新レギュ対応エルドリッチ蟲惑魔
はじめに
この度エルドリッチ蟲惑魔を使って、超ギリギリではありますがシーズン8でダイヤ1を達成することが出来ました!
本当にキツかった!
選りすぐりの猛者の群れに投げ込まれている感覚は、本当に生きた心地がしませんでした(笑)
今回はランクマで戦う上で色々感じたことや新リミットレギュレーションに沿ったお話なんかも出来ればと思ってます。
よろしければご覧ください!
それでは大きく分けて
1.「新リミットレギュレーションに沿ったエルドリッチ蟲惑魔のお話」
2.「諸事情で抜いたカードの説明」
3.「新しく採用したカードの説明」
4.「対面したデッキ達を見ての所感」
といった具合で書いていきます。
1.新リミットレギュレーションに沿ったエルドリッチ蟲惑魔のお話
デュエリストカップ終了後、運が尽きたのか上振れが凄かっただけなのか、ランクマでのデュエルにおいてかなり厳しい戦いを強いられていました。
デュエリストカップ中は手札事故も体感少なく、思ったような動きがほぼ出来ていたのでランクマでの想像以上の苦戦はかなり動揺しました。
(もうダイヤ5に入りさえすればいいか、と少し萎え気味だったくらいです)
その際にデッキ構築について今一度練り直す必要を強く感じたのと、丁度良く新レギュについてのお知らせが来たのでそれに即したデッキ構築の骨組みを考えました。
こんな感じに仕上げてみました、まだまだ当たるデッキによって右往左往しそうだなと思いますが…。
最近色んな形ではありますが勇者をよく見かけるので「運命の旅路」を割れるようにバック破壊カードを増やしたいなと思い「トロイメア・フェニックス」も採用しました。
状況にもよりますが、セラが出ている状態でセラの下にリンク召喚すると1枚ドローが出来たりするのでにっこり出来ます。
また、パラディオンとの組み合わせ等も見るようになったので「バージェストマ・カナディア」を1枚増やしてリンク召喚やシンクロ召喚に対して少しでも妨害出来るように意識しています。
「バージェストマ・カナディア」は個人的に一押しのカードで「@イグニスター」や「イビルツイン」「幻影勇者」等に刺さりが良かった様に思います。
もっとも「幻影勇者」は勇者グループには刺さりが悪く、「イビルツイン」は「Live☆Twin エントランス」等のデッキから直接リクルートしてくる類のカードもあるので安心出来る程ではありませんが…。
しかし半フリーチェーンカードなので扱いやすく、戦闘回避や相手の永続モンスター効果を鎮めるのにも使えるので「ふわんだりぃず」の「烈風の結界象」を自分ターンに黙らせることが出来るのも良いですね。あんまりそんな機会無かったけど。
個人的に最近「禁じられた一滴」を使う方が多くなっている気がするので、「黄金郷のガーディアン」を増やして攻撃力を削ぐ事も必要になってくるのかなと思いました。
何なら自分も入れました。
エルドリッチが手札に居て墓地に送れる機会を作ってくれるのは地味にありがたいです。
「墓穴の指名者」がありそうな時は捨てるの渋っちゃうんですけどね。
うちのエルドリッチは指名NGですよ、お客さん。
2.諸事情で抜いたカードの説明
・灰流うらら
少し悩みましたが、結局全抜きにしました。
正直環境での「増殖するG」使用率を見て、入れたり抜いたりを繰り返すカードだと思うのでまた投入するかもしれませんね。
デッキから抜いた主な理由は『「名推理」によく引っかかって出て来てしまうからです。』
「名推理」を使用した時に落ちたり、特殊召喚されたりする状況が思っていたよりも多く『デッキからバージェストマ、エルドリッチ関係カード、ジーナの蟲惑魔と落とし穴』等、墓地に送りたいカードが軒並み墓地に送れずスタックしてしまう試合が多々ありました。
(デュエリストカップ走ってた時はそこまで引っかからなかったのに…)
正直運と言えばそれまでなのですが「名推理」で1番何がやりたいのかを考えた時に『手札誘発持ちのモンスターの数を増やして墓地送り効果を止めてしまうのはマズいよな』という考えに至ったので、少しでも滑らかな墓地肥やしが出来るようにと思ったのが本音です。
まぁレベル4宣言されて1枚目で「トリオンの蟲惑魔」とか「ランカの蟲惑魔」を引いたりもするので、断じてうららだけのせいでは無いんですけどね。
後は現環境においてうらら一つではやはり止めることが出来ないので、「増殖するG」がやたら増えない限りはしばらく投入するかしないかは様子見を続けるかと思います。
・錬装融合
個人的に超入れたいけど枠の都合上泣く泣く抜いたカードです。
手札に来ても本来の仕事が出来ず、このデッキでは墓地からでしか効果を使えないのですが、エルドリッチの①、②の効果のコストに加えてバージェストマカードのコスト、「隣の芝刈り」や「名推理」等で墓地肥やしの際に『ついでに1ドロー出来る!』というおまけが好きで好きで仕方が無かったのですが、やっぱり手札に来て困ってしまう試合もあったため今は抜いてしまいました。
どこかのタイミングで入れたり抜いたりするかもしれません。
1度使うと病みつきになりますね。
ドローは精神安定剤。
・スキルドレイン
抜くかどうか最後まで迷ったカードです。
このデッキを作る当初『エルドリッチはこのカードの効果を一切受けず、蟲惑魔もEXモンスターは先出しすれば効果を受けないから入れてあっても強い』と思ったのですが、今回の新レギュで準制限になってしまうことと「金満で謙虚な壺」で探すカード先として有力であったのですが、その「金満で謙虚な壺」も制限になる…ということで、じゃあいっその事抜いてしまって「ブレイクスルースキル」を増やしたりする方向でやってみようと思ったからです。
またエルドリッチ対面に至ってはお相手の方から使って来る機会が多い為、こちらの「スキルドレイン」はそもそも意味を為さないという試合もあったので、抜いてしまっても問題ないかなと思いました。
後述する「超弩級砲塔列車グスタフ・マックス」との相性が悪いので、最後のトドメが中々させずもどかしい!という状況も重く見ています。
とっても強いんですけどね、ふわんだりぃずやイビルツイン辺りには本当に突き刺さりますし…。(トラブルサニーを除く)
3.新しく採用したカードの説明
・黒き覚醒のエルドリクシル
「王宮の勅命」が採用できなくなるため、魔法カード類のエルドリクシルを入れるのもアリだなと思って入れました。
初動が安定する上に、黄金郷カードで持って来るカードが無い!みたいなリソース切れを少し改善出来たので良かったです。
例えエルドリッチがデッキや手札に居なくとも、とりあえずこのカードをリクルートして場に伏せておけばエルドリッチの②の効果で墓地に送るコストとして活躍してくれる時もありました。
「強欲で貪欲な壺」や「隣の芝刈り」といったカードで「紅き血染めのエルドリクシル」の枚数が心許なくなる時もあったので『こういう構築に踏み込めた』という点で見れば寧ろ今回の新レギュによる「王宮の勅命」禁止はこのデッキにとって追い風になるかもしれません。
(まあ普通に王宮の勅命使えないのしんどいんですけどね)
注意点として、このカードは「手札かデッキの」エルドリッチしか呼び出せない事と、相手ターン中にフィールドへ干渉することが出来ないので過信は禁物ですね。
ただ『初手に蟲惑魔がおらず、黄金郷カードがある場合』にこのカードが手札にある安心感は良いですね。
・大革命返し
「王宮の勅命」が禁止になってしまって正直一番困ったのは「お相手の魔法・罠破壊に対策すること」です。
このカードはシンプルに「ライトニング・ストーム」や「ハーピィの羽根帚」等の大量除去を防いでくれる他「D-HERO デストロイフェニックスガイ」等の2枚以上破壊するカードへのカウンターとして非常に強力だなと思って採用しました。
カウンター罠なので安心感半端ないですが、お相手の「神の宣告」でのカウンターはかなりキツイので無いことを祈りましょう。
天威勇者が扱う「竜星の九支」もかなりキツイカウンターなので「バージェストマ・オレノイデス」でセットターンに割るか「神の宣告」で叩き伏せられるようにしたいですね。
まあ先攻で伏せられてたら為す術無いわけですが…。
似たカードで「スターライト・ロード」も同じように「2枚以上の破壊効果を無効にする」効果持ちカードなのですが、あちらは通常罠なのでお相手のつけ入る隙が多く、肝心な場面で「フルール・ド・バロネス」のような無効効果持ちに横槍を入れられないようにと思って採用していません。
また「スターライト・ロード」は『無効にして破壊する』のに対して「大革命返し」は『無効にして除外する』ので、デスフェニなどにも強く構えられるカードでもあります。
天威勇者の「邪竜星-ガイザー」にも刺さるので、罠ビートで戦う方は採用も十分に見込めるカードだと思っています。
・超弩級砲塔列車グスタフ・マックス
トドメの一撃用です、いざ採用してみると案外出せる機会があって頼もしいですね。
エルドリッチ2体でも良いですし、天獄の王とエルドリッチで出せるのも良いです。
2000バーンダメージは非常にありがたく「呪われしエルドランド」が表であってもエルドリッチで殴った後のトドメとして活躍してくれます。
「墓穴ホール」等でお相手のライフポイントが削れている場合もあるので、お相手のモンスターの攻撃力が多少高くてもリーサルが見えるのは良いですよね。
・禁じられた一滴
正直蟲惑魔デッキを使っている限り、使う機会はほとんど無いとまで思っていたくらい遠い存在でした。
何度か純蟲惑魔で入れたりしていたのですが、向こうのデッキではコストがやはり重すぎる為採用し辛かった印象のまま時が過ぎてしまいました。
しかし今回の新レギュでは「スキルドレイン」の準制限化に加え「王宮の勅命」の禁止化による魔法カード採用のハードルが下がった事で、複数枚のモンスター効果無効に加え、墓地に送っても効果が発揮出来るカード達との噛み合いも良いなと思ったのでとりあえず2枚程採用に踏み切りました。
実際に使ってみると効果の強さにビックリしました、そりゃ強い強いと言われる訳だと。
依然とコストは安く無いのですが、攻撃力半減は地味に助かる機会も多く、戦闘ダメージ軽減=返しのターンが来ることで逆転勝利!みたいな状況もあったので、このまま採用してもっとテクニカルに使えるようにしていきたいですね。
4.対面したデッキ達を見ての所感
ぜーーーーーんぶキツイです。
後攻取った時は7割弱負けます。
運良くお相手の手札が事故っていれば話は別ですが、そんな機会が沢山ある筈もなく。
そもそも後攻で相手ターンに干渉出来る手札誘発は「無限泡影」しかないので、引けなければ…お察しといった具合ですね。
かといって先攻を取ればほぼ勝てるかと言えばそんなこともなく、あくまで体感6~7割くらいしか勝てないです。
(実際のデータを集計しているわけでは無いので正確な数字はわかりませんが…)
個人的にしんどかった部分をピックアップして書いていこうと思います、メモ書き程度に…。
多少私怨が入ってる書き方をしているかもしれません。
あまり悪く言うつもりは無いのですが、それくらいしんどかったくらいに思っていただければ…!
・天威勇者(天威ローズ勇者)
「あぁはいはい、僕の負けさ…。」とカードを見ただけでいじけるくらいには圧倒的強さですよね。
もう取りあえず止め処がわかりません、というか止まりません。
もう怪獣やラヴァゴで食べちゃうくらいしか勝ち筋無いんじゃなかろうか…。
(でもこのデッキには両者とも入らないので望み薄)
ハリラドンうへぇ…ってなるのもそうですが、無効持ち複数枚並べられて手札にうららと増G握られてバックに九支があるような状況をまざまざと見せつけられるのは、控え目に言っても精神を病みます。怖い。
しかも複数にバラけている分性質が悪いと言いますか…手を回し切れない辺りが本当に強いですよね。
一度だけアークネメシス・プロートスが入った構築を見たんですが、使っていた彼はもしかして血が通っていないのではないのでしょうか。
鬼も真っ青の所業に対面で泣いてしまいました。
何にせよアシュナとレッドORロクスローズドラゴンだけでポンッとバロネスが立つのは絶対におかしい。
君はインスタント感覚で出て来て良い存在では無いんですよ、バロネス。
・幻影勇者
デッキからポンポン出ては墓地からもポンポン出てくる、仕舞いにはリヴァイエールで除外ゾーンからもちょこちょこ出てくる…。
勇者ギミックで保険を掛けつつ、本命ギミックを遠慮無く展開してくる様は正に鬼畜そのモノでした。
「いい加減止まったらどうなんですか!」と画面越しで咽び泣いていました。
止まってくれませんでした。
このデッキもまたしんどいです、何なら展開後の追い打ちでデスフェニが出てくることもあるので最後まで油断なりません。
おやつのおまけじゃないんだぞお前(デスフェニ)。
ディナイアルガイとディアボリックガイの蘇生やリクルート効果も本当にしんどいです、敵はディバインガイだけじゃない。
ここら辺で止まるかな?という予想を超えてグングン伸びてくる上、アークリベリオンでワンパンも出来る辺り本当に隙の無いデッキですよね。
攻撃力10000超えでセラに殴られた時は思わずこの悪魔!と叫んだものです。
・勇者プランキッズ
止め処が分からないテーマです、未だに何が最終目的で動いてるデッキなのか不明なので恐ろしいです。
最早いつものと言っていい勇者の動きを兼ね備えながら展開してくるので非常に戦い辛い相手です。
動き回るプランキッズメインモンスター達が墓地で効果を発動するので、こちらが先攻を取って「墓穴ホール」を構えていれば割と何とかなったりするんですが、お相手に先攻を取られた日には何故か500バーンを受けたりお相手が1000ヒールしてたりと、色々と理不尽なテーマです。
先攻の動きにこちらの唯一の手札誘発である「無限泡影」がまるで届かないので、指を咥えて眺める他ありません。
ただ偶にそのままのプランキッズの動きの方が強いであろう筈なのに、欲張って「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」を出してデスフェニを出そうとする動きをする時があるようです。
「無限泡影」を打つならココですね、大人しくなります。
新レギュで「プランキッズ・ミュー」が制限になるそうなので、ターンを掛ければ掛けた分だけこれからのデッキ展開は弱まっていったりするのかな?とデッキの動きを全然知らない素人なりに思いました。
案外長期戦が苦手そうなイメージを戦う中で感じました。
リソース確保が悠々と出来るの最初の2~3ターンくらいまでっぽいんですよね。
このデッキで戦う時はとにかく「プランキッズ・プランク」というエンドフェイズに使える簡易貪欲な壺みたいな永続魔法を徹底的に叩くように意識しました。
・ふわんだりぃず
超苦手です、ちょっと渡り合えそうだなと錯覚する辺りが本当に鬼畜。
デュエリストカップの時結構良い感じに勝てていたのに、ランクマでマジで勝てなくてマジで凹んだテーマです。
単純に使っているお相手のプレイングの差とその時の僕の運が良かっただけなのかなとも思ったんですが、ランクマのふわんだりぃず対面は3割増しくらい強く感じました。
中でも「月の書」で無理矢理効果通してくるのを見た時は素直に関心してしまいました、世の中本当に賢い人間が多い。
烈風の結界象によるロックはシンプルながらも強力で、こちらの黄金郷カードやエルドリクシルカードが一切使えなくなる他、セラの効果でのリクルートも不可能になるので要警戒です。
攻撃力1000程度とはいえ、セラを素殴り出来るのもキツイです。
「禁じられた一滴」でセラが守れるようにしたいですね。
とにかくモンスター効果無効と「墓穴ホール」が刺さります、バーンとメインふわんだりぃずモンスターを殴り続けることで勝ちをもぎ取りたいですね。
このデッキ対策の為に3種類ものモンスター効果無効カードを入れてると言っても過言ではありません。
ふわんだりぃずは魔法・罠ともに種類こそ少ないですが、厄介なものが多いのでバック破壊カードをいつでも使えるようにしておきたいです。
セラの効果でトリオンをリクルートする場合、罠発動→すぐリクルート!ではなく、フリチェの罠がある場合は最後までソレを取っておいて、エンドサイクの要領でセットカードやフィールド魔法カードを割っていけるように心掛けたいですね。
・イビルツイン
最初見た時は正直「あれ…あんまり強くないテーマなのかな?」と思っていた時期がありました。
クソ舐めてました、全然強いです。
トラブルサニーだけしか立っていないのに確かに感じるあの圧はヤバイ。
リンクのリィラが個人的に非常に厳しく「やってる事デスフェニと変わんねーじゃねーか!」といきり立ってしまいそうになります。
というか既にいきりたってます。(言っても仕方ない)
地味にキスキルのドロー効果も圧を掛けてくるので、無視できませんね。
気付いたら手札7枚もあるのおかしいでしょ、何故か全然カード使わないし…。(手札誘発握ってるっぽいです)
キスキル、リィラの『相方を蘇生をする誘発効果』トラブルサニーの『リリースをしながらキスキル、リィラを蘇生する誘発即時効果』等どちらも非常に強力で、こちらの罠では中々ペースを握りにいけないのも非常にキツイです。
(レイの時も思ったけど軽々と罠を躱さないで…)
聞いた噂によると手札誘発型と罠型といるらしいので、まだまだ幅広い対策を立てないといけない相手ですね。
勝てる気がしません。
・HERO
個人的な所感ですが、色んなテーマの中で唯一レッドリブートを放ってくるテーマです。
危険です、凄まじい殺意でトドメを刺しに来ます。
地味に展開が多くて止め処が難しいのも相手取っていて辛かったです。
見えてる盤面だけではなく、見えないファリスやミラクルフュージョン、マスクチェンジに怯えながら対面しています。
昔僕が使っていた頃はエクシーズモンスターとミラクルフュージョンとマスクチェンジで終わりだったのですが、彼らは何時からこんなに暴れるように展開するようになったのでしょうか。
昔遊んでいた子が半グレになっていたようなもの悲しさがありました。
冗談はさておいて、戦っていて全く油断が出来ないテーマでした。
ヒーローは融合の幅も広いですし『超融合による強力な除去』『高いステータスに加えオネスティネオスによるバフ』『マスクチェンジによる奇襲性』等ちっとも優しくない戦術で顔面を殴りに掛かってきます。
前が見えねぇ。
あと出張でも何でもなく普通にデスフェニが出てくるのも厳しかったですね、デバフが尋常じゃないくらいにかかるのでバフを掛けたエルドリッチですら厳しい局面があるくらいでした。
エルドリッチの攻撃力が1000以下になるってマジ?
新しく採用した禁じられた一滴のお陰で窮地を脱出出来た場面もあるので、つけ入る隙はあるかもしれません。
レッドリブートは許さないけど。
ただ、昔のエースだったアブソルートZeroが今も一線級の活躍をしているのだけはちょっと嬉しかったです。
(何面なんだろう)
彼には本当にお世話になりました。
新しい場所でもどうかお元気で。
・電脳堺
取りあえずデッキから永続罠を事も無げに出すのだけ止めてもらってもいいでしょうか?
僕はキチンと伏せてから使ってるのに…。
展開と除去、除外等を兼ね備えながらモンスター・魔法・罠をグルグルさせて来るデッキで、正直未だに何してるのか良く分からないデッキです。
取りあえずVFDが居なくなるので、一安心…というわけでもなく、何だか別の着地点も中々厄介そうなので対策をしっかり勉強して来期に臨みたいですね。
一応「墓穴ホール」が刺さりはするのですが、如何せん手札・墓地起動で複数枚動いてくるので止めきれないことが多いです。
魔法カードや罠カードが落ちたりした時にワッケーロを打つなどすればいいのでしょうか?
対策がまるで分かりません…。
あまり遭遇しないせいで圧倒的に対戦経験の無いテーマなので、来期も要注意ですね。
・エルドリッチ
下手すれば割とマジでこの中だと癒し枠かもしれません。
いやマジで。
お互い罠ビートなので読み合いをすることが多く、特にお互いのワッケーロによる「居合斬り(エルドリッチの除外)」は本当に手に汗握ります。
下手に墓地にも送れず、なんならお相手は「墓穴の指名者」で突き刺しに来たりするので、冷や冷やしながらも楽しいデュエルが出来ます。
最近はアンデットワールド搭載型が少し多い気もするので、アンデットワールドを割れるような構築、立ち回りを意識して戦いたいですね。
ドーハスーラは本当に恐ろしいですね、紅のエルドリクシルでポンッと出てこられた時は心臓飛び出るかと思いました。
(そういえばエルドさえいればアンデット好きに呼べるんだったな…)
しかしこちらはエルドリッチ蟲惑魔。
お相手のエルドリッチとは違ってこちらは蟲惑魔と共存しているので「墓穴ホール」によるエルドリッチの効果無効が非常に刺さります。
「混沌の戦士カオス・ソルジャー」の除外効果も本当に光る対面なので、永続罠でガチガチに縛られない限りは割と有利が取れる気がします。
気のせいかもしれません。
これはつい最近知ったのですが、お相手のエルドリッチが表にいる状態でのコンキスタドール等の黄金郷カードの発動にチェーンをする形で「バージェストマ・カナディア」をエルドリッチに対して打つと、黄金郷カードの副次効果である「破壊・除外・攻撃力0」の効果が適用されずに有利に事が運ぶので、是非とも覚えておきたいプレイングですね。
(これはふわんだりぃず対面時にお相手に「月の書」を使われて知り得た苦い知識だというのは内緒)
ここのところ直撃こそしてないですが、ラヴァゴやラー球の被害もしんどいので、あまり横並びに展開しないように立ち回ると良さそうですね。
5.まとめ
まとめるとデッキ構築の話に関して言えば「あれ…?このデッキにとって新制限、実は結構追い風になってる…?」というのが現在の所感です。
「王宮の勅命」の安心感はとっても頼りに出来ましたが、そのたった1枚の存在で使う自分でさえ『デッキの魔法カードを増やす』という構築を避けざるを得なかった部分が大いにあったな感じました。
逆にこれからは魔法カードをデッキに入れたり使うことに抵抗や躊躇いが少なくなると考えれば、またデッキ構築の幅が広がりそうだなと少しワクワクしています。
スキルドレインも依然として強力ですが、初手に抱えられる確率も以前よりグッと落ち込むことを考えれば「無限泡影」や「ブレイクスルー・スキル」等の単体効果無効を採用する方が安定するのかなと考え方を切り替えられる良いきっかけになりました。
「禁じられた一滴」も非常に強力であったことが身を持って体感出来ましたし、通常罠のカード達は「セラの蟲惑魔」と相性も良いですからね。
あと本当に切望しているのが「リンクモンスターのダルク」ですね。
本デッキには闇属性モンスターは「天獄の王」くらいしかいないのですが、お相手に闇ばかり使われることが多いので、1枚はEXデッキに入れておきたいんですよね。
実装はまだかしら…。
なんにせよこのデッキは普段僕の使っている純蟲惑魔等ではあまり活躍が出来なかった「ジーナの蟲惑魔」が本当によく働いてくれる良いデッキなので、これからも愛用していきたいと思っています。
ジーナ可愛いよジーナ。
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