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コチラの反応を引き出す息子

息子がわざとらしさを身につけてきている、っていうお話なんですが。
最近の息子は「あれぇ?」みたいな態度をしてコチラの反応を伺い楽しんでいる節が見えます。

わざとお父さんの後ろに隠れて、お母さんに探してもらおうとしたり。
「どこかな?」と探すフリをしてみるとすぐに出てくるので「ここにいたの!」と反応をすると、息子は「今来ましたけど?」みたいな顔をするのです。

お片付けをする時なども、おもちゃをテレビの後ろやクッションの下に隠すので
「〇〇はどこにあるの?」といった風に質問をすると、あれぇ?みたいに隠し場所と全然違う場所を探すフリをしてみたり。
もちろんお父さんは全部見ているので隠し場所から取り出して息子に見せます。
すると息子は「あー!」と声を上げて指差してくるのです。
まるで「ここにあったんだぁ!」とでも言うように。

そんな感じで、ここ最近は息子が何かを仕掛けてコチラの反応を伺ってくることが増えています。
これも一種のイタズラなのか、お父さんやお母さんのわざとらしい反応を見たくてやっているのか。
どちらにせよ何かを仕掛けてコチラを伺っている時の息子はニヤニヤしていて可愛いので、ついつい相手をしてしまうのですが。

昨日はおやすみの時間になったのでみんなで寝室へ向かいました。
寝室まではみんなで行って、息子はお母さんに託してお父さんは家事をする。というのが我が家での流れなのです。
そこでも息子のわざとらしい行動が始まるのですが。

普段はお母さんが先に寝室へ向かい、ベッドメイキングや寝室の窓を開けたりの環境調整をしてくれます。
その後にお父さんと息子が続いてお母さんは階段の先で待ってくれているのですが、昨日はお母さんが寝室で待機していたのです。

階段を上りきった息子はいつもの所でお母さんが待っていないので探すフリを始めます。
ねんねするよー、とリビングを離れていたので自分達が寝室へ向かっているのは息子も理解しています。
なので敢えて寝室には近寄らず、仕事部屋や空き部屋、洋服部屋や果てはトイレを順番に確認していくのです。

1箇所確認するごとに、「んー?んー?」と真っ暗な部屋に向かい疑問を投げかけます。
「お布団にいるよー」とお父さんも声をかけますし、お母さんも寝室から「おいでー」と声をかけるのですが、それらは無視。
「あれぇ?ここにもいないぞ?」を繰り返してはコッチコッチ!と声をかける我々の反応を楽しんでいました。

時間かかるから早くして、という気持ちが半分。
楽しそうだから付き合ってあげよう、が半分。
日によってはいつまでも勘弁してくれと思う事もあるのですが、息子なりに自分の行動で相手がどんな反応をするのか探っている部分もあるのかな、と。

そう思うと、あまりにわざとらしくてしつこくてもお父さんとしては満足するまで付き合い続けるのが良いのかな、と思ったりするのです。

反応を試されている、ってだけのお話。

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