃないと思いました。とりあえず、嫌な薬をあげて説明していきます。

断薬カウンセラーであっても、この薬を見かけたら絶対に触るなと言われているのにジプレキサがあります。

この薬の特徴ですが、別名まるたといい、これを飲んでいると複数のホルモンに直接影響してデブにするといいます。そして抜いた時には頭をパッパラパーにし、理解できない会話や行動を起こす世界最悪の薬でヘロイン目じゃないと言っていました。これを抜く場合は、通常年単位で抜いていく事になりますが、できれば24時間監視体制で、どれだけ狂ってもいいから一気に抜きたいという話もありました。

次に、統合失調症や精神分裂症に出されるベゲタミンがありますが、抗うつ薬にも出てきている相互作用も併せ持つ薬です。薬物中毒死NO.1だといいます。この薬はドーパミンに作用するから継続して飲み続けているとここがおかしくなります。スポーツ選手もドーピングダメと言いますよね。体を悪くするからダメなんです。これはどの薬にも言える事です。

このベゲタミンはドーパミンに作用し続けて統合失調症や精神分裂症を作り出します。この薬も抜くと禁断症状として錯乱したり幻覚を見たりします。妄想も平気で起こすので人によっては会話が通じないのでとても困ります。他リスパダールは中間程度という話です。

他に要注意なものとして、気分変調症に出されるエビリファイがあります。この薬は脳のレセプターとの親和性が高くぬく時はわりと楽なのですが、数か月後になってから症状がでて悪くなります。この時に間違って病院へ逆戻りしないように気を付ける必要があります。

抗精神病薬は、減断薬の経験がない人は初めに手を付けるのは止めた方がいいと言われるものです。

抗てんかん薬

そう鬱やてんかんに出される気分安定薬です。この中で服用しているなら先に抜きたいものとしてテグレトールがあります。自殺やうつ症状が悪いので、あればこれも先に抜きます。

他にはそう鬱に使われる薬でリーマスがあります。これは毒は強いですが禁断症状は少ないようです。デパゲンは抜きやすく禁断症状も少ないといいます。複数処方されていて減断薬していくと、最後に残りやすいのがこのデパゲンかリーマスです。

ですが、てんかん薬を抜く時には注意事項が1つあります。この薬を出されている理由として、そう鬱に出されているのかてんかんで出されているのかをちゃんと確かめないといけません。

そう鬱の場合は意識の問題ですので抜くのに問題はありませんが、本当にてんかんに出されている場合はコントロールできるものではないので、ここを考慮する必要があります。てんかんは、電磁波とかの脳のレセプターの問題になります。

抗パーキンソン病薬

この薬は抗精神病薬とセットで出されるもので、これの副作用止めに出されています。アキネトンアーデンがありますが、抗精神病薬とセットで減らしていきます。

この薬は減らしても精神が狂うという事はありません。禁断症状も少ないですが、消化器官系にでて食欲がなくなったり、手の震えや目が吊り上がるなどのパーキンソン症状が顕在化してくることはあります。

まとめ

どれだけ危ないと言われている薬を飲んでいても、通常の社会的な生活が出来る出来ないは別として、普通に動いて生きているのは事実です。

けれども神経細胞や脳ホルモンを常に薬で刺激し続けているわけですから、飲んでいるだけで全身がズタボロになっています。どれだけボロボロになっていようと薬でマヒさせているのですから、なかなかそれには気付きません。

まだ服用が短いならマシですが、服用期間が長ければそれだけ体は蝕まれています。これを断薬できたときに初めて気づくことになるでしょう。

薬は抜くと失体感が出るそうです。薬で神経を痛めつけてきた後遺症です。感覚としてリハビリで戻るものもありますが、戻らなければ他のものでカバーするしかありません。戻らないものは諦めるしかないようです。

これは薬物理論から考えた内海流の減断薬の仕方ですが、抗うつ薬を先に減らすのは、飛び降り衝動や相互作用の問題からです。もしかしたら他にもいい方法があるかも知れないけど。。というお話でした。

本当なら精神科医が考える事なのにあいつら考える気がない。という愚痴もこぼしていましたが、そらそうやな。。と思いますね。当初。精神科で患者を薬漬けにしておいて、薬が抜けないからとその患者を内科に回されてきて、内海氏が抜くはめになっていたら、そりゃおかしいと疑問湧きますよね。

内海氏は内科医ですよ。内科の仕事だってあるのに他科で入れた薬をそこで抜けなくなるって異常ですよね。それだけ精神科医の程度は低いということです。ちなみに私でもここまで勉強すればどんな症状にどんな薬を出せば良いかわかっちゃいますよ。下手すると精神科医は素人でも出来ますね。

おまけとして
薬品名・商品名・別名?

これは私にも何が何だかややこしくてよく分からないんですが。例えば、睡眠薬のデパスですが、デパスは商品名・エチゾラムは薬品名(成分名)となっていて、どちらも同じものになります。というのがほとんどで、一般庶民にも解りやすいように、判別しやすくどっちかにして欲しいわ、と思いました。

この処方される薬の種類も。。
〇ベンゾジアゼピン=マイナートランキライザー
〇抗精神病薬=メジャートランキライザー
〇てんかん薬=ムードスタビライザー

てなんかキラキラネームでも呼ばれるらしい。まあどっちでもいんだけど。あまりにややこしいと思えたので、なんか言ってみたくなりました。

あとがき

第一声。疲れたかも。。学ぶのは特に問題はなかったけれども文章に起こすのが意外に途中からきつかったかも。でも備忘録的な知識として残しておくには良かったかなと思えました。

薬や医療系のものはマガジン・命の記憶に種々収めてあるので、ごちゃごちゃしてはいますが、興味があれば暇な時でも、ホームからマガジンを除いてみてください。何かご参考になるような掘り出し物がありますように。

最後まで閲覧いただきありがとうございました。


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