
セブ英語留学 後日談:ニューヨークでジュエリーを学ぶことにした理由
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ニューヨークのSubwayでパフォーマンスするドリーマー気分✨笑
セブで英語を3ヶ月学んだ後、ニューヨークに渡りジュエリーの専門学校に通いました。
ニューヨークでジュエリーを学ぶ!
そういう目的があったからセブでの英語学習も効果的なものになったと思います。
せっかくですので、なぜ私が様々な候補地からニューヨークを選んだのか、理由をまとめておきたいと思います。私が留学プランを検討していた頃はネット上にもあまり情報がありませんでした。この記事が彫金留学検討中の方のお役に立ちますように。
本題↓
ジュエリー留学というと候補地は大体以下になってくるかと思います。
1、イタリア・フィレンツェ
2、フランス・パリ
3、イギリス・ロンドン
4、アメリカ・ニューヨーク
まずは私が思う各候補地のメリット・デメリットをまとめたいと思います。
1、イタリア・フィレンツェ
○メリット
・職人の聖地、ジュエリーに限らず職人さん多数
・手彫りの技術がすごい
・日本人留学生受け入れ実績の多いジュエリー専門学校がある
https://ryugaku.kuraveil.jp/detail_program_1274/
http://www.firenzeweb.net/ryugaku/scuolaart/gioielli/perseo/
http://www.ladovina.net/jewelry/
○デメリット
・イタリア語圏(授業自体は英語もOKのよう)
卒業生にきくと基礎からみっちり技術を叩き込んでもらえるそうで、さらにフィレンツェ彫りというフィレンツェならではの技術もあり、ただ彫金を学ぶには最高ではないかと思います。
※フィレンツェで修行された日本人女性が立ち上げたこんな素敵なブランドも。
クアラントット
https://www.quarantotto.co.jp
イタリアが英語圏なら私もイタリアを選んでいました。ただ、今回の留学は「英語を習得したい」という目的もあったため候補から無くしました。
2、フランス・パリ
○メリット
・グランサンク(パリ5大宝石店)のお膝元
・ヨーロッパ1と言われるジュエリーの専門学校がある
http://www.bjo-formation-bjop.com
○デメリット
・フランス語が必要
パリは全てがキラキラしていて大好きな街。住めたら最高だなとは思いましたが、こちらも語学で候補から外しました。
あまり日本人でパリにジュエリー留学したって話も聞かないですね…(なぜなんだろう)
3、イギリス・ロンドン
○メリット
・アンティークジュエリーの本場
・英語圏 イギリスアクセントは日本人向け
・有名ファッション大学の社会人向けコースがある
超有名芸術大学セントラル・セントマーチンの留学生向け語学学校との併設コース
https://www.london-ryugaku.com/central-st-martins-short-courses/
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの最先端技術を使ったコース
http://www.beo.jp/program/schools/detail/20080625140948.html
○デメリット
・彫金に特化した学校がない(デザイン中心)
デザインより実技を学びたかったので候補から外しました。現地には彫金が学べる小さな教室などはあるので、例えば語学学校から学生ビザを出してもらいながらこういった小さなスクールに通うことは可能かとは思います。
4、アメリカ・ニューヨーク
○メリット
・日本人教師がいるジュエリー専門学校がある
(半年間という期間も私の予算にぴったりだった)
・英語圏
○デメリット
・ファインジュエリーというよりはハンドメイドやファッション寄り
私が通った学校はこちらです。
http://www.studiojewelersltd.com
実技メインでとにかくずっと作ります。
※毎日の授業内容をブログに記録したのでご参考までに!
https://www.ayano-jewelry.com/entry/2016/11/08/085210
アメリカ人男性講師と日本人女性の講師がいつもいるので、状況に応じて日本語/英語を使えました。日本人留学生も適度にいるので支えあいながら楽しめましたね。
そのままNYに残り活躍している卒業生もいらっしゃり、彼女たちのインタビューが決定打となりました。
http://www.yomitime.com/hito/203.html
http://www.919usanews.com/2015/07/07/hatarakuhito-satomi-kawakita/
http://ayakanishi.com/press/naiyou4.html
http://www.brooklynize.jp/culture/nyジュエリーデザイナーayaka-nishiに密着!nyのジュエリー/
ただ…
当時と違って移民には厳しくなっていますし宝飾業界の景気もよくないので、自分も同じように現地で仕事が見つかるとは思わない方がいいと思います。
留学して数年後に現実を垣間見た後で書いたブログです。
こちらもご参考下さい。
以上が私が考える各候補地のメリット・デメリットになります。
続いて、留学先を決めるにあたって私が考慮した4つの判断材料を列挙します。メリット・デメリットと判断基準を照らし合わせることで、最適な留学先が見つかると思います!
判断材料①留学の目的
後にも先にもここが明確でないと、お金と時間をドブに捨てるだけの意味のない留学になってしまいます。ただ遊ぶだけで終わって日本に帰った後仕事に困る…なんてことがないように、留学で何を得たいのか、自分の中で決めておくことが大切です。
私の場合、実は、英語の習得>ジュエリーだったんですよ。サラリーマン根性が染み付いていたので、留学を検討している時点では組織に属さない生き方なんて想像できなかったんです。ですので、私の留学の目的は以下でした。
①転職活動に有利になるレベルの英語力を身につける
②趣味または副業レベルで好きにジュエリーが作れるようになる
それが海外に出て、いろんな人の生き方を知ったり自分に向き合った末、ジュエラーになりたい!に変わっていったのですが。笑
留学を経て実際に何が得られるのかは先輩の経験談から情報を得ました。周囲にそのような方がいれば相談も可能ですし「地名+ジュエリー+留学」で検索すれば留学経験者のブログが出てきます。リアルな意見や卒業生の進路が見えるので参考にしました。
※留学代理店は自分たちにキックバックの多い学校を勧めたりするのであまり使わない方がいいと思います。
判断材料②予算
背に腹は変えられないということで。笑
各学校やコースによって期間が異なりますし、費用もピンキリです。さらに現地の生活費も国や街によって全然違います。渡航費やビザ発行の手数料、さらに住民税など、留学にかかる全ての費用をきちんと計算しておかないと大変なことに…。
この辺りは留学代理店のサイトなどで試算表が載っていますので参考にしてください!
判断材料③治安
最近の世界情勢は不安定なので、テロなどの情報も考えて、安全な地を選ぶ必要があります。ただ、日本国内で言われているほど世界は危険ではないと思います。(海外から見れば、地震も台風もすごい日本に住んでいる方が危険と言われるくらいです笑)
判断材料④その街が好きかどうか
最後はこれです。そこに住むことを考えたときにワクワクするかどうか、です。
お金のかかる留学、一生に何回もできるものではありません。最後は心惹かれる場所に飛び立ては良いと思います!
以上の4つをポイントにすれば、あなたにとって最適な留学先が見つかると思います!読んでくださった方が最高の行き先に巡り会えますように。
最後になりますが、記事が良かったら投げ銭!お願いいたします。
これからも夢を追いかけるのに使わせていただきます。
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