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【未完成な】『スレイ・ウィズ・ミー・トゥナイト:テラー・ストーリー・テラー』【 #njrpg 】

【概要】ニンジャスレイヤーRPGのオリジナルシナリオです

【あらすじ】
PCたちはソウカイヤから野良ニンジャ調査およびスカウトの依頼を受け、「ハルモ・ナガ」という女性の調査を選択する。ナガはコエンジ・アサイラムに収監されていると聞き、PCたちはそこに向かうが、草木も眠るウシミツ・アワー、アサイラム内では得体の知れない闇が蠢き始めていたのだ。

【閲覧に当たっての注意点】
このシナリオはMAP及び一部キャラのセリフパターンを省略した簡易未完成版です。これは筆者にIRCによるMAP作成スキルやその他のパワがないからであり、どうしようもない。
また、このシナリオの筆者は完全に熱に当てられてだいたい6時間くらいぶっ通しでシナリオを執筆したため、一部ルールと矛盾が生じているところや、不自然なところ、バランスがおかしいところなども見受けられるかと思います。これはニンジャスレイヤーTRPG側に非があるのではなく、単純に筆者:三楼丸の経験の甘さやウカツさの表れですが、できれば笑って流してくれるとありがたいです。
もしこのシナリオを使ったセッションをしたいという場合や、修正版やMAPを作成したいorしてほしいという場合、なんらかの質問がある場合は、お気軽にこのnoteのコメント欄へその旨を記載してください。三楼丸が真面目に対応します。


1:ソウカイヤ本部


ソニブ:「集まったみてェだな。ドーモ、ソニックブームです。早速だが要件を言う。テメェらの今日のミッションは野良犬めいた無所属ニンジャのスカウトだ。いつもなら俺が直接可愛がりに行くんだが、俺がメンターをしてやっていたクズが無様に殺されたとかで、わざわざ後始末しに行かなきゃならねぇ。手が離せなくても仕事は増える。そこでお前らにありがたくも俺の仕事を始末させてやろうってワケだ。感謝しろよ」

ソニブ「今回は3人も腐れニンジャ野郎の候補がいる。どれもこれも下らないサンシタだろうが、やることは変わらねェ。ソウカイヤとラオモト=サンの恐ろしさを叩きつけ、反抗的なら殺せ。わかったか? エエッ?」

(ソニックブームは去っていき、三人の名前と基本情報がPCに開示される)
(PCが相談して「ハルモ・ナガ」を選んだら下記開始)
(さっそく出動だ!)

2:アサイラム入口

(入口は難易度:NORMALの物理錠でロックされています)

(アサイラムの門を開けるとイベント開始)

警備員1:「アイエエエエエ!」
フリークス:「ギャース!」
警備員2「アバーッ!」

:君たちが門から中庭に入ると、4人の狂人が警備員に襲いかかっているのが見えた。モータルとは思えない腕力で警備員の首を捩じ切ったフリークスは、目が虚ろで全く焦点が合っていない。コワイ!

(戦闘開始 フリークスは4人)
【フリークス(狂人)……万札を所持していない。このシナリオ中のフリークスはクローンヤクザと同ステータスを所持しているが、特別な記述がない限り近接攻撃しかできない】
【警備員……万札:1を所持。ジツ0、それ以外が1。入口警備員はPCに敵対行動を取らない。警備員2の死体を漁ることもできる】
(フリークス4人を倒せば戦闘終了)

〈警備員が生きていた場合〉
警備員1:「アイエエエ……ニンジャ……」
警備員1:「ニンジャ……そうだ……ニンジャがこの中に! それと同時にみんな狂い出して……アアッ……」
警備員1:「俺はなんとか逃げられたけど、中にはまだ仲間たちが……それにあの悲鳴……(アサイラムの方面から甲高い悲鳴が聞こえてくる)アイエエエ……!」

〈警備員が死んでいた場合〉
(インタビューできない)


3:アサイラム1階


(アサイラムの1階には3人のノーマルフリークスと、2人の銃持ちフリークスがいます。銃持ちフリークスだけが遠距離攻撃できます)
(ロビーにはフリークスに殺されたと思しき死体が3つあります。それぞれ万札:1を所持しています)
(小部屋にいる医師と会話できます。部屋に入ると銃を突きつけてくるが、PCが攻撃するまでは攻撃してこない)


【医師……万札:2を所持。精神力2でジツ0。他1】


医師:「このフリークスどもめ! 俺には娘がいるんだぞ! 見逃してくれ! これから本当に撃つ! わかっているのか!」

〈攻撃した場合〉
医師:「アイエエエ!」
[任意の攻撃]が医師の身体を貫く! 医師無残!
医師は倒れると、床に血の海を広げ、動かなくなった。
(死体を漁ると万札と一緒にスシ:1が出てくる)
(ここでのイベントは終わり)
〈攻撃しなかった場合〉
医師:「貴様ら……狂人ではないのか!? 救援か! そうかそうか!」
医師は嬉しそうにそう言うと、[一番医師に近いPC]の肩を叩いた。安堵感が恐怖心を上回っていると見える。
医師:「本当にありがとう。さぁ、俺をここから連れ出してくれ」


◆会話応答表な◆


PC:「我々は救援ではない」
医師:「救援ではないのか?」医師は訝しげに眉を寄せた。「なら君達は、どうしてこんなところに……」
PC:「お礼が欲しい」
医師:「お礼か……フム、たしかにもっともだ。今はこれしかないが、これを貰っていってくれ」(万札:2とスシ:1)
PC:「病院の責任者は?」
医師:「院長のクズ野郎ならとっくに逃げ出しただろうよ。さっきヘリの音がしたんだ。だから俺は、置いていかれてどうしようもなく、ここに閉じこもっていたというわけだ」
PC:「[任意の脅迫]」
医師:「アイエエエ! やめてくれ! 殺すな! 俺は確かにクズ医者だが、ここで死ぬわけには……!」
PC:「間取り図とかある?」
医師:「ここにはないが、ロビーにあるんじゃないか? 地図がないからって俺を連れて行くってのはナシだぞ」
PC:「金庫や金目のもの、IRCみたいのってある?」
医師:「ウーム……助けてもらった例もあるしな。4階が院長室、とだけ言っておくよ。ここだけの話、院長はたぶん闇取引のコネクションで患者を……ま、俺の知ったことではないけどな」
PC:「どうして狂人が徘徊を?」
医師:「俺にもさっぱりだ。今日は夜の当直だったから、ロビーでケモココアを飲んでいたら、突然騒がしくなり始めて……フリークスどもが他の連中を襲い始めたんだ。恐ろしい光景だったよ……」
PC:「フリークスはどこから来た?」
医師:「2階から降りてくるのを見たけど、何しろこの病院全体が精神病者(フリークス)の集まりだからな。どこのどいつが扇動したのかわからんが、まったくすごい数だよ。そういえば患者じゃない連中も混じってたような気がする。気のせいかも知れん」
PC:「心当たりみたいなものはない?」
医師:「心当たりって言われても、ここに居るのはどいつもこいつも狂人だぞ? いちいち挙げてたらキリがないだろ。どこから紹介すればいいやら……」
医師:「あぁ、この前、1人強烈なのが居たな。俺の担当じゃなかったんだが、自殺未遂とかで運ばれてくのをこの前見たんだよ。シルコめいてノドから血がドバドバ出ててな。こりゃ助からんな、と思ったんだが、次の日になると病棟に戻ってた。若くて目元の美しい患者だったよ」
PC:「彼女は今どこにいる?」
医師:「2階の突き当たりだな。自殺未遂してから個室に移されたはずだ」
PC:「名前は?」
医師:「なんて言ったかなぁ……たしかミジ……じゃなくて、そうだ。ハルモ=サンだ」
PC:「アリガト」
医師:「礼を言うのはこっちだよ。感謝してる。(ナガの話をした場合は)ハルモ=サンに用があるのか何なのか知らねぇけど、あんまり無茶すんなよ」


4:アサイラム2階


(2階には銃持ち3体と狂人スモトリ2体がいる)

【狂人スモトリ:万札1を所持 ステータスはスモトリヤクザと同じ】

(注意点:1階&2階フリークスは敵NPCも中立NPCも等しく万札無所持。トレジャーもシケてるけど、稼ぎを狙うなら3階や4階へ行けというPCへの誘導のため)
(この病院とソウカイヤにはほとんど接点がないのでどれだけ荒らしても怒られません。PCがソウカイヤにIRCで確認したらちゃんとそう言われます)
(2階最奥の扉からは小さく歌声が聴こえる)
(2階最奥の扉はニューロンの使いどころ。難易度〈NORMAL〉で判定。雰囲気を出すためのものなのでペナルティはなし)
IRC「解錠ドスエ」


5:ナガの病棟


(ベッドが中心にある。ベッド横のテーブルにお見舞い品らしきスシ:1。換金系トレジャーがあってもいいかも)

ナガ:「草木も眠るウシミツ・アワー。廊下から聞こえていたスモトリたちの声が悲鳴に変わり、すぐに《PCの人数》人の無法者がハルモ・ナガの病棟に姿を現したのです! ナガの目は恐怖に震え、思わず白いシーツを手繰り寄せますが、彼女は身を守る術を持ちません。先頭の《ナガに最も近い人物の性別》が鬼神めいたオーラを放ちながら口を開きます。「ドーモ、ハルモ=サン……」」

PC:「(アイサツなどする)(アイサツしたらナガのターンへ)」

ナガ:「《名前を反復》……! なんと恐ろしい名でしょうか。あぁ、哀れなハルモ・ナガ……。彼らはハルモをファック&サヨナラするために地獄からやってきた尖兵なのです……!」(やたら楽しそうに)

◆これが応答表だ◆


PC:「自分たちはスカウトに来た。ファックが目的ではない」
ナガ:「あら、そうなのですか……? ワタシ、少し早とちりしていたみたいですね。見たところフリークスでもないようですし、ニンジャでしょうか」
PC:「ニンジャを知っているのか?」
ナガ:「えぇ、知っています……。ニンジャは半神的存在。ジツとカラテを行使し、ネオサイタマの闇の中に潜んでいて……」
PC:「お前はニンジャなのか?」
ナガ:「えぇ、ワタシもニンジャです」
PC:「フリークスはお前の仕業か?」
ナガ:「いいえ? ワタシにはそんな大それた力、ありませんから……。きっと他の誰かがやっている。そうに違いありません。さもなくばこの様な百鬼夜行、どうして行えましょうか?」

:アサイラムにもう一度、甲高い悲鳴が響いた。どうやらインソムニアのものではなかったらしい。
PC:「スカウトに応じる気はあるのか?」
ナガ:「それは楽しいことですか? 楽しい物語があるなら、ワタシも同席させてください。ここは退屈で仕方ないですから……」
PC:「基本は使いパシリだよ」
ナガ:「あまり楽しくなさそうですね。もっとモータルを殺害できたり、悪いニンジャの心臓を抉り出したりとか……そういうものはないんですか?」
PC:「モータルを殺して好き勝手できる」
ナガ:「それは素晴らしいですね! 沢山の悲劇が待っている。そんな予感がします。是非ご一緒させてください」
PC:「ソウカイヤに入ればカネが手に入る」
ナガ:「カネ? ニンジャがですか? おかしいことを言いますね」

《ここからトンチキ問答》

PC:「お前をファックする」
ナガ:「あぁ、哀れなハルモ・ナガ。押さえつけられて、苦しそうに身を捩るも、敵うはずもありません……。焦がすような衝動にただただ身を貫かれているしかないのです……。行き着く先が死であるとわかっていながら、ハルモは必死に抵抗します。どうして? 彼女がまだ心の何処かで「生きたい」と願っているからでしょうか……」
PC:「俺はジゴクから来たダンシングモンスターだ」
ナガ:「やっぱりワタシはジゴクへ堕ちるのですね? ジゴクはどうですか? 世界中で苦しみが生まれ続けていますか? どうなんですか?」

《トンチキ終了》

PC:「ニンジャネームは?」
ナガ:「さぁ……? ワタシには何があるのでしょう? この部屋で何もない日々を過ごすことにも飽き飽きして、死ぬこともできずにただひとり、眠れない夜を過ごしていました。満月の光が眠れずにいるワタシの顔を……あぁ、そうですね。インソムニア(不眠症)なんてどうでしょう。ワタシは語り部。眠れない夜に、物語を探し、紡ぐもの……」
ハルモ・ナガ……いや、インソムニアが立ち上がると、自然とその病衣がはだけて落ちた。ひとりでに裂けたシーツが細く長く捩れ、白い身体へ蛇のようにまとわりついていく。おぉ、見よ。どこか中東神話におけるアリババ・ニンジャめいた装束が生成されていく。そこには口元をレースで隠したロングスカートのニンジャが立っていた。「ドーモ、インソムニアです。ヨロシクオネガイシマス」
ニンジャ名:インソムニア
【カラテ】:3
【ニューロン】:6
【ワザマエ】:4
【ジツ】:0
【体力】:3
【精神力】:6
【脚力】:3
装備など:スシ×1 精神安定剤×1(使い切り 精神1回復 売却不可)
備考:カラテに乏しいので、敵と距離を取りたがります。遠距離攻撃時は生成したチャクラム状のスリケンを投げて敵を攻撃します。指示がない場合は自分に一番近い敵へ、PCの指示があった場合は指示に従って攻撃します。所持アイテムはこのNPCの体力は1以下、精神は3以下になった時に自動で使用しますが、PCが「それくれ」って言ったら素直にPCへ渡します。逆に言わない限りは渡しません。PCがアイテムを渡せば使ってくれます。
常にテレビナレーターめいた話し方をしますが、だいたいはひとりごとで、話しかければ普通に応答してくれます。自分をも客観視するようなひとりごとが多いです。ひとりごとが結構うるさいと思う。場面に沿っていちいち書いていたらキリがないので、細かいところのセリフはNMに任せます(業務放棄)。

6:アサイラム三階


(三階は廊下の途中に難易度:NORMALの罠があり、ハッキングの必要があります。廊下の罠はフリークス用の物のため、注意書きがあるのでわざわざ調べなくてもわかりますし、地の文での解説が入ります)
(ハッキングに自信のあるニンジャがここで腕を振るってもいいし、インソムニアにやらせても構いません。失敗すると精神に1のダメージを受けます。難易度:HARDの回避難易度で突破もできますが、向こう側にレバーはありません)
(物理回避に失敗すると即座にネギトロです。慈悲はない)
(罠を越えるといよいよ重病者ゾーンです。5人の銃持ちフリークスがいますが、インソムニアがいるので、PCが3人とかなら苦もなく倒せると思います。3階のフリークスは万札:1を等しくドロップします)
(三階の病棟には3人のフリークスと1人のスモトリフリークがいます。スモトリフリークは万札:3をドロップ。2階までの大シケはなんだったのか)
(ついでに:インソムニアへの分け前は渡しても渡さなくてもいいです。特に好感度とかはなく、渡されなかったらそれを当たり前のことだと思うでしょう。彼女は金への執着はありませんが、渡すとちょっとだけ感謝してくれるかもしれません。インソムニアのリアクションはNMの裁量でお願いします)

7:アサイラム四階


(四階の廊下に敵はいません)
(廊下の中程に「院長室」と威圧的に書かれた部屋があり、その中にある棚を調べると金庫が出てきます。解錠はワザマエかニューロンで判定してください。難易度はHARD。ワザマエで失敗した場合は超高圧電流が流れ、回避難易度:NORMALの1ダメージを体力に。ニューロンで失敗した場合は回避不可の精神に対する1ダメージが入ります。開くと万札:49が入っています)
(急いで出て行ったからか、部屋は荒れています。大きな机の後ろの窓も割れており、そこから雨が吹き込んでいます。机の上には書類がありますが、文字が掠れてよく読めません。辛うじて「ニンジャソウル」「ソウルの人格」「実験」「脳死」「器」「転生な」「リー」などの文字が読み取れます。どうやら面妖な実験を行なっていたようです)
(金庫とは反対側の棚に置いてある白く威圧的なラッコの像は万札:1で売れます。破壊したり取得したり売ったりするとDKKが1d3で増加します。プレイヤーが誰も発見・取得しなかった場合、部屋を出ると自動的にインソムニアが所持していることになります。ちょっと気に入ってるみたいですが、後から頼めば貰えます。モノへの執着は少ないですね)(シーライフをたいせつにしよう。
(廊下の奥は隔離室です。PCはただならぬ気配をこの扉の奥から感じます。また、地の文の解説によって、なんとなくこの扉の奥に元凶がいるのだろうということがわかります)

:《n》人は扉の前に立った。扉からはただならぬアトモスフィアが漏れ出しており、おのおののニンジャ第六感は、フリークス騒動の元凶がここにいるであろうということを察知する。それと同時に「インソムニアを確保したのだから、ミッションは既に終了しているも同然だ」ということを思い出す。しかし、どうしたことか。彼らのニンジャ第六感は、ここから逃げる方がむしろ、相対するよりも大きな損害を被ることを告げているのだ……。

(インソムニアは積極的にこの中に入ろうとします。彼女はこの扉の中に渦巻くであろう物語が見たくて見たくてたまらないのです


8:隔離病棟=パンデモニウム戦


(病棟に入ると小さなベットが中央にあり、その周りを狂人スモトリ2体、銃持ちフリークス3体が取り囲んでいます。壁には1マス感覚で脱出可能な窓があります。部屋に入って状況説明を挟んだら即戦闘開始です)
ボスニンジャはベッドで寝ている少女です
(攻撃するたびに悲鳴を上げています。度合いはNMに任せます)

ニンジャ名:パンデモニウム
【カラテ】:10
【ニューロン】:15
【ワザマエ】:6
【ジツ】:9
【体力】:20
【精神力】:15
【脚力】:3
スキル:『連続攻撃2』『連射2』『不動』『状態変化』『ブラッドボルト・スリケン』『ルナティック・ジツ』『フーリンカザン(病棟)』
・『不動』……体力が12以下になるまでパンデモニウムは移動をしない。回避は可能。攻撃の方から避けていくイメージ。
・『状態変化』……体力が12以下になった場合、少女はニンジャ装束に身を包み、夢遊病めいた移動を開始する
・『ブラッドボルト・スリケン』……遠距離攻撃をする場合、このジツを使ったことにする。敵一体に遮蔽物や射程を無視した1d4の回避難易度:NORMALのダメージを与える。ジツの使用による精神力の消費はない。
・『ルナティック・ジツ』……攻撃の代わりに発動。攻撃されたPCのワザマエ値かニューロン値どちらか高い方に依存する回避難易度:NORMALのダメージ:2を精神力に対して与える。この攻撃で精神力が0未満になったPCは爆発四散しない代わりに、最も付近にいる相手へと連続側転接近し、近距離攻撃を加える。そのPCは攻撃を加えた後に精神力数値が0になるように数値を加算され、元に戻る。このジツを受けたPCが脚力などの問題で連続側転接近してもどのPC、NPCにも攻撃できないような場合、パンデモニウムはそれを事前に察知し、このジツを撃ってこない。
・『フーリンカザン(病棟)』……パンデモニウムを対象とするサツバツ!効果を伴うダメージの発生を4ダメージにする。
(戦闘の前に注意:もしニンジャスレイヤーがこのフィールドに乱入するようなことがあった場合、彼はPCを一時無視し、パンデモニウムを最大の標的とします。もしPCがニンジャスレイヤーを妨害した場合はその限りではない。そのあたりはNMの判断に委ねられます)

◆行動システムな◆


・『ブラッドボルト・スリケン』は敵NPCを貫通し、射線上に立っていた敵NPCは回避不可の1d4ダメージを負う。これによってPCへの威力が減衰するとかはないです。
・『ブラッドボルト・スリケン』は自分に最も近い敵PC、敵NPCへと使用されます。距離が同じだった場合は折角連射なので両方に撃ったりすると思います。
・『ルナティック・ジツ』は最も精神力が低い敵PCへと使用されます。ただし2ターンに1度しか使用できない制限があります。
・不動状態から状態変化する際に、パンデモニウムは1ターンをまるまる使って起き上がります。その間身体からはただならぬカラテの放流が迸り、いかなる攻撃やジツもパンデモニウムに影響を及ぼしません。この時NMはPCにただならぬカラテの迸りを告げ、今なら逃走することが可能であることを示唆してください。
・インソムニアは物語の終わりを見るまで逃げません。ここでPCが逃走を選択すると、インソムニアがソウカイヤに加入することはなくなります。
・体力を0にすると、パンデモニウムは爆発四散せず、攻撃をやめ、ニンジャ装束を解いてふたたび眠りにつきます。
《ちょうど残り体力0で撃破した場合》
:『……オヤスミ』ニンジャはそう呟くと、装束をバラバラに崩壊させ、床に倒れる。その背中から安らかな寝息を君たちは聞き取ることができる。
《その他》
:『グワハハハ! サヨナラ!』パンデモニウムは爆発四散した。バラバラになった黒いニンジャ装束が君たちの周りへ降り注いだ。そこにはもう少女の姿は無かった。

・パンデモニウムの体力を半分にすると「黒い塊」(換金可 万札:10で売却可能)がPCひとりにつきひとつ手に入ります。撃破するともうひとつづつ手に入ります。また、ちょうど残り体力0にできた場合は、「眠り続ける少女」を1つ手に入れます。これはアジトに置く(効果なし:ベッドが1つ必要)こともできるし、リー先生率いるINWに売って万札:100と変えることもできます。秘密裏のプロジェクトなので地位の上昇はありません。

・全行動可能PCによるパンデモニウムの撃破、又はパンデモニウムからの逃走により、シナリオは終了となります。

◆成功度◆

A:インソムニアを加入させ、パンデモニウムと交戦して全員生き残る
B:インソムニアを加入させる
C:インソムニアは加入させられなかったが、パンデモニウムと交戦する
D:インソムニアが加入しない(もしインソムニアがロール中に爆発四散した場合は自動的にこの結果となる)

【おわりに】
いかがでしたでしょうか。筆者はもうだめです。
このシナリオ内に登場するニンジャを活用したい、もしくはこのシナリオを追記してセッションしたい、というか追記してほしい、みたいな欲求がある場合は、まず気軽に三楼丸へと連絡してください。そんな重苦しい感じの話し合いにはならないだろうし、二言三言でこちらが許可を出して終わると思います。また、「ダイハードテイルズ」さん以外による無断の商用利用は一切不可とさせていただきます。
いじょうです。読んでくださり本当にありがとうございました。

参考及び原作:



(三楼丸)

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