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速読の苦手な僕の読書術

子供の頃から本が好きな割に読むスピードが遅かった。そんな僕でもある習慣をつけたら飛躍的に読書効率が上がりました。「そんなの知ってるわ」と思うかも知れませんが、僕にとっては絶対的なルールなのです。そんな平凡なルールを少し紹介します。


今年のゴールデンウィークは昨年同様に極力外出を避けています。つまり、本と向き合う時間が例年よりも多いかも知れません。これまで5日で15冊の本を楽しむ事ができました。多いのか少ないのか分かりませんが、1日に3冊くらいのペースです。空いた時間に少しづつって感じです。


そんな僕は読書で絶対しない(できない)ルールがあります。


✅ 飛ばし読み・斜め読み
✅ 音読
✅ 積読


しばしば速読術などで「飛ばし読み」とか「斜め読み」と言った忍術的な技術の紹介を目にします。何度やってみても僕には出来ないし、残念ながら記憶にも残りません。IQが低いからなのか、学生の頃に相当凹んだ記憶があります。


でも良く考えてみると、本の中で重要な箇所はわずか数%です。(小説は別)これを考えると、飛ばし読みや斜め読みをすることで重要な部分に気づかずスルーしてしまうリスクってありませんか? 疲れていたり眠気がある時などは特にその危険性が増してしまいます。


逆を言えば、わずか数%の重要な部分を確実に捉えれば良いと言うことになります。それで事が足りてしまうのです。


次にしない事として「音読」です。音読することで耳からも情報を「音」としてインプット出来る。そう考えると確かに理解度が深まる気がしますが、「音読」と「黙読」の有意差を明確に証明したエビデンスはありません。


僕の場合、音読する事で確実に読むスピードが落ちてしまいます。スピードだけを考えると、声に出さなくても頭の中で音声化すればブレーキにはなりません。ただ、暗記する場合だけは「音読」は有効です。英単語などは何度も音読して耳からインプットしましたから。


3つ目に「積読」です。何故か本は最後まで丁寧に読まなければバチが当たると思っている方が多い気がします。誰がその様に教えたのでしょうか? 確かに僕の頭の中にもその様にインプットされていました。


読んでいて「ん?」と感じたり「自分に不向き?」って思ったらプイってやめてしまっても良いのです。つまらない本を読んでも単なる時間の浪費です。この様な本こそ「斜め読み」でも良いのかも知れませんね。笑


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では、僕の絶対的読書ルールをご紹介します。


✅ 「はじめに」「おわりに」「目次」の熟読
✅ キーワードの目星をつけてマーキング(ハイライト)
✅  重要な章から読み始める
✅ メモを書く(アウトプット)
✅ Amazon Kindleでマーキングした箇所の整理


今まで読書をする時、本の初めから読んだ事がありません。製本を読むときは表紙についている「帯」で全体像を掴んでから「はじめに」を読み始めます。そして、重要だと思われるキーワードを探し印をつけます。この方法は中田敦彦さんもYouTubeで紹介されていましたので驚きました。


「はじめに」で全体像が掴めたら、今度は「おわりに」を熟読します。この部分は結語になるので、中身を読まなくても凡その内容は想像出来る筈です。そして次に「目次」を熟読します。ここでもキーワードらしき部分に印を付けながら「最重要」だと思われる章から読み始めますが、ここで重要なのは予測をしながら読むことです。


第3章、もしくは4章くらいに肝の部分が密集している事が多いですね。ここまでの所用時間ですが、読むのが遅い僕で凡そ30分くらいです。


キーワードの印ですが、製本の場合はダイナミックにボールペンで線を引きます。自分の本なので遠慮はしません。(図書館で借りた本はダメです)中田敦彦さんも同じことを言っていましたが、本を綺麗に保つ必要はありません。本は美術品ではなく、そこから知識を得る為のものですから。しかし最近はKindleを多用しているので、指でハイライトをつけることが多いです。


僕は「音読」の代わりにメモをとります。重要な部分をメモの様に書き出したり、場合によっては出来るだけ短文でサマライズしてアウトプットするようにしています。


この様にする事で記憶や理解度が飛躍的に向上します。重要だと思ったらメモを取ったり、章毎に要約してみることをお勧めします。


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もしもあなたがKindleを利用されていれば、Amazon Kindleのホームページで「メモとハイライト」機能(read.amazzon.co.jp)を有効利用すれば良いと思います。僕はevernoteとリンクさせて、最後にハイライト箇所を確認するようにしています。


読書に関して日本人は正直すぎるかも知れません。目的を良く理解した上で効率よく読書を堪能できれば、違った意味で一層面白く感じる事でしょう。


「noteにもハイライト機能があれば良いのになぁ」って思います。🌱



最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
引き続き、少しでもお役に立てる記事の掲載を心掛けます。🌱


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