きせき【短歌7首】
君の手のつめたさに触れおどろいてまるごと皮膚が新たになって
雨が降りふたりで歩く傘ふたつ 歩きかたさえ分からなくなり
おはようとちゃんと言えたらいいのにな 寝起きの声でおざなりじゃなく
知らないよ煙草の味は それよりも本を読んでる モクモクと、へへ
未来から少しずつ来る風のこと 目を閉じながら感じる 二分
天高くほんとに高く広くあり叫びだしたくなった我あり
狂ってた僕のことさえ知っている あなたはあなた さいこうの人
君の手のつめたさに触れおどろいてまるごと皮膚が新たになって
雨が降りふたりで歩く傘ふたつ 歩きかたさえ分からなくなり
おはようとちゃんと言えたらいいのにな 寝起きの声でおざなりじゃなく
知らないよ煙草の味は それよりも本を読んでる モクモクと、へへ
未来から少しずつ来る風のこと 目を閉じながら感じる 二分
天高くほんとに高く広くあり叫びだしたくなった我あり
狂ってた僕のことさえ知っている あなたはあなた さいこうの人