新潟ベンチャーサミット2024が開催されました!!
はじめに
こんにちは!
エスイノベーション株式会社で長期インターンをしている田中充です!
今回は12月2日にホテルイタリア軒で開催された新潟ベンチャーサミットに運営として参加しました。今回得た学びや感じたことをまとめていきますのでぜひご覧ください。
新潟ベンチャ―サミット(NVS)とは
新潟ベンチャーサミット(NVS)とは、新潟県の次のJ-Startup NIIGATAとなり得る企業(NEXT J-Startup NIIGATA)の育成プログラム参加企業の紹介を含めた、新潟県のスタートアップエコノミ―の連携強化、新たなリレーションの構築、スタートアップの成長支援を目指すイベントです。
2022年に初開催され、今年で3回目の開催となりました。
〈新潟ベンチャーサミット2024〉
当日の内容
当日の内容は、講演セッションとNEXT J-Startup NIIGATAプレゼン・NVAピッチ結果発表の2部構成で、最後に懇親会が開催されました。
〈第1部〉講演セッション
パネルディスカッション①
「新潟にはもっと突き抜けてほしい!山形と富山のキーパーソンが大いに語る。」
〇登壇者
株式会社ニューピース 代表取締役CEO 高木新平 氏
株式会社SHONAI 代表取締役 山中大介 氏
ユナイテッド株式会社 代表取締役社長 早川与規 氏
パネルディスカッション②
「NVA歴代優勝企業のその後」
〇登壇者
SIIG株式会社 代表取締役 谷川奨 氏
株式会社Riparia 代表取締役CEO 室田雅貴 氏
株式会社デントエックス 代表取締役 大塩優多 氏
株式会社コルシー 代表取締役 堀口航平 氏
株式会社START 代表取締役社長 グループCEO 中俣博之 氏
NVAピッチ
〇登壇者
株式会社ForestFolks 桜井隆志さん
株式会社ファミくるケア 高橋萌さん
拾壱ビッグストーン株式会社 大石克輝さん
株式会社LacuS 古津瑛陸さん
株式会社Talkpass 大島巧さん
パネルディスカッション③
「地域におけるスポーツビジネス×スタートアップ」
〇登壇者
株式会社メルカリ 取締役会長 小泉文明 氏
オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長 髙島宏平 氏
フラー株式会社 取締役会長 渋谷修太 氏
〈第2部〉NEXT J-Startup NIIGATAプレゼン、NVAピッチ結果発表
1.NEXT J-Startup NIIGATA説明
2.選定企業紹介
3.NVAピッチ結果発表
第1部の講演セッションでは、様々な企業の経営者の方が登壇し、パネルディスカッションに参加していました。パネルディスカッションでは、地方で起業するメリットや心構え、新潟県で実際に起業してみての現状はどうか、スポーツビジネスの特徴や強みについて、各パートでお話をされていました。
NVAピッチ(新潟ベンチャー協会主催のピッチ)では、予選を勝ち抜いて決勝に進出した5社が事業内容について熱くプレゼンしていました!
第2部の講演セッションでは、NEXT J-Startup NIIGATA育成プログラムに加盟している9社が事業概要について3分ほどでプレゼンしました。各社とも魅力的な事業内容で、これからの新潟県を引っ張っていく大きな可能性を秘めていることを感じました!
NVAピッチ結果発表パートでは、第1部で決勝ピッチを行った5社の中から
・B Dash Ventures賞
・KDDI賞
・NVAグランプリ
以上の3つの賞が選ばれました。
結果は、、、
株式会社LacuS 古津瑛陸さんが3つすべての賞を受賞しました!!!
新潟ベンチャーサミットが始まって以来、3冠に輝いたことは初めてだそうです!
株式会社LacuSは、高齢者に向けた完全栄養食アイス「Me ICE」を開発、販売している会社です。
ピッチを聞いた僕としては、日本において今後も拡大していく高齢者市場がターゲットであることや、社会課題と実体験が両方存在し、なぜこの事業を自分がやるのかという点が明確であったこと、すでに事業として結果を出していることが評価されたのかなと感じました。
懇親会
懇親会では、パネルディスカッションおよびピッチに登壇した方や審査員の方を中心に、たくさんの交流が生まれていました!
今回の学び・感じたこと
今回の学びとしては、【地方で起業するためのスタンス】と【伝わるプレゼンのコツ】の2つです。
まずは【地方で起業するためのスタンス】です。
パネルディスカッション①において、「地方だから人材の採用ができなかったり投資されなかったりするわけではなく、結局どんな環境であっても最後まで自分のやりたいことを貫き通し、行動し続ける人が成功する」というお話が印象的でした。将来、新潟県で起業することを目指す自分としては、改めて「覚悟」と「行動量」の大切さを痛感しました。
パネルディスカッション②・③では、地方で起業したときの視座についてのお話がありました。「地方では東京に比べて飛びぬけた存在がいないからこそ、ある程度事業が軌道に乗った時に満足してしまうことがあるため、常に自分のビジョンを再確認しつつ、外部からの刺激をもらえる環境に定期的に顔を出すことが必要である」とお話されていて、常に自分の視座を高めていくことと、現状に満足しないことの大切さを学ぶことができました。
次に【伝わるピッチのコツ】です。
5社のNVAピッチを通して、ピッチにおいて大切なのは「事業を立ち上げた背景」と「話の抑揚」だと感じました。
事業を立ち上げた背景として、社会課題と実体験の両方があることで説得力が高まり、ピッチの熱量が自然とあがっていくように感じました。さらに、「何としても自分の事業を成功させて、自分の目指す世界を実現する」という気持ちを持つことが鍵であると感じました。
「話の抑揚」については、一定のテンポで話をし続けるのではなく、常にピッチを聞いている人を意識しながら、緩急をつけて話すことが相手を惹きつけるコツであるとわかりました。他にも、ピッチの中で聴衆に問いかけてみたり、一風変わった言葉を用いてみるワードセンスの重要性にも気づくことができました。
【地方で起業するためのスタンス】と【伝わるプレゼンのコツ】以外にも、勉強になったことはたくさんありましたし、懇親会でも名刺交換をさせてもらって、地方での起業についてや今ぶつかっている壁についても聞くことができました。
今回、新潟ベンチャーサミットに参加して学ぶことが本当に多かったと思います!!
おわりに
今回は新潟ベンチャーサミットについてまとめてみました。
新潟ベンチャ―サミットに参加してみて、新潟県でもスタートアップエコシステムが構築され、これからどんどん魅力的な会社が新潟県から生まれていくことが想像出来ました。
僕も今回でたくさんの刺激をもらうことができたので、この学びを活かし、自分の夢に向かって突き進んでいこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!
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