NINE TAROT 解説

NINE TAROT 概要

NINE TAROTは九枚のカードを使った占いです。
その象意や構成は『エニアグラム』をベースとしています。

エニアグラムとはギリシャ語で『9つの描かれたもの』という意味で、そこから『エニアグラム=九芒星』として使う場合もあります。

またエニアグラムは、『知性・感性・霊性・(身体性)』等の『人間の内面を構成する何か』の組み合わせから、人格や性格を分析し人生を豊かにする一つの指針とする方法論、精神分析としての使われ方が主たる活用法です。

しかし、医術や魔術としては似非科学と断罪されるケースも少なくありません。
またギリシャ哲学隆盛期に盛んだった、この世界の根元アルケー探しに似た安易な『九分類法』は、様々な要因が複雑に絡み合う人間の内面を説明するには、血液型占いと同じく無責任な暴論であるとも言えなくもないのです。

それでも『明日の天気がわからないから死のう』とはならないように、不確かな仮説を前提にしてでも、人間は前に進まなければなりません。
それは盲信ではなく実践の道、生きる道です。
その仮説としてならば、エニアグラムは非常に有効です。

そしてそのエニアグラム理論を利用した占いが、NINE TAROTになります。

カードの種類

9枚のカードの主な象意はカード自体に書かれています。なので『カードの意味を暗記』する必要は特にありません。またカードの絵柄や言葉から自由に連想し、意味を付け足して行く事も推奨します。

革命には何が必要？

無償の愛？それとも余計なお世話？

成功の秘訣？運かな？

アートは時に人を傷付ける

まるで人間がゴミのようだ！

兵士にも政治家にもなります。

坂を見ると全力ダッシュします。

力みなくして解放のカタルシスはあ……

座より始めよ……Zzz…

カードのグループ

9枚のカードは3つのグループに属します。
これは『脳・心臓・丹田』や『思考・感性・本能』等と分類される事があり、人間が持つ本質的なエネルギー源であると考えられています。

先を見据え調べ、広い視野で多くの選択肢を得られる事は、逆に迷いや不安を生む事もあります。その特性を活かすには行動力が大切。
ひとたび彼らが行動すれば、時代を動かす叡知として活躍します。

直感を重視し、他人の評価を大切にします。また理想も高く、自身の現状が理想から離れる事が何よりも苦痛になります。
時に理論武装する事や身体性を取り戻す活動も必要です。

無意識や身体感覚、目の前の現実を直視し行動する性質があります。条件反射のように体が反応して動く為、時に冷静な熟考が必要な場合もあります。
良く機能すれば、組織のリーダーに求められる資質とも言えます。

占い方