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とおくへにげたい♨️旅館・ホテル宿泊記

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趣味の国内逃避行で訪れた温泉旅館やリゾートホテルの宿泊記をまとめています。
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#一人旅

別邸蘇庵(熊本・南阿蘇)宿泊記*2019年4月

阿蘇の自然の恵みを満喫しのんびり過ごせる離れの温泉宿 今回宿泊した「夢しずく温泉 別邸蘇庵」は、熊本・南阿蘇の「ホテル夢しずく」の別邸という位置付けで隣接している、全室離れ形式の宿です。8棟に16室ある客室はそれぞれ部屋のコンセプトや間取り、専用の半露天風呂の設えに違いがあり、好みに合わせて予約時に部屋を指定することができます。今回は数寄屋風の平屋造り「安曇野」というお部屋に宿泊しました。 [客室]満開の桜が迎えてくれる離れのお部屋 「安曇野」のお部屋は、ダブルベッドを

フラノ寶亭留(北海道・富良野)宿泊記*2019年1月

北国の大自然に抱かれた、大人のためのオーベルジュ 今回宿泊した「フラノ寶亭留」は、JR富良野駅から車で10分ほど山の方へ向かった先にあります。 エントランスを入ると、正面に一面大きな窓のあるロビーがあり、雄大な十勝連峰を一望できる景色が飛び込んできます。 ロビーの中央に置かれている長さ約11メートルもある一枚板のテーブルに案内され、濃厚でなめらかな自家製プリンをいただきながらチェックイン手続きを行います。 テーブルの上には天井から「ふらの牛乳」の牛乳瓶を使ったシャンデ

観水庭こぜにや(鳥取・鳥取温泉)宿泊記*2018年5月

市街地の真ん中にありながら、温泉旅館の情緒を楽しめる宿 今回訪れた「観水庭こぜにや」は、JR鳥取駅から車で5〜6分、徒歩でも10分程度の市街地の真ん中にある旅館です。車の多い大通りに面し、すぐそばに高架の線路も走っていて、とても温泉旅館があるような場所には思えません。しかし一歩館内に入ると、ロビーからは大きな池のある中庭が一望でき、ゆったり静かな時間が流れていました。 ロビーにて女性向けサービスの色浴衣を選んだ後、館内の説明を受けながら客室へと案内していただき、チェックイ

ホテルリッジ(徳島・鳴門)宿泊記*2018年3月

のどかな瀬戸内の風景に癒される美食のスモールラグジュアリー 今回宿泊した「ホテルリッジ」は、鳴門海峡に面した徳島県の島田島という小さな島の北部にあります。大正時代に鳴門で創立した大塚製薬グループが運営するホテルです。事前にお願いをしておけば、徳島空港と鳴門市内の送迎をしていただけます。 JR鳴門駅に到着すると、ホテルのロゴが入ったプレートを持ったスタッフが待機されていました。上品なグレーのセンチュリーでの出迎えに気分が高まります。 駅からは車で30分程度で到着しますが、

南紀白浜マリオットホテル(和歌山・白浜)宿泊記*2018年2月

歴史ある温泉の癒しを、最新のファシリティで堪能できるホテル 今回訪れた「南紀白浜マリオットホテル」は、2017年の夏に「リゾートホテル ラフォーレ南紀白浜」からリブランドオープンしたホテルです。南紀白浜温泉街の高台に位置し、夏には海水浴客でにぎわう白良浜が目の前に広がっています。 ホテルの送迎はありませんが、JR白浜駅から南紀白浜温泉の各ホテルを巡回する無料のシャトルバスを利用でき、また、南紀白浜空港からはタクシーで7〜8分ほどですので、公共交通機関を使ってのアクセスも便

亀の井別荘(大分・由布院温泉)宿泊記*2017年4月

優雅さと品格に満ちた、由布院温泉きっての老舗旅館今回訪れた「亀の井別荘」は、由布院・金鱗湖そばの広大な敷地に佇む旅館です。“温泉観光地”としての由布院ブランドの礎を築いた油谷熊八氏が、国内外の客人をもてなす別荘として大正10年に建てたという、大変歴史の古い宿です。送迎のサービスはなく、JR由布院駅からタクシーで5分程度、徒歩なら20分ほどで到着します。観光客で大変にぎやかな通りから一歩敷地へ入ると、途端に新緑の林が広がり別世界に誘われます。 苔むした茅葺きの門をくぐると、

TOBEオーベルジュリゾート(愛媛・砥部)宿泊記*2017年3月

「愛媛づくし」で非日常を創り上げた、センス抜群のオーベルジュ 今回訪れた「TOBEオーベルジュリゾート」は、砥部市の市街地からほんの少し山を上った場所にあります。江戸時代に造成された溜池「通谷池」のほとりに佇む瀟洒な本館と宿泊棟の2棟で構成されたオーベルジュです。あらかじめお願いしておけば、松山市内や道後温泉、松山空港など都合の良い場所へ送迎していただけます。 チェックインは本館のロビーで行います。黒でまとめられ、照明を落としたシックな空間で、大きな窓から見える外の風景が

十勝川温泉第一ホテル(北海道・十勝川温泉)宿泊記*2015年5月

洗練された雰囲気と細やかなサービスで、優雅に過ごせます「十勝川温泉第一ホテル」は、JR帯広駅から車で30分ほどの、十勝川沿いの静かでのどかな場所にあります。このホテルはさまざまな部屋タイプがある「豆陽亭(とうようてい)」と、2011年にオープンしたプレミアムな位置づけの「豊洲亭(ほうしゅうてい)」という2つの棟に分かれていて、今回「豊洲亭」のほうに1泊しました。 チェックインの手続きは豊洲亭専用入り口から入り、3階にある「プレミアムラウンジ」で行います。 豊洲亭には専用の