酒蔵めぐりを楽しむ~滋賀の旅編
2024年10月23日(水)から8泊9日で西日本方面へ、のんびりとクルマ旅をしてきました。
旅行の目的地は、妻が行きたかった足立美術館と泊まりたかった境港にある「夕凪の湯 御宿 野乃」、そして私が42年ぶりに行きたかった松江城と出雲大社。
でも折角、出雲地方までクルマで旅をするのなら、行く先々で立ち寄ろうと考えたのが酒蔵めぐり。
6都道府県で11か所の酒蔵を訪問。
走行距離は1700キロ余り。
まずは『酒蔵めぐりを楽しむ~滋賀の旅編』です。
美冨久酒造
今回の旅、最初の訪問地は旧東海道水口宿にある美冨久酒造。
蔵見学ができるとのことでネット予約したところ、10月23日(水)は午後から団体さんの予約が入っているとのことで、午前10時からの蔵見学となりました。
なお、蔵見学は時間一組のみ限定で、蔵人さんの話しを私たち夫婦だけでじっくりと伺うことができ、とても分かりやすかったですね。
そして見学後は、試飲会。
私は運転手だったので、妻だけが試飲し、妻が飲みやすいと感じた純米吟醸酒や本醸造酒を購入。
なお、11月に入ると仕込みで忙しくなるとのことでしたので、新酒ができる頃に、また訪れたいなっと思いました。
ソラノ珈琲(サンドイッチ水口直売所)
蔵見学をしたあとは、ランチタイム。
美冨久酒造を後にし、信楽方面へ車を走らせていたら、手作りサンドイッチ直売所の大きな看板を発見。一度通り過ぎたのですが、駐車場には車でいっぱい停まっていて、たぶん味も美味しい人気店だと思い、引き返して入店。
私はとんかつサンド、妻はコロッケサンドをランチセットメニューで注文。
ボリュームたっぷりで、ほんと美味しかったですね。
信楽焼『谷寛』
この日は特に観光したいところを考えていなかったので、信楽焼きのお店を訪ねることにしました。
でも正直なところ、何か欲しいものが見つかれば欲しいとは思いましたが、やはり置物の陶器類は荷物になるので、ちょっと見るだけ。
また、酒蔵見学を兼ねて来ようかな。
太田酒造
そして、次の訪問先は、草津宿にある酒蔵『太田酒造』さん。
太田酒造さんのHPによりますと、江戸時代、三代将軍家光のとき、太田道灌公から数えて六代目の子孫太田正長が、幕命により越前福井藩から近江草津へ移住し、草津宿の政所としての公務を果たしながら、裏で大名の動静を探る「かくし目付」として幕末まで役割を果たし、明治維新後の明治七年に酒造りを始めたのことです。
また2階は太田道灌資料館があり、自由見学することが出来ましたね。
そして、ここでも妻だけが試飲、不盡蔵道灌の冷おろしと玉栄の2本を購入。その日の夜、1本開けることとしました。
なお、草津宿には本陣が現存するのですが、あいにく2025年3月までは耐震工事のため、休館とのことでした。
こちらもまたの機会に是非訪れたいとおもいます。
ポイントバケーション近江びわ湖
この日の宿泊先は、ポイントバケーション近江びわ湖。
スーパーハズイで惣菜や朝食用のパンなどを買い出しして、部屋で食事。
もちろん、晩酌は太田酒造さんで購入した「不盡蔵道灌」。
ポイントバケーションはワンコと泊まることができる会員リゾートで、以前ジャーマンシェパードを飼っていたとき、よく一緒に旅行へ行き、宿泊していたのですが、愛犬が亡くなってからは温泉のある施設を中心に宿泊しています。
今回、近江びわ湖は初めての利用となりました。
福井弥平商店
10月24日(木)、この日は兵庫県の日本側、城崎温泉へ向けてクルマを走らせるのですが、その途中で琵琶湖の西側、高島市にある酒蔵に立ち寄ろうと考えていました。
当初、上原酒造(不老泉)または川島酒造(松の花)を訪問する予定でしたが、前日蔵見学した美冨久酒造で「現在滋賀県と岐阜県のそれぞれ10か所の酒蔵をスタンプラリーしている」とのことを知ったので、そのラリーに登録している福井弥平商店へ訪ねることとしました。
江戸時代の中期、寛延年間に創業した酒蔵で、ホームページによれば、『近江の良質な米、比良山系の伏流水(甘みのある柔らかな水)を使用し、「酔うための酒ではなく、味わうための酒を」を信条に酒造りしている』とのこと。
ここでも妻だけが試飲、生酛作りの辛口の萩乃露を購入。
また、福井県の若狭熊川宿へ向かう途中、道の駅「藤樹の里あどがわ」にて当初行く予定だった上原酒造の「不老泉」と川島酒造の「松の花」も購入することとなりました~。
次は、『城崎温泉への旅編』です。