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一時帰国では買い物をしなくていい理由(居住地域による)

年に1-2回の一時帰国では、毎回居住国へ持ち帰る買い物に追われています。こちらの国でも日本製品は手に入りますが、ざっと3倍近くの価格となるため、日常で緊急のものを除き日本へ一時帰国した際にまとめ買いすることが多いです。
そのような中、今回の一時帰国時の費用を洗い出していたらとあることが分かりました。

確かに食品も本も化粧品も文房具も洋服も、日本のものは日本で購入した方が安いのは事実ですが、今回もいつものように優先度の高いものからしっかりと買い込みました。
こちらの国では手に入らないものや子どもの学用品などどれも日本で調達しなくてはならないものたちが大方を占めていました。

この春は夫をおいての帰省でしたので、滞在先や移動等も鑑み、スーツケースの数は大が2個。
帰りに荷物が増えればサブバッグ的なものやダンボールを調達して追加で
持ち帰ることも考えていました。
ダンボールを活用することは箱の重さを気にすることなく、重量ギリギリまでたくさんの荷物を詰められたり、かさばる衣類なども気兼ねなく梱包できる、というメリットがあります◎
一方でメリットを上回るデメリットもありました。

そもそもダンボールは自力で空港まで運ぶことができず
結局空港宅配等を利用して空港へ送ることになる。

今回は諸事情により3箱ダンボールでパッキングしたため、空港までの送料は何と7,000円程となってしまいました。。。
国内の配送料だけでこの金額。
でもタクシーで運ぶとなると更に高額なためそれは現実的ではありません。
その上、購入したものをパッキングする労力は易しいものではありません。

また、普段日本のものをオンラインで購入する際、海外へ送るために転送サービスを使うこともあります。
これまで何回か利用しましたが配送トラブルは一度もなく、こちらで買うことを考えれば送料が掛かっても割安です。
(送料等のことは国によって変わるため詳細は割愛します)

要は早い話、抜けがないよう梱包して出国前の慌ただしい中空港で受け取って持ち帰ったとしても、空港まで送る時点で結構な送料が掛かってしまうため、それならば転送サービスを必要に応じ使い、入手した方が良いのではないか?という考えに至りました。

私の場合はメインの滞在先である実家から空港まで、公共交通機関で1時間程度の距離なのですが、もし出国時の空港までさらに遠方となる場合は宅配料金が上がることも考えられます。
一時帰国の限られた期間の中で買い物やその発送にかかる労力や拘束時間を考えると、必ずすべて手持ちで持ち帰る必要はないという結論に達しました。

ただしその場合でも以下のケースは除きます。

・EMSでの発送が難しくない地域に居住していること
・航空輸送時に制限があるものはハンドキャリーで
(リチウムイオン系のものなど)
・子ども用品等優先順位の高いものは持ち帰りましょう
・居住国の税関を通過できない恐れのある金額のものは手持ちで
(転送サービスの場合は個人輸入と見なされるようで免税か否かチェックが厳しい地域もあるようです)

上記のように細かい制限はあるのですが、これまで一時帰国時に追われていた買い物から解放されると、もっと日本での滞在が有効な時間になるのではと思います。

捉え方は人それぞれですが、このような考え方もあるという一例まで。

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